茨 城 ・ 牛 久 観 察 の 森


 始めてバードウォッチングに参加したのが、この労働組合主催の「バードウォッチング教室」だった。後援をつくば農林野鳥の会がしていた。鳥など今まで全然関心がなかったが、何事にもやったことのないものにチャレンジすることにしているので、バードウォッチングにも挑戦することにした。牛久観察の森に行ったのは平成6年の5月14日だった。この教室は、事前にバードウォッチングについての講義が1日あり、2日目が野外での観察でわかりやすい教室だった。観察の森には、ネイチャーセンターがありレンジャーが常駐しているようだった。その日確認された鳥のリストも入り口のボードに載せていて、まるで鳥を飼っているようだった。ちょっと関心してしまった。観察の森だけあって、木から草花、鳥と、いろいろなものが観察できる。説明は、鳥のことばかりでなくいろんなことに及んだ。こんなことを知りたかったと改めて思った。いなかに育ちながら、自然のことについて何一つ知らなかった。この日は、いろいろ鳥が身近にいることを知ったが、とりわけカワセミをはじめてみた。ハイド(観察壁)の窓から狩りをしているところが観察できた。そこには、大型の望遠レンズを付 けたカメラを持った人も、シャッターチャンスを待っていた。こんな趣味の人もいるんだと思った。当日のパンフレットに、つくば農林野鳥の会入会案内が入っていた。入会することにした。

              


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