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グラマンF9F-9とは、どんな機体ですか?
グラマンF9F-9はF9F-6クーガーの性能向上版として計画されました。初飛行は1954年7月。エリア・ルールを設計時から採用した初めての機体として有名で、上面から見ると「コカ・コーラ」の瓶の様にグラマラスな胴体は魅力的。後に、生産型をブルーエンジェルスが使用しました。
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作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
スケルトン・タイプの2作目として、上面から胴体の骨組/エンジン並びに主翼の骨組が観察できるようにしました。中翼機の為、主翼の取付に際し、骨組からピンを出して固定したが必然的に強度不足になってしまいました。従って、主翼を手で持つことが出来ません。
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良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
胴体はアクリル(0.5mm)で絞ってある為、その取付時に瞬間接着剤を使用すると内側が白濁することから、ネジ止めとしたが苦心しました。毎回の事でありますが、アルミ・パネルの貼り方、そして隙間の処理に技量と努力が”まだまだ”と反省しきりです。
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その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
TSR2/EE P1A/P1127/F8U-3 そして今回、上記の様に原型機の中でも特殊な機体を17年間作り続けて来ましたが、今後も会員各位の知恵を得ながら製作に励みます。「反省なくしては技量は上達しない!」これが私の基本です。
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○モデルデータ
機体名:F9F-9 (#138604)1号機
縮尺: 1/32
材料: 朴材及びアルミ(0.3mm〜0.4mm)
完成年月:H27/11〜H29/9(製作期間約2年)