対戦コースと似ていますが、53香なので対戦コースの順では5筋に逃げ出されます。
72歩は83銀(角)合の逆王手でアウト。
となれば83桂しかありません。
93角合のあと、92も逆王手で角合をしたくなるところですが、取って83角以下簡単。
というわけで92は桂合が正解。
続いて73角にも82桂合と逆王手したくなりますが、ばらして94桂以下31手。
82歩合だと35手かかるので、これが正解です。
逆王手の誘惑に負けずに、合駒をしっかり読むのがポイントでした。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- Yasutakeさん:
- 2枚の合の組み合わせに少考。
むしろ3枚目の合駒に悩みました。
暗算でこの手数はなかなか辛いです。
暗算で詰めるとは、さすが。
ドキドキは並べて研究してもかまいませんけど、ホントの大道棋はその場で勝負ですものね。
- 涼秋さん:
- 7二歩から香打ちも合駒が逆王手になりますし,上部脱出の心配もなく,
7四玉のために紛れが少ない感じです。
お客さんが6三龍としてくれることを期待して6一玉と逃げてみました。
- 流さん:
- 83桂生しかないとわかれば合駒をていねいに読めば一気。
最後62桂合の罠が残っているのが面白いですね。
今月は易しかったです。
油断して63龍だと、62桂の逆王手で大逆転。
お客さん、惜しかったね。 となるところですね。
- 鳥本敦史さん:
- 玉方の合駒は逆王手にしようとしていたら
(10手目で角合、18手目で桂合)35手にならず苦戦。
- 谷口翔太さん+今川健一さん:
- 孫 初手は教えてもらう。 後はなんとか自力で解決。
10手目角合?、18手目桂合?はと、うるさい爺。
爺 逃げ方で、孫を困らす。これは愉快で楽しい一時。
「やっくんのホームページ」で貴作を拝見。 これは流石に、孫の棋力ではダメ。
答を教えて、二人で鑑賞しました。
やっくんHPの握り詰の金問題。
解いていただき、ありがとうございます。 握り詰で49手なんて出題していいのかな。
と心配してました(^^;
- こんさん:
- 終盤61成香とすると同玉63飛成に62桂で失敗。
綺麗にまとまってますが、なにか物足りない。
25手目72歩に同玉の35手解。 同玉は33手で詰むのでいわゆる変化別詰解ですね。
ドキドキは解けていると判断できる解答は正解としますが、詰パラなどでは不正解とされるかも。
- Kitasanさん:
- 対戦コースの問題の影響で初手に迷うが、結局は83桂しかないという結論になりました。
収束はややこしく、23手目94桂でも詰みそうだし、27手目63飛成で簡単に詰みだと思っていたりして
なかなか35手になりませんでしたが、解けてみるときれいに割り切れていて持駒も余らず見事でした。
大道棋はあまり解いたことがなかったのですが、ここの問題は毎号面白く楽しみにしています。
- 神無七郎さん:
- 35手という手数から、なんとなく初手83桂生が想像できます。
難しいのはむしろ桂合から後の受方の最善手の読みですね。
ここは丁寧に確認する必要がありました。
- 市原誠さん:
- 龍の八面六臂の活躍が見もの。
- 坂田真保さん:
- どこか大道棋らしくないような素直な手順ですね.
- S.Kimuraさん:
- 7三角と一歩稼ぐのが味噌でした.
しかし,その後の変化の多いこと.
疲れました.
- 岡村孝雄さん:
- 飛車の位置が61だと、81歩成を同玉と取れずに手が進むというわけですね。
その後も逆王手の筋を変化紛れに含んで、ほどよい緊張感。
この駒数でうまくまとまっているものと思います。
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