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今回から短手数の記録に入ります。 まずは裸玉と煙詰の最短記録から。 |
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◇裸玉 9手 三枝文夫・三木正道・岸本雅美 詰パラ 1956年6月 裸であるから普通は簡単には詰まないが、一桁で詰む形が一つだけあった。 |
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◇煙詰 75手 新ヶ江幸弘「伏龍」別案 おもちゃ箱 2003年10月 美しい収束で知られる看寿賞作品「伏龍」79手(詰パラ 1997年3月)の別案。 煙詰の理論上の最短73手に限りなく近い75手の大記録。 注)現在では、岡村孝雄「来たるべきもの」 73手 が記録。 |
◇双玉煙 105手 田中鵬看「地影」 詰パラ 1962年8月 「宇宙」「地影」「人生」の双玉煙三部作で実力を見せた。 持駒ありの双玉煙では、天地学仁「夜明け」89手(詰パラ 1978年3月)がある。 |
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◇都煙 85手 森田拓也「と率天」 詰パラ 1971年10月 参考記録として、飯田岳一「落陽暮色」79手 詰パラ 1979年3月(早詰)がある。 |
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◇小駒煙 93手 添川公司「白夜」 近代将棋 1986年11月 高度な煙詰を次々見せてくれる添川さん。本局もまず初手の歩不成でびっくりさせられる。 |
◇貧乏煙 71手 佐々木恭閑 おもちゃ箱 2002年3月 双玉貧乏図式「無銭旅行」645手、清貧図式179手と長手数記録の名作を連発し注目を集めた佐々木恭閑さん。 それまでの記録作、山田修司「牽牛」(詰パラ 1964年5月)93手を大幅に更新する71手の貧乏煙を創作した。 投稿予定とのことでここでは図面は掲載せず、早く発表されることを期待。 |
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◇歩なし煙 39手 飯田岳一 将棋クラブ 1978年3月 これも理論最短37手に迫る記録。 注)現在では、本間晨一・松本浩一 「弁慶の引摺鐘」 37手 が記録。 |
◇飛道具煙 35手 有吉澄男 詰パラ 1976年2月 飛角桂香全駒の飛道具煙。土ころび 31手(詰パラ 1983年5月)があるが余詰のため記録更新はならず。 注)現在では 本間晨一・かねこきよし合作、カスヤ、芹田修 21手 が記録。 |
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