木目1

次ヘ
次ヘ
ドキドキ No.17 表紙に戻る
表紙に戻る
解答を見るには「棋譜表示」ボタンをクリック
出題時のコメント:

73金、93金、二つの筋を1題ずつ出題してきました。
さて、今回はどちらが正解でしょうか。

LINE

本局は62の駒が銀なので、No.15の筋は73角が打てないし、 No.16の筋は64銀のとき74に逃げられてアウト。

正解は73金の筋で、84角合、83金合と二段中合されたとき、角の離し打ち。 角以外の駒を渡すと簡単なので72角合。 しかし離し打が54角では詰みません。 なんと36角が限定打。 その意味は?

72角合に同金、同歩、83香、92玉、82香成で本手順は同玉ですが、 93玉と上に逃げられると、83桂成、94玉、76角、85歩、84金、95玉、85金、96玉、69角まで。 この変化の最終手69角を実現できるのが、唯一36角だけなのです。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

加登屋さん:
7手目の36角は限定手ですよね?(ちょい不安)
収束は、21手目61角から捌く手順で。
最初に見た時は67歩配置の意味だけを必死に考えさせられました。

67歩は限定打にするための配置。置くかどうか迷ったのですが・・・
なお、21手目は94角、61角、どちらでもOKです。

神無七郎さん:
なかなかの難問でした。7手目36角の限定打!
こんなしゃれた手が出てくるなんて、まるで大道棋じゃないみたい。

ちなみに67歩を67香にすると45角の限定打になります。

こんさんさん:
69角と引く変化に備えた36角がさすがの一手。
実際の大道棋では67歩は省くのでしょうか。
ふつうの詰将棋と見ても好作。

普通の詰将棋としてだと、余詰を消さないと (^^;

ミーナさん:
順番から今回は73金だろうと見当をつけました。
7手目に角を打てば角合の一手なのは知っていたのですが、脱出されて捕まらずにどうどうめぐり。
36角とは、まぶしい程の妙手がありました。
収束23手目は72金もありますが、ここは後片づけなので、どちらでもよいのですね。

36角を打たれたら、大道棋屋さん、あきらめます。 あとは後片付け。

木目1