静岡県の名勝百景にも選ばれている「富士山御胎内清宏園」。
その中に「印野御胎内」という洞窟があります。
お年寄りの方々がよく訪れているけど、
短いわりにこの洞窟は結構ハード!
それには意味があるのです。
印野御胎内 |
この神社の横にこの御胎内洞窟はあります。
入り口 ![]() 入ったなりに驚くほど暗い。ろうそくをくれるけど、はっきりいってこの先持って歩くのは至難の業。 這いつくばって歩かなければいけないほど、狭く細い道がこの先には待っているのです。 ![]() |
狭くなる洞内![]() そしてここ、御胎内洞窟もその種の洞窟らしい。 洞窟を人体の内部に見立て、特に母体として、子宮から産道を通り、出産する過程をかたちどっていたりする。 安産のための神社の裏手に洞窟をよく見かけるのはこのためでしょう。 洞窟から出産される?ことによって生まれ変わる気持ちも含んでいるんです。 |
本殿![]() 「父の胎内」といわれる、わりと広い洞内を抜けると「本殿」という場所があり、 ここから「母の胎内」が始まります。 子返り ![]() |
「子返り」の穴に入るとあなたは胎児に戻ります。
さあ、本格的に狭い道(産道)の始まりです。 もう、ここまでくるとろうそくなんか持てない状況。 お年寄りがよく来ていますが、ちょっと大変そう。。。 ごろごろと這いつくばり、着ていた服はどろどろ・・・。 もう必死です。 やっと洞窟から出たときは、「産まれた〜」って感じ。 外の明るさで目がちかちか。 本当に生まれ変わった気分!! 生まれ変わりたい人にはおすすめ!(?) |
多幸穴
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