戦後まもなくして、屋宜家一代目「屋宜 松」氏により現在のカーラヤーが建てられました。
屋敷は100年以上、主屋はもうすぐ70年になろうとしております。(築68年)。
建築された当時は終戦直後で物資が少ない時代であります。
宣正おじさんの話では、木材船が入るたびに目当ての木材を探しにつれ回されたということです。
港や材木店に何度も足を運び、苦労して材料を集めて建てられたことは村でも評判になったようです。
松氏は沖縄の屋敷造りについての風水をよく研究しており、家屋の配置、ひんぷん、井戸、家畜小屋、屋敷囲い、踏み段の高さ、植栽についても気を配っております。
風水に合致した屋敷は心地よく、ひんぷんをぬけて一歩足を踏み入れたときから不思議な癒しの空間が広がります。
|