真空管試験器の製作法

真空管試験器の自作用参考資料です。
他にも新ラジオ資料館に参考資料がありますのでご利用ください。
三和無線測器SEM−20回路図
         SGM−17回路図

下記はラジオ技術教科書(昭和17年版)に記載の記事の転載です。


トランス B巻線 5V 5V 2.5V 1.5V
コンデンサー 2μF 2個
ソケット 抵抗 他。

試験データ−は下記のとおり。
VMの部分にテスター250Vレンジを接続します。
詳細な記載はありませんが、当時は内部抵抗1KΩ/1Vがテスターの標準です。
なおS2下側とはスイッチS2を下側に倒し、抵抗2KΩを回路に挿入する事を意味します。
S2上側はこの抵抗を短絡する事を意味します。

真空管 S2下側 S2上側 真空管 S2下側 S2上側
2A3 170 205 45 170 200
2A5 150 195 47 145 195
2A7 170 180 47B 160 200
2B7 130 185 56 115 175
12A 145 195 57 100 170
24B 120 165 58 145 180
26B 117 176 12F 215
27 130 180 80 210
35 150 185

現在ではトランスに6.3V 12.6Vの端子が欲しいですね。
この回路を工夫してみてください。

下記の回路は昭和28年6月号の無線と実験に掲載された真空管試験器 無測1001型の回路図です。
これにはテストデータ-がありません。
良品の真空管を試験して、自分でデータ-を作る必要があります。

2003年8月14日

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2006年7月2日より

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