仏生山側線にて留置中の880号
Photo by I.Ichihachi





平木側線にて留置中の71号
Photo by I.Ichihachi

       1998年6月、高松転勤後、琴電の写真を本格的に撮りはじめたわけだが、
      琴電の車輌たちの、歴史や知識を全く持ちえていなかった私にとって、
      880&71の印象は、他の譲渡車輌となんら変わらないものであった。
      楕円プレートのついた琴電オリジナル車輌にばかり目が向き、
      特に気にかける存在では無かったのである。
      しかし、琴電にとても詳しく、また数々の名作を撮影されている、
      地元の市鉢一朗氏から、880&71の話を聞くにつれ、
      この2輌に対する見方がガラリと変わった。
      いつしか私は、チャンスがあるごとに、彼等を追いつづけるようになっていたのである・・・
      
      <この項は、市鉢氏の文章、写真(特記)の協力のもと、お送りいたします>
      

880&71物語