峠を下ってきた”あさま”を出迎えるロクサン達。横川駅は目と鼻の先です。
現在この辺りは、”碓氷峠鉄道文化むら”になっています。



横川駅の待避線で、EF63とEF62のツーショット。
EF63が”山男”ならば、EF62の優しい顔つきは、まさに”峠の女王(クィーン)”
碓氷峠の通過に備え、3軸台車のC−Cタイプの軸配置という、特殊な台車を備えておりました。




「刻苦七十年」
峠越えの歴史・・・それは、この碑に刻まれているとおり、苦労の連続であった。

500名以上の殉職者を出す難工事の末、1893年4月1日にアプト式鉄道として開通。
蒸気機関車の”煙害”を解決すべく、1912年日本初の電機機関車(10000形)の登場。
1950年には、熊ノ平で大規模な土砂崩れが発生。
1963年にアプト式から粘着式運転に切り替わる。
1975年、回送中のEF63x2、EF62x1が、速度超過で脱線事故。
そして、1997年9月30日で”横軽”の歴史に幕を閉じた。

横川−軽井沢間の地形・自然に挑み続けた104年間。
碓氷峠の歴史は、苦労の連続そして、挑戦の連続であったのだ。

碓氷峠のEF63 No.3