常陸七福神めぐり


工事中

七福神めぐりの歴史は古く、1400年ごろにはあったということが記録でのこっているそうである。常陸七福神めぐりも、古くからあったものを近年復活したとのことである。茨城県の霞ヶ浦周辺にあるお寺・神社からなり、地図を見る限り一日では回るのはたいへんそうである。常陸七福神には笠間稲荷、筑波山神社それに関東の清水寺として有名な?西光院が含まれている。平成14年1月5日土曜日9時出発する。10時30分逢善寺に到着した。新利根村にこんな大きなお寺があるとは知らなかった。書院庫裡も立派である。境内に人は誰もいなかった寺の人も見あたらない。七福神めぐりなどしている人はいないようである。書院庫裡まで探しに行った。寺の人に話を聞くと昔は僧侶の学校だったという。江戸時代は関東八ケ壇に数えられ(川越の喜多院と同じ)たそうである。案内パンフには、昔は10万石の格式を誇っていたという。寺の大きさも納得できた。
 次に潮来の長勝寺に向かった。車でのお寺参りはオリエンテーリング的な楽しさがあるが、今回はカーナビを使ったのでその楽しさはない。少し残念であるが、地図を見ながら行く煩わしさはない。楽すぎか?このお寺も大きかった。この周辺の信仰を集めていることはすぐ想像できた。駐車場から行くと山門を通らずいけてしまう。山門まで戻って入ることにした。長い参道は山門の外の町屋の道の向こうまで一直線にのびる。重要文化財の鐘、芭蕉がよんだ梅の木があった。苔の庭は歴史を感じるものだった。部屋に案内された。
 3番目は玉造町の西蓮寺にいった。山門の仁王門は鎌倉末期の物で重要文化財になっているという。大イチョウも印象的だった。約700年前にの蒙古来襲の戦勝記念としてたてた相輪 は印象的だだった。本堂はどこにあるかわからなかった。ここもベルを押さないと人が出てこなかった。訪れる人が少ないのであろう。帰りがけ子供にあったらあいさつをしてきた。ここの寺の子供だろうか?昼を過ぎたので讃岐うどんを食べる。笠間稲荷神社に向かう。正月と言うことで神社の前の道はごった返していた。いままでとは雲泥の差だ。出店が並んでいる。すこし離れた大型駐車場に車を止めて歩いた。大黒天は神社の傍らに安置されていた。大判焼きを買って食べる。
五番目に岩瀬町の月山寺に行った。ここも大きなお寺である。どの寺もご本尊様の他に七福神をまつるといった感じでメインではなかった。いままで行っているお寺まわりと違うことが認識できた。おみやげものが充実していた。子供が手伝いをしていた。小槌とふくろうと水晶のお守りを購入した。6番目の西光院に向かう。時間が少なくなってきた。途中雨引き観音があるので違う道を使っていくことにした。途中の山道から、関東平野が一望できた。
最後の筑波山神社にカーナビをセツトすると、納経終了時間と同じだった。現地は、かなりの人手で今日はすこし遅れても判ぐらいおしてくれそうな感じだったが。時間はぎりぎりセーフだった。あたりは薄暗くなっていた。