音楽・読書・映画


−音  楽−
 子供のころの歌謡曲は息が長い曲が多かった。ヒット曲といわれるものは、みんなが知っていて、世代間のギヤップなどなかった。今は、価値観の数だけ音楽があり、世代により聞く曲がぜんぜん違う。小学校の頃は、なんとアグネスチャンのファンだった。今となってはどうしてかわからない。流行歌は好きだったが、歌手の好き嫌いで、曲の好き嫌いは決めなかった。中学2年の時、音楽の時好きな曲は何かという問いに、モーツァルトのニ短調.K466のピアノ協奏曲が好きだと書いた。最近、縁あってモーツァルトのCDを10枚以上買ったり借りたりして聞いている。ピアノ協奏曲20番を聞き直しているがやはり気に入っている。高校生のときは、ほんとうに音楽が好きだった。今となっては、どうしてあんなに夢中だったか分からないガ音楽鑑賞が趣味だった。聞いた曲のほとんどは、POPSと言われる英語の曲だった。当時は、いい曲が多かったと思う。カセットデッキを購入した。暗闇で付けるとメーターがきれいだった。メタルテープの出始めで、メタルテープが聞ける普及1号機と言えるものだった。テープは1本1,500円もした。高かったが1本だけは買ってみた。ノーマルの音楽テープが550円だった。消して何度も使ったりしていた。今はメタルテープでも300円以下で売っている。便利にはなったが、テープがかわいそうというか、何かありがたみがなくなった。カセットデッキを購入してもっぱらしたのが、エアチェックだった。FM放送の5端子のアンテナを屋根に建て、ケーブルも3C−2Vでなく、5C−2Vにした。当時のFM放送は、曲の演奏中には言葉を入れなかった。それがマナーだった。ありとあらゆる曲を録音しまくった。誰よりも早く新曲を知っていたと自分では思っていた。チューナーもFM専用機を購入した。現在も朝の目覚ましに活躍しているが、最近はステレオセット自体が、大きな目覚ましと化してしまった。長年使っていたアンプが壊れたとき、安いステレオセットにする気はなかった。音楽鑑賞が趣味だった人としては、たとえ目覚まし代わりでも譲れなかった。面接の時の趣味は、釣りと音楽鑑賞だった。集団面接で、音楽は誰も聞くので趣味には入らないと言う、不埒な者がいて、妙に反感を持ったのを記憶している。
  CDも出始めに買った。 今も使っているが当時はシングルCDは無く、この機械ではアダプター無しには聞けない。エアチェックが好きだったのでというか、お金が無かったのでレコードは買えなかった。そのため、レコードの延長線上にあるCDはあまり好きでなかった。CDを聴くのでカセットは聞かないとか言う人には、今でも何か違和感がある。現在も、カーステレオの世界ではカセットが現役なのがうれしい。。
 最近でもないが、MDが出た。これは気に入ってしまった。昔の血が騒いだのか。単体据え置きを1台購入した。車にもCDチェンジーの他に、いち早く6連のMDチェンジャーを搭載した。MDの定価が95,000円程していたので最初は手が出なかった。半年後、同一機種が2万円値下げされて、発売されると、店頭で半額近い値段で売られていた。飛びついて買ってしまった。携帯MDも買った。あまり使わないが、英語のお勉強には、カセットより能率的だと思う。大ブレイクすると思った。当時MDは5枚で5,000円ぐらいしていた。当時と言っても、ほんの数年前のことである。最近の録音MDの値下がりは嬉しいものがある。テープの場合と違うのはどうしてだろうか?
 最近は録音再生できるDVDが出たという、これからは映像が入らないとだめな時代かも知れない。今のパソコンはDVD−ROM付きだ。先日、DVDを借りて映画をパソコンで見た。冷蔵庫で映画を見たり洗濯機で映画を見たりする時代が来そうである。

−読 書−
子供の頃は伝記ものが好きで、日本書紀の時代物も好きだった。
高校時代、音楽に並んで本をよく読んだ。日本の文豪の小説はだいたい読んだ。
外国の小説も結構読んでいたが、目が悪くなったので遠ざかってしまった。
−映 画 館−
映画館の会員になっているが、年に3回ぐらい見る程度である。
レンタルで見た映画で”南プロバンスの12ヶ月”というBBCがつくった映画があるが
これは結構気に入っている。

                         


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