クサボタン

クサボタンはキンポウゲ科に属し、本州の山地に広く分布する日本固有種。
和名の由来は、葉がボタンに似ていることからだが、花同士は似ていない。
高さは1mほどに成長し、高尾山域での花期は9月ごろで、1.2cm〜2cmほどの鐘状の淡紫色の花を多数つける。 花を構成しているのは花弁ではなく4枚の萼片で、開花時に反り返る。
派手な色合いの花ではないが、独特の形状から一度見たら記憶に残る花である。
写真は、2019/9/25城山北東尾根で撮影。

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