バンコク シャングリラ・ホテル深夜。

「ピンポ〜ン」と部屋のベルが鳴った。
「何だよこんな時間に、娼婦の営業かよ。」と思いつつ無視していた。
「ピンポ〜ン」 とまた鳴った。・・・・・・無視!
「ピンポン、ピンポン、ピンポン」
「うっさいなぁ」ドアの方へ行き、端に体を寄せて(スパイ小説の読み過ぎ! !)ドアノブを握り「Who are you?」・・・・
「わしゃ、わし。はよう開けんかい!」
「なんやAかいな、もう午前3時やぞ、どこほっつき歩いていたんや。下のロ ビーからでも電話してこんかい」
ハッキリ言って、寝ぼけていたので相方が来たという想定は全くしていなかっ た。
どちらかと言えば眠りを妨げられた怒りのほうが大きかった。
「エア・インディア8時間遅れや、今さっきバンコクに着いたんや・・・疲れ た」
結局成田で出発まで10時間も待っていたそうである。
原因は帰国するインドのVIPの到着を待っていたからだそうである・・・・合 掌!
まぁ、トラブルメーカーのamanoなら不思議はないだろうと・・・気の毒なのだが 、笑いが止まらなかった。

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