クワガタソウクワガタソウはゴマノハグサ科の多年草で、本州の東北地方から紀伊半島にかけて分布する、日本固有種である。沢近くの湿った場所を好むようで、筆者の知る範囲では、6号路や日影沢のところどころで、まとまって生育している場所がある。 写真の個体は6号路で撮影した。 5月頃に咲く花は直径が約1cm、薄紅紫色をしていて紫色の筋が入る。 名前のクワガタは、台形の実につく萼が兜の構成品である鍬形に似ていることからつけられた。 右写真の円内は、その実と萼(矢印)の部分で、花後の6月に撮ったもの。 なるほど鍬形に似ている。 2019/5/12撮影 |
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