− わかさぎ−3 −
日 時:平成12年2月10日土曜日
場 所:群馬県・赤城大沼(赤城山)
アクセス :つくば市−岩井−境−加須−17号−
行き:142.5KM?
所要時間:行き2時30分発−5時50分着
釣れた数: 1匹
総 合 計 :10匹
料 金:一日500円。
気 温:−7度〜?
し か け: 5本ばり、秋田狐3号、下ハ゛リあり。
標 高:1400???
−7度は寒い。鼻がすうすうした。今年は茨城でも数回雪が降ったが赤城山も去年よりだいぶ雪がある。氷上は雪が多くむぐって非常に歩きづらい。6時始まりであるがきょうは人数が半端でない。途中ツワー客のような釣り人も来ていた。釣れるのは午前8−10時だという。8時ごろまでは太陽が低くねテントの中でも寒い。去年もそうであるが氷あけは突き槍
のを借りる。薄氷がはった人のやった後をやる。今日は前日あまり寝ていないので釣りにならなかった。
3回目にしても当たりはよくわからない。最初はあたりがあっても乗らなかった。周りの人も連れてないようであちこちでボヤキが聞こえた。釣れないと言いながらも常連だと相当釣っているらしい。1匹釣ったとき他の人のしかけが丸ごと釣れてきて2段重ねて釣った。後日テレビを見たら、棚は底でなく30CM切ったくらいがいいそうである。誘った後ユーックリ竿をあげたとき釣れるそうだ。帰りはササヤのソバを食う。雷神ミックスとかいう5段?重ねのソバだ。1500円。
− わかさぎ−2 −
日 時:平成12年3月 4日土曜日
場 所:群馬県・赤城大沼
アクセス :つくば市−岩井−境−加須−17号−
行き:158KM
所要時間:行き2時29分発−5時50分着
釣れた数: 3匹
総 合 計 : 9匹
料 金:一日500円。
気 温:+5〜−5度?
し か け: 7本ばり、秋田狐3号、下ハ゛リなし。
標 高:1400???
今回は、ルートを変えてみた。加須からはバイパスを利用すると広い道で行ける。距離は少し遠そうである。場所は前回と反対方向のスケートリンク脇でやることとする。赤城山を登る道はぜんぜん雪が無く、夏タイヤでもぜんぜん大丈夫そうだつた。5時50分に付いたが、日が延びたのですでに明るくなっていた。何より風が無いのがうれしい。気温は低めだが寒さは感じなかった。今日は、テントの中をくりぬいたので、テントの中で釣りが出来るので寒さ対策は万全である。リンク脇はすでにたくさんの人が釣りをしていて、すいているところでやることにした。誰かがあけた穴を利用してやることにした。今日はだいぶ氷が厚くなっているので、槍型の穴あけ器ではたいへんだ。誰かがやった後は、表面の薄氷を割るだけでできる。最初は暖かくテントもいらない感じだった。しかし、時間がたつつれ氷上なので寒くなってきた。今日は家族連れとか、仲間と釣りに来ている人が多かった。駐車場から一番近いところだからかも知れない。あたりがあって小指ほどの小さなワカサギが一匹釣れた。前回最初に釣れたほどの感動はなかった。以後しばらくあたりが無く場所を変えることとした。
赤城神社に近い、辺に移動した。荷物をコンパクトにしないと移動はたいへんだ。ここでも誰かがやった後を利用。少し大きなワカサギがしばらくやっていると釣れてきた。まだ写真を撮ってなかったので穴から出てくる様子を写真に収めた。昼は少し薄明るくなってきた。テントの中の気温は急上昇、防寒服を脱がないと厚くて入っていられなくなるほどだった。あたりの方は、途中、小指ほどのワカサギがスレでひっかかって来ただけであたりというあたりはなかった。
鼻の調子が悪い、花粉が飛んでいるかも知れない。外はいつの間にか雪が降り出していた。急に寒くなったが、防寒服を着込めばぜんぜん寒くはなかった。さすがテントに穴を開けただけはある。今日は結局3匹に終わった。ワカサギ釣りはますますわからなくなった。今回は新しい小さいてばね竿を使ったが、赤城大沼で売っている専用の竿と仕掛けを使った方がよかったかも知れない。帰り道は雪道が懸念されたが、降ってもすぐ解けて濡れているだけだった。それより花粉症の方が急激にひどくなった。高度が高いと耳は、気圧の調整がたいへんだが、鼻水が出るのですっていたところ耳がおかしくなった。耳には過酷だった。あぶなく耳を壊すところだった。注意が必要である。花粉症の時期は飛行機とか乗る時は注意が必要だと思った。帰り道にある"ささや"というそば屋に寄った。昔風のどっしりとした作りで、食事が出てくるまで時間はかかったが、うどん、そぼのミックスを頼んだが満足出来るものだった。耳がおかしくてもおいしかった。
餌の付け方と、魚の棚を見つけることが重要だと思った。ある程度釣れなかったら頻繁と言わないまでも移動するのもいいかも知れない。
餌 紅さし、チーズさし。ラビット。
赤より白。ラビットがいいようだったがよくわからなかった。
− わかさぎ−1 −
日 時:平成12年1月22日土曜日
場 所:群馬県・赤城大沼
アクセス :つくば市−石下−岩井−境−高崎−前橋
行き:150KM
前橋−佐野−渡瀬遊水池−境−岩井−水海道
帰り:150KM
所要時間:行き3時発−6時30分頃着
帰り2時40分−6時50分頃
釣れた数: 6匹
総 合 計 : 6匹
料 金:一日500円。
気 温:−5度
し か け 7本ばり、秋田狐3号、下ハ゛リなし。
金曜日に、大型釣り具販売店にワカサギ釣り用品を見に行くと、何と売っていた。つくば周辺からも釣りに行く人がいるようだ。もっとも、氷上でなければ霞ヶ浦は有名である。竿は、穂先とガイドを購入し自作することにした。以前高知でタイ釣りに行くのに、作ったことがあった。しかし、行く前日に竿を作るとは思わなかった。わかさぎ釣りは、寒いのでテントが必要で、現地で借りると一日2,000円するという。へらテントを購入して代用しようと考えた。これなら、へら鮒釣りの時使えて、10回行けば元が取れる。へらテントは19,800円だった。
当日は、3人で行ったが家まで迎えに来てもらった。3時出発。赤城大沼は標高何メートルだろう?山の登り口付近で、大沼まで8キロの看板が見える。結構な上り坂の山を登るルートで、登るにつれて雪が降ってきた。急激に高度が上がっているようだ。あたりは、にわかに雪国と化した。予報は良かったので、こうなるとは思っていなかった。車はレガシーの四駆に、今年買ったばかりのスタットレス(ブリザック)ということで、装備に心配はなかった。道では、数台の除雪車に会う。
谷沿い、眼下に赤城大沼が見えてきた。坂を下って目的地の旅館に到着。沼といいながら結構大きい。あたりはスキー場の風景と同じだ。車外は雪が積もってサンダルでは降りられない。沼面を見て見ると、まだほの暗い中たくさんのランプが見える。もう釣りをしている。沼面に浮かぶテントのランプの灯りは、幻想的な雰囲気を漂わせている。寒そうだが、なんかほのぼのとした灯りでもある。すぐ近くの山の斜面は、小さなスキー場になっている。帰りがけ見てみると、家族連れがそり遊びをしていた。スキー客もいた。旅館がやっている売店で下記のものを調達。
釣り券500円(釣り券販売所)
レンタルテント1人用1,500円でした。
餌 紅さし、白さし120円、チーズさし300円。ラビット?
氷穴あけ器500円
その他、竿、氷取りもレンタルしているようである。
沼は水深の浅い、浅場より深場(深んどといっていた。)がいいそうで、氷上を歩く。結構歩いた。深んどは遠かった。しかし、雪が積もっているので氷の上を歩くと言った感じではない。それでも沼の中央部分の、風のあたる場所では氷が姿を見せ滑って危ない。深んどはたくさんのテントが張られていた。テントを張ろうとするが、強風でたこ揚げ状態となった。レンタルテントはそり付きで、重い板が付いていて飛ばされない。また、アコーディオン式の風洞は、強風に影響されずにセットすることができる。さすが、専用レンタルテントだけのことはある。ちょっと失敗したかなと思いつつ、へら用テントをセットする。それでもワンタッチ式なので、少し風がおさまったところで急いで立てた。組み立ては超簡単である。専用のテントは、半分が座るところ、半分は氷で上をテントでカタツムリ状に覆うようになっている。そのため、中で外の風に影響されずに釣りができる。私もへらテントの中央をくりぬこうかとも思ったが、今日はとりあえず新品なので、外に向かってやることにした。自作の竿は、細身の柔らかい穂先にガイドをつけているが、小さいガイドは道糸と共に上がってきた水が凍って、すぐ糸が動かなくなった。もっとも、穂先から先の道糸は、手で引くので凍っても問題はない。
途中、釣りをしていると釣り券を購入しているか確認する人が数人来た。釣り場でテントをトントンと急に人が訪ねて来たら、券を見せないで、魚が釣れたか聞きに来たかと思って魚を見せてしまうかもしれない。こんな所まで見に来るとは思わなかった。いい機会なので、どう釣るか聞いてみた。第一声は、もっと小さな竿でやらないとあたりが分からないといわれた。竿の長さは、50−60センチ程だが、20センチほどの小さい竿がいいらしい。魚は、上に小さく竿を立てて誘って、止めた時にかかるようである。餌は頭とは反対の堅いところにチョンがけするそうだ。魚の棚にあわせて、底から上に3メートルぐらいの範囲をワカサギの回遊にあわせて釣るらしい。
途中からますます強風になり、テントから出るとテントが飛ばされそうで外には出られなくなった。テント自体が壊れるのではないかという風も時々吹く。四角のテントは風抵抗が大きい。ワンタッチテントは、組み立てが簡単だがつくりが柔だった。そこで、風の影響が少ない大きいテントを張った人の風下に移動することにした。人によっては、サッシ付きの小型プレハブ風の家でやっている人もいた。結局移動先は、風は弱くなったが1匹もつれず元の場所に戻る。
しばらくして、隣でやっている人が仲間と話を始めたので、どう釣るか聞いてみた。釣っているときは、テントに隠れているので声をかけられない。その人は去年から始めたそうで、今年は今日で7日目と言っていた。調子よく答えてくれたので話しかけてよかったと思った。どうも、ほんのかすかなあたりをあわせて釣っている様だった。実際どんな感じか仕掛けを指差して説明してくれた。インターネットで、道糸と水面が接する所が表面張力で少し盛り上がるが、その部分が”ぷるぷる”としたらあわせると書いてあったが、まんざら大げさでもないと思った。その人は、もう30匹以上釣っているようだ。まだまだ、初心者なので釣れる人の半分程度しか釣れないとも言っていたが、十分釣れていると思った。私は、4匹しか釣れてなかった。その人は、20−30センチの短い竿を使っていた。道具もいろいろと工夫していて、穴の上に直径12センチ?程のエンビの丸いパイプを載せ、その上に竿を置いていた。テント内も改良されているようだった。
朝方は強風で曇っていたが、日中は幾分風も弱くなって天気も良くなってきた。天気が良くなったら、逆に魚の方は釣れなくなってきたようだ。9時過ぎごろまでが勝負らしい。
釣り方
誘いのかけ方:(2.3秒短く誘って1.2秒止めたところにかかってくるらしい。)
ハ リ:秋田きつね2号。2.5号だと大きいと後で知った、3号を使っていた。
水 深::17M以上あるという。ワカサギは小指サイズとすごく小さいのであたりが小さいのもうなずける。
テントもペグを打てばよかった。後日、ペグ打ち、抜きハンマーを購入、現在テントの中央に穴をあけるか検討中、あけると雨の時水が入りそうだ。帰り、売店でなめこそば(750円)を食べていると、警察から電話があったらしく。主人が、車が雪の坂道でダイビングしたので、帰りは必ずチエーンをするようにと言っていた。チェーンは持ってなかった。
慎重に帰ることにしたが、道には、予想したほど雪はなかった。道は日陰で凍っていそうな所もなく、”がさねた”かなと言っていると、雪道の終わりの辺で、軽ワンボックスが側溝にはまっていた。警官がチエーンをしているか見ているような気がした。
山を下りると、下は雪のない普段の町があった。現実に戻ったような気がした。