第１４番 川崎弘作（奇策縦横１６５番）

この類型は盤面74角の場合は初手54馬に対する合駒が銀なのですが、本作は馬なので飛合が成立。 以下、この飛車で金を奪い、さらに馬と交換して73角〜84角成で龍筋を利かせて解決します。 箱の中できれいに詰みあがる作品でした。

詰将棋理論の大家川崎弘氏は大道棋銀問題の研究でも有名で、改作も多く手がけておられますが、 本作は手順も棋形もすっきりした名改作だと思います。