メーヴェ(リアルタイプ)とは、どんな機体ですか?
メディアアーティストの八谷和彦氏が「風の谷のナウシカ」に出てくる架空の飛行具を実際に飛ばしてみたいと想い10年かけて作った作品です。2003年に1/2サイズの模型から始めて、ハンググライダーの訓練、初級滑空機の作成、超軽量動力機の訓練、初代エンジンでの滑走試験でのトラブル等を経て、2013年7月に試験飛行に成功しました。
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作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
前回「メーヴェ」を作ったときに一緒に飾ると面白いかと思い、作り始めました。羽の半透明感をだしたくて、半透明の部分を刳り貫き、透明のポリエステルを流し込み、リブの部分を削り銅線を埋め込んでいます。また、半透明感をだすために、透明部分はクリアラッカーと白を混ぜたものを吹き付けてみました。
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良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
光にかざすと、半透明の感じがよくわかります。操縦席(腹ばいで操縦)のハーネス関係がはっきりした写真がなく、リアリティが今一です。
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参考資料:「ナウシカの飛行具つくてみた」八谷和彦著 幻冬舎
ネット画像検索:「メーヴェ」
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○モデルデータ
機体名:メーヴェ(リアルタイプ)
縮尺:1/150
材料:朴の木、ポリエステル樹脂、金属線等
制作開始:2015年11月23日 完成12月10日