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ダメーク・ストゥーパ(Dhamekh Stupa) 高さが40m以上もある巨大な建造物だが、中に入れる構造にはなっていない。 ストゥーパであるから、仏舎利を納めた塔である。 ブッダの初転法輪の地に、6世紀ごろに建てられたと言われる。 日本の五重塔や多宝塔などの塔は、ストゥーパが原型となっているとされる。 同じ塔でもずいぶんと形が違い、こちらの塔はどっしりとしている。 形と材質の違いは、インドから日本までの距離を感じさせる。 周囲には、往時の僧院などの土台部分が残されている。 2012/3/18撮影 |
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ダメーク・ストゥーパに近寄って見上げると、まだ昔の文様が残っているのがわかる。 2012/3/18撮影 |
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折れて残ったアショカ王柱は、柵で厳重に覆われている。 頭部に乗っていた4匹の獅子像は、隣接する考古学博物館に所蔵されていて、 間近に見ることができる。 その獅子像はつやつやしていて保存状態がよく、とても紀元前に作られたようには見えない。 この像はインドの国章となり、紙幣にも使われていることで有名。 2012/3/18撮影 |
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ムールガンダ・クティー寺院(Mulgandha Kuti Vihar)内部
サールナート遺跡の近くにある1931年建立の新しい寺院で、 内部には、戦前に日本人画家野生司香雪(のうすこうせつ)が描いた壁画がある。 彼がここに壁画を描いたいきさつも興味深いものがある。 ![]() 2012/3/18撮影 |