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仁王門にいたる参道は、桜や楓の緑濃い並木道になっている。 木陰があってもこの日は暑かった。 時折通る車以外に人の気配がほとんどなく、静まり返っていた。 谷汲山の名前の由来は、近くの谷で油が湧きだしていたことによるという。 2011/6/30撮影 |
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仁王門 華厳寺は古い歴史を持ち、花山法皇(平安時代)により、三十三番札所の満願所に 定められたといわれている。 しかし、当時の建物は残っていなようだ。 2011/6/30撮影 |
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仁王門から先には石畳の参道が続いている。 ![]() 2011/6/30撮影 |
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石段を登ると本堂である。 本堂正面の左右の柱には、金属製の「精進落としの鯉」が打ちつけられている。 三十三所満願になった巡礼者がこの鯉に触れて精進生活から解放されるということらしいが、 この日、筆者が本堂にいたときには、そのような巡礼者はいなかったようだ。 2011/6/30撮影 |
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笈摺堂 西国三十三所の巡礼を終えた人たちが、笈摺をここに奉納するという。 中に杖などが見えている。 ![]() 本堂の裏には苔の水地蔵が安置されており、体の悪い部位にお札を貼って、 よくなることを願う人が多い。 2011/6/30撮影 |
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樽見鉄道谷汲口駅で大垣行きディーゼルカーの後部ドアから乗り込む乗客たち。 もちろんワンマンカーである。 車内の日が当たる側の窓にはカーテンが引かれていて、 省エネに取り組んでいる様子だった。 2011/6/30撮影 |