ポリカリポフ I-16       1/144

作 前濱 昭生


やはり面白い飛行機です。いかにも、鈍重そうな(でも頑丈そうな)飛行機ですが、大量に生産されたのは決して悪い飛行機ではなかったのだろうと思います。

製作の細かなところでは、脚収納部の表現と、カウリングのシャッターの表現に原型>型取り>複製>据付の手順を繰り返したことです。

アウトラインでは、コクピット後部の「背びれ」がイメージとなかなか合わなくて、苦労した点です。ここを触るたび、胴体側もラインの修正が必要となり、行ったり来たりの繰り返しでした。(単に経験・技量不足の暴露ですが@笑)

不思議なのは、脚カバーでした、結局この部分の「ヒンジ」がどうなっているのか未だに明快な結論と言うか、事実は判明しておりません。 脚カバーが微妙にカーブしていて、開いたときに隙間が出来るのですが、ヒンジは1箇所なのか、2箇所なのか2箇所なら、どんな機構で開くのか。 ご存知の方、ご教授願いますm(_)m

現在もパテによる複製を行いできるだけ「完全体」に近づけたいと思っていますが。 ちなみに、塗装に関しては全体を白で塗装した後、文字や国籍マークを塗り残すように行っています。


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