カーチス C-46D コマンド   1/144                           

作 水野 志郎


カーチスC-46は第二次大戦中に米軍で使用された双発輸送機ですが、戦後自衛隊に供与され1978年まで使用されました。モデルは2種類の塗装に塗り分けられ、参照した図面も異なるそうです。ボリューム感のある胴体や印象的なオレンジの塗装などC-46Dの特徴がとてもよく再現されています。では作者のお話を伺いましょう。

作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
「私は見た!」シリーズ(TV的だ〜)自衛隊機バージョンです。注:「私は見た!」シリーズとは現実に実機をこの目で見たことがあるヒコーキのことです。
中学生の頃、航空祭に行くと必ず見たヒコーキ。いつか必ず作ると決めていた。(当時は1/50で) ようやく?年たってから思いがかなったわけです。

良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
全体的には良くできたと思っています。もちろん堂々たる自己満足! 残念なのはコックピットがついに不明のままに完成させたことです。最も良くできたのは「輸送航空団」の文字です。桐生の近藤さんの手作りのデカールです。ありがとうございました。(お願いしてから何年たったでしょうか?)

その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
このモデルの製作には2つの図面を用いました。「航空局の方はMA誌。「輸送航空団」の方は型だけ飯塚氏の図面です。皆さんどちらの方のコマンドがお好みですか?

作り始めの頃、飯塚さんから主翼についてご指導を受けました。おかげで自慢できる主翼に仕上がりました。心からお礼申し上げます。



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