−はじめに−
パチンコは釣りに似ていると思います。釣れる場所がある程度決まっています。しかも出る時間帯がある。途中から参加する場合、全体を見渡して、今日の一番調子のいいところでやったほうが結果がいい様な気がします。隣の人が出始めたら、ほとんどの場合すぐに移動した方が無難です。
- パ チ ン コ ベ ス ト 3 −
*その1: その日は、日曜日で混んでいた。人気台は一台も空きが無く、他も出そうなところは人が入っていた。空きを探していると目の前の人が急に立って帰っていく。とりあえず、座った。2.3度回したら、大当たりになった。さっきの人はまだ出口を出てないかもしれない。3連ちゃんだった。その日は、出終わったらすぐ帰った。
*その2: 私は、台をすぐ変わる方だ。当時そこのパチンコ屋は出る時間が決まっていた。午後の7時。しかも軍艦マーチがなる。6時50分までによい台を探して、7時になるまでたらたらと待つ。波のように、大当たりが台の並ぶ列を走る。列でも、1個おきとか、2席ごとに大当たりが来る。これは、何回か行ってわかった。しかし、あまり出ないときは、まったくわからない。しかし、調子のいい日(出しているときは)は、手に取るように分かった。一度どうなるか試してみた。時間は6時45分。大当たりしていた。しかし、もう出ない気がしたし、あのパターンに入る時間なので、思い切って場所変えをした。するとなんと大当たり。この調子だと、次は、1つ置きか、2つ置きに当たりが来るはずだ。いすを2つ開けて座った。これが大正解だった!しかも2連ちゃん!すかさず、次に思ったのは、後ろの列が出るはずだと。真後ろか、左右1個どっちの席にずれるか迷ったが、思い切って選んだ席がなんと大当たりだった。その日は神がかっていた。しかも、動いた台は、当たりが出ていなかった。まわりの人はあっけにとられていた。どうしてあの人は出
るのだろうとおばさんなどは感心していた。
*その3: 玉を打っていると、玉が詰まることがある。最近は,たたいて落とすと怒られるが。当時はドンドン叩くか。店員さんを呼んでいた。すると、だいたい、玉を1個か2個入賞口に入れてくれる。しかし、当日は詰まっても、放って置いた。だんだんつながっていって、中央の入賞口に入る確率が上がりそうな気配がしたからだった。普段は大半が途中で崩れて、残念な思いをするのが常だが、その台は思ったよりしぶとい台だった。そのうち、真ん中にある入賞口に入る玉が多くなり、最後にはほとんどの玉が入るようになってしまった。あまり出過ぎるとまずいとすぐおもい、打つ間隔を長くした。見つかったらまずいかなと思い。手で隠しながらやっていた。それでもすぐ下のトレーがいっぱいになるほどだった。どうするか困っている頃、後ろから店員さんが来て手をどけた。入賞口に玉は、入れてくれなかった。