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正面から見た薬医門形式の総門 主要伽藍配置が、総門から奥に、山門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ禅宗寺院独特の形であるが、 軸は南北ではなく、ほぼ東西方向を向いている。 2013/12/8撮影 |
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上の写真からさらに総門に近づくと、豪壮な山門(国宝)が見えてくる。
今の山門は、19世紀初めに再建されたもの。
上下の屋根が同じような大きさのため、上部が大きく見える。
2013/12/8撮影 ![]() |
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山門をくぐると、正面に仏殿が現れる。
周りは芝生で、外側は回廊で囲まれている。
回廊の内側には木がないので、左右対称性がより強調されているようた。 左に見える回廊の屋根の色が赤いのは、落ち葉のせいである。 2013/12/8撮影 |
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国宝の仏殿
裳階(もこし)付きの重厚な建築で総欅造り。 屋根は鉛瓦葺きで、鈍い金属性の輝きを放っている。 鉛板を使った屋根は、ほかに金沢城石川門に例があるだけだそうた。 2013/12/8撮影 |
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仏殿内部
釈迦三尊像が安置されている。 床は四半敷きで、天井が高い。 屋根の構造が見える。 2013/12/8撮影 |
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法堂(国宝)
こちらは総桧造りで、屋根は銅板葺きだ。 右端に見えるのは仏殿の一部。 2013/12/8撮影 |
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法堂内部
入口(写真右手)から中に入ると、まず土間の廊下があり、回廊とつながっている。 そこから一段高いところに並行して板張りの広縁がある。 その中央奥の部屋(写真の左、戸が開かれている)に二代藩主前田利長の位牌が安置されている。 隣の間には、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)像が祀られている。 もともとは東司(トイレ)に祀られことの多い明王で、瑞龍寺でもそうだったようだが、 火事などの理由で移転され、今はここに落ち着いているそうだ。、 2013/12/8撮影 |
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大庫裡
奥に、かまどなどが見える。 左手前には韋駄天像が祀られている。 天井は漆喰だそうだ。 2013/12/8撮影 |