ソ フ ト ボ ー ル ・ サ ッ カ ー


小さい頃は、暗くなるまでよく遊んでいた。朝、仲間が呼びに来ると帰りは夕方だった。小さい頃から体が大きかったので、遊ぶのは先輩が多かった。夏はソフトボール、冬はサッカーをしていた。柔道も好きだったがやる場所がなかった。ソフトボールは、人より早く始めたので学校対抗の球技大会では学校代表だった。しかし、守備はへただった。最初は、ショート。そこが首になり、ファーストに、ここでも、うなってくる癖玉は取れなかった。次に、セカンド。そしてレフトと、試合のための練習を放課後重ねる内に場所を転々とした。100本ノックも受けた。1,000本ではなかった。1,000本なら今ごろいないだろう。レフトの守備は、後退して取るのは奇跡的といわれたが、前進して取るのはへただった。結局セカンドに固定された。盗塁の時は、ベースに入って、さす役まわりだった。セカンドは、ランナーが通るのですぐ地面があれ、イレギラーが多い。ほとんど体で受けていた。でも、打順は3番だった。守備がへたでも、こっちで残ったかも知れない。しかし、あまり打った記憶はない。しかし、当たれば飛ぶ。一発の男と言われていた。町の小学校対抗のソフトボール大会では優勝することができた。このとき始めてユニフォームも着た。はじめてユニフォームを配られたときは、とても嬉しかっ た。黒のソックスも印象的だった。当時としては大変めずらしかった。背番号は6番を自分で選んだ。ドッチボールもけっこうはやった。ぶつけるのが好きだった。大きかったので、ボールの威力もあった。ある日、あまり知らない先輩が来てどっちが威力があるか勝負しようということになった。彼のボールも威力があった。自分も負けずに投げ返した。その後どうしたかぜんぜん思い出せないが、これだけ妙に覚えている。

                    


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