エンジン始動直後にエアコンを入れると
・コンプレッサーが頻繁にON/OFFを繰り返す。
・内気循環にしてると、OFFになると同時に解除され外気導入になる。
・何回かSWをON/OFFしていると通常通りに継続して冷気が出てくる。
ACを入れたまま暫く乗っていると継続して冷気が出てくるようになるけど、
一度エンジンを切って再始動して入れるとまた同じように効いたり効かなかったり。
この症状、コントロールパネルやコンプレッサーの交換を行ってもなおらず。原因がわからず放置すること数年、「冷媒温度センサー(サーミスタ)が悪さしているのでは」との情報をいただき、交換に踏み切りました。
日産純正部品としての名称は「インテークセンサー」と書かれているけど、FASTでは「サーミスター」とも表示されている。正式名称は何なんでしょう?
部品番号 | 部品名称 | 値段 | D.I.Y. |
27723-05U10- | インテークセンサー | 1,260円 | 約30分 |
サーミスタとは、クーリングユニット内の温度を計っているセンサー。
ユニットの冷えすぎを感知するとコンプレッサーに電気が回らないようにするものです。
■今回交換するセンサーが付いているクーリングユニットはグローブボックスの裏にあります。よって、まずグローブボックスを外します。赤点のネジ2個を外してグローブボックスを開ければ外れます。グローブボックスの中は空にしてから外さないと勢いよく落ちてきます。
■本来のセンサーはこのユニットの裏から差し込まれているようです。さすがにユニットまで外すのは面倒。でも前面から差し込む為の場所が用意されています。形といいネジ穴といい、それ以外の何物でもないと思います。ディーラーでも「穴開けて差し込む」と言われたから、交換する場合はここに差し込むのが正しいのでしょう。
プラスチック枠とスポンジなのでカッターで削れば簡単に穴が開きます。
■新しいセンサーを差し込みネジで止め、コネクターを新しいのに付け替えます。
■配線を綺麗に束ねて、グローブボックスを元に戻せば完了。
サーミスタの不調が原因かを調べるのに簡単な方法として、車両側のセンサーへの線を短絡させるとよいそうです。短絡する事によってコンプレッサーが順調に回るようになれば、サーミスタの問題だという事が分かります。
自己診断step 3でも確認が出来ます。
しかし私の32の場合、自己診断では全て正常表示でした。
でも、交換後今のところ症状は改善されたような気がします。
「サーモアンプ」が原因でも同症状が出るという情報もある。
その後しばらく様子を見ましたが、私の32では症状は改善されていないようです・・・