木目1

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10月の問題(研究コース)
ドキドキ No.88 解答
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出題時のコメント:

研究コースは対戦はできないので、受方の手もちゃんと考えてね。
対戦コースじゃ物足りない方はこちらをどうぞ。よく似た形ですが、こっちは35手

LINE

対戦コースと似ていますが、53香なので対戦コースの順では5筋に逃げ出されます。

72歩は83銀(角)合の逆王手でアウト。 となれば83桂しかありません。
93角合のあと、92も逆王手で角合をしたくなるところですが、取って83角以下簡単。
というわけで92は桂合が正解。
続いて73角にも82桂合と逆王手したくなりますが、ばらして94桂以下31手。
82歩合だと35手かかるので、これが正解です。

逆王手の誘惑に負けずに、合駒をしっかり読むのがポイントでした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

Yasutakeさん:
2枚の合の組み合わせに少考。 むしろ3枚目の合駒に悩みました。 暗算でこの手数はなかなか辛いです。

暗算で詰めるとは、さすが。 ドキドキは並べて研究してもかまいませんけど、ホントの大道棋はその場で勝負ですものね。

涼秋さん:
7二歩から香打ちも合駒が逆王手になりますし,上部脱出の心配もなく, 7四玉のために紛れが少ない感じです。 お客さんが6三龍としてくれることを期待して6一玉と逃げてみました。
流さん:
83桂生しかないとわかれば合駒をていねいに読めば一気。 最後62桂合の罠が残っているのが面白いですね。 今月は易しかったです。

油断して63龍だと、62桂の逆王手で大逆転。 お客さん、惜しかったね。 となるところですね。

鳥本敦史さん:
玉方の合駒は逆王手にしようとしていたら (10手目で角合、18手目で桂合)35手にならず苦戦。
谷口翔太さん+今川健一さん:
孫 初手は教えてもらう。 後はなんとか自力で解決。
   10手目角合?、18手目桂合?はと、うるさい爺。
爺 逃げ方で、孫を困らす。これは愉快で楽しい一時。

「やっくんのホームページ」で貴作を拝見。 これは流石に、孫の棋力ではダメ。 答を教えて、二人で鑑賞しました。

やっくんHPの握り詰の金問題。 解いていただき、ありがとうございます。 握り詰で49手なんて出題していいのかな。 と心配してました(^^;

こんさん:
終盤61成香とすると同玉63飛成に62桂で失敗。 綺麗にまとまってますが、なにか物足りない。

25手目72歩に同玉の35手解。 同玉は33手で詰むのでいわゆる変化別詰解ですね。 ドキドキは解けていると判断できる解答は正解としますが、詰パラなどでは不正解とされるかも。

Kitasanさん:
対戦コースの問題の影響で初手に迷うが、結局は83桂しかないという結論になりました。 収束はややこしく、23手目94桂でも詰みそうだし、27手目63飛成で簡単に詰みだと思っていたりして なかなか35手になりませんでしたが、解けてみるときれいに割り切れていて持駒も余らず見事でした。

大道棋はあまり解いたことがなかったのですが、ここの問題は毎号面白く楽しみにしています。
神無七郎さん:
35手という手数から、なんとなく初手83桂生が想像できます。
難しいのはむしろ桂合から後の受方の最善手の読みですね。
ここは丁寧に確認する必要がありました。
市原誠さん:
龍の八面六臂の活躍が見もの。
坂田真保さん:
どこか大道棋らしくないような素直な手順ですね.
S.Kimuraさん:
7三角と一歩稼ぐのが味噌でした.
しかし,その後の変化の多いこと.
疲れました.
岡村孝雄さん:
飛車の位置が61だと、81歩成を同玉と取れずに手が進むというわけですね。
その後も逆王手の筋を変化紛れに含んで、ほどよい緊張感。
この駒数でうまくまとまっているものと思います。

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