南串山町〜じゃがいも
町内で作られている主なジャガイモについて
品種 皮 肉質 肉色 特徴 デジマ 黄白色 やや粉 淡黄 暖地じゃがいもの代表品種で収量が多く、大いもになる。少し煮崩れるので肉じゃが向き。 ニシユタカ 黄色 やや粘 淡黄 春作で収量が多く、「春じゃが」と呼ばれる。デジマに似ているが目が深い。煮崩れしないので、カレーなどの煮込みに向く。 メークイン 黄白色 粘 淡黄 大正時代にイギリスから導入され全国で作られている品種。煮崩れしにくいので、おでんやカレーなどに向く。 とうや 黄色 粘 淡黄 でん粉がやや少なく低カロリー。煮崩れしにくいため煮物、リヨネーズ、サラダに向く。
ジャガイモの栽培風景
南串山町発行の町勢要覧(1998)を参考にしました。
じゃがいもの植付けは、春作が1〜2月に、秋作は8〜9月に行われます。管理機で立てられた畝に手作業で種イモを並べていきます。
品種は春作がニシユタカが約8割、メークイン約2割、秋作はニシユタカが9割近く、デジマ1割程度と最近はニシユタカが多くなっています。
右写真は春作のニシユタカ種イモ春作のじゃがいもは、植付けのあと表土をポリエチレンフィルムで覆うマルチ栽培が行われています。太陽の光が反射してキラキラ銀色に輝くのが早春の風景です。 水はけのよい赤土に、それぞれ工夫して作られた堆肥を用い、良質の土作りに力をいれています。 ニシユタカは白い花、メークインは薄紫色の花を咲かせます。 収穫は茎葉処理機で葉と茎を取り除いたあと、ポリエチレンフィルムを剥がして、掘取機で1畝ごとに掘り取っていきます。
ジャガ堀り体験収穫されたじゃがいもは、主に北九州、中国、関西方面に出荷されます。見た目・味もすばらしく市場からも高い評価を受けているそうです。
箱詰めの様子
ジャガイモを使った料理
じゃがいもうどん(南串山ふるさと料理) 材料 ジャガイモ 400g
小麦粉 500g
塩 5g作り方 ●ジャガイモは皮を剥いて蒸し、熱いうちにつぶす。
●これに小麦粉、塩を混ぜ合わせてよくこね、ぬれ布巾をかぶせて1時間位ねかせる(ねばりがでる)
●麺棒で薄くのばし、適当な太さに切り、たっぷりのお湯をわかし1、2分茹でる。
●味をつけただし汁をかけて食べる。
じゃがいもまんじゅう(南串山ふるさと料理) 材料 ジャガイモ 500g
米の粉 2カップ(もち米3:うるち1)
スキムミルク 大さじ4
卵 1個
あずきあん 適量作り方 ●ジャガイモは皮を剥き4つ割りにしてゆです。粉ふきにして熱いうちにうらごしする。
●これに米の粉。スキムミルクをふり入れ、よく混ぜ合わせ、卵を加えて十分こねる。
●中にあんをいれ、形を整えて強火の蒸し器で10〜15分位蒸す。
じゃがちゃん(おやつに最適) 材料 ジャガイモ 1kg
水 80cc
蒸しパンミックス粉 200g
からあげ粉 大さじ2
牛乳 140cc作り方 ●ジャガイモは皮を剥き2つ割りにし、水洗いした後10分間水につけてあくをぬく。
●軽く塩ゆでして蒸し、塩をふる。(塩小さじ1)
●ミックス粉、からあげ粉に牛乳、水を加えて軽く混ぜる。
●衣をつけて、175℃で1〜2分間のあと190℃で2度揚げる。
千々石観光センターでも大人気のじゃがちゃん。
材料は10人分です!
ジャガイモ冷製スープ(4人分) 材料 ジャガイモ 中3個
玉ねぎ 大1個
バター 大さじ1
水 200cc
牛乳 600cc
固形ブイヨン 1個
生クリーム 大さじ4
塩コショウ 少々、 あさつき等 少々作り方 ●ジャガイモは皮をむき角切り、玉ねぎは薄切りにする。
●鍋にバターを溶かし、玉ねぎをしんなり炒め、ジャガイモを入れてさらに炒める。
●ジャガイモが透き通ってきたら、水と牛乳(各200ccずつ)とブイヨンを入れ、ひと煮立ちさせ、弱火で約20分ほど煮込む。
●野菜が柔らかくなったら火からおろしあら熱とり、ミキサー(フードプロセッサー)にかける。
●鍋に戻し、残りの牛乳(400cc)を加えひと煮立ちさせ、生クリーム加えまぜる。
●塩、コショウで味をととのえ、冷蔵庫で冷やし、食べるときにあさつき等の青味を散らします。
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