川柳展望ネット句会 ’13年10月の入選句

課題「 日曜日 」10句を選ぶ互選 

投票者略号
青砥たかこ 木村葉子 徳重美恵子
アズスン安須 草野たえ 西上雄二
あだち千花 佐藤彰宏 野川 清
安部ふむひこ 佐藤千四 野邊富優葉
天根夢草 佐野 純 橋倉久美子
石川順一 笹田しま 林 冬子
岩本瑠紗 颯爽 豊後分子
上野のひろ 澤井敏治 藤井智史
太秦三猿 師子鹿敬子 星野睦悟朗
大城つねを 清水一笑 松村しげる
大木雅彦 白濱 猫 松谷大気
岡村水無月 柴田比呂志 三村 舞
梶井良治 竹中正幸 村上佳津代
加藤吉一 鼓吟 柳谷益弘
北田のりこ 辻内次根 山口久実子
桐壺 定年ベル 夢邸
木藤明子 寺川孝一 吉崎柳歩

入選5票以上の44句
集句 63人 186句。

句の並べは順得票数・50音です
句番号は互選に使用した番号です

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獲得票数 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
句数 1 0 1 1 2 3 8 10 10 8 10 20 21 49 42
累計 1 1 2 3 5 8 16 26 36 44 54 74 95 144 186
入選

票数


           句 作者名 投票者記号
入選 14 98 日曜が来ることは来る無人島 吉崎柳歩 夢ふ水吉葉草笹爽敏一比分舞村
入選 12 73 静かだな工事現場も日曜日 村上佳津代 安夢た三雅草爽敬竹次分大
入選 11 23 デパートで妻の後追う日曜日 太秦三猿 明葉爽猫弘清睦し舞実邸
入選 10 33 安息を許さぬ晴れの日曜日 野邊富優葉 吉笹純恵雄久睦し舞益
入選 10 38 介護には当分来ない日曜日 清水一笑 花明笹敬弘雄分智大村
入選 9 43 気兼ねなくパジャマで過ごす日曜日 笹田 しま 三雅の草弘ベ次智し
入選 9 68 心臓にあげてはならぬ日曜日 清水一笑 順水草爽鼓ベ分し村
入選 9 77 太陽の光が違う日曜日 寺川弘一 安瑠雅千恵清久分舞
入選 8 8 カレンダー日曜日だけ羽根がある 青砥たかこ 瑠の桐宏恵大村益
入選 8 14 さっきまで土曜日だった長電話 鼓吟 順瑠ひね明千純次
入選 8 42 顔ぶれが違う日曜のバス停 あだち千花 ふ吉一竹鼓ベ冬大
入選 8 76 窓からの音の違いが日曜日 佐野 純 水吉桐次富冬分大
入選 8 106 日曜のなかで迷子になっている 柴田比呂志 たふひ桐敏純冬益
入選 8 112 日曜の散歩は少し遠回り よしひさ 花純一竹富久益邸
入選 8 117 日曜の朝もせかせか食べる癖 北田のりこ 花良敏恵久睦邸柳
入選 8 179 目覚ましがなくても起きる日曜日 星野睦悟朗 た葉猫ベ雄清邸柳
入選 7 4 うかうかと夕刊を待つ日曜日 北田のりこ 桐明爽敏敬ベ清
入選 7 6 エプロンの主婦にも欲しい日曜日 松村しげる 雅明千爽敬大実
入選 7 53 妻は妻夫は夫日曜日 太秦三猿 たの爽弘智睦柳
入選 7 78 台風は日曜なのに休まない 颯爽 千一猫恵雄清柳
入選 7 83 朝顔に見入るひとりの日曜日 豊後分子 ね桐草宏一次し
入選 7 122 日曜の分も作っておくカレー 夢邸 ね三吉敬竹分柳
入選 7 136 日曜も生きねばならぬ葱きざむ 岡村水無月 安雅宏笹敏猫冬
入選 7 145 日曜日うっすら伸びた髭を撫で 大城つねを 安たの比弘睦益
入選 7 167 飛び跳ねる八分音符の日曜日 藤井智史 順桐純ベ清冬益
入選 7 185 楷書から草書を許す日曜日 松村しげる 三水敏純富冬益
入選 6 16 じいちゃんはいいな年中日曜日 よしひさ 宏千比敬弘実
入選 6 32 よく稼ぐ歯科日曜も開いている 天根夢草 花の明笹次邸
入選 6 64 初日中日千秋楽も日曜日 加藤吉一 夢良一分舞柳
入選 6 67 寝坊して短くなった日曜日 橋倉久美子 花千村実邸柳
入選 6 84 朝寝坊出来た日曜若かった 木村葉子 瑠良純竹久実
入選 6 91 特売のチラシでわかる日曜日 大木雅彦 花吉敏猫分邸
入選 6 121 日曜の父だけ知っていたわたし 三村 舞 水良千鼓富睦
入選 6 141 日曜を選び熱出す赤ん坊 定年ベル 安水草笹千柳
入選 6 152 日曜日も定期使える勤め人 駒崎美津子 安夢水の恵舞
入選 6 186 閻魔にも主婦にも欲しい日曜日 定年ベル ね三吉葉比益
入選 5 36 花丸を付けて待ってる日曜日 颯爽 瑠葉比鼓実
入選 5 52 妻の予定先に決まった日曜日 野川 清 良の竹雄久
入選 5 58 七日目の蝉になり切る日曜日 野邊富優葉 雅葉次冬し
入選 5 72 人混みが好きで出掛ける日曜日 佐藤彰宏 夢三桐智舞
入選 5 74 赤だからちょっと嬉しい日曜日 三村 舞 夢吉宏し大
入選 5 137 日曜も働いたけど出世せず 古市博 たの笹猫竹
入選 5 143 日曜大工親父の背中見せつける 野邊富優葉 三敏純清実
入選 5 156 日曜日妻の朝寝の既得権 白濱 猫 の葉敏ベ実
4 2 いいパパへまた変身の日曜日 竹中正幸 三富分益
4 24 どの日曜つかうか困る定年後 岡村水無月 桐敬冬村
4 31 ゆっくりと朝食をとる日曜日 古市博 弘ベ久智
4 37 我慢して七時まで寝る日曜日 橋倉久美子 雅桐一ベ
4 71 辛すぎる父の日曜日のカレー 鼓吟 順瑠ね邸
4 110 日曜の広場に子等の影がない 辻内次根 雅草村邸
4 119 日曜の彼女は誰かわからない 草野たえ た水草千
4 133 日曜は妙に落ち着く定年後 夢邸 ね次睦舞
4 135 日曜もちゃんと朝刊届いてる 小林ゆりあ 安た竹恵
4 164 日曜日迷惑メールすら来ない 笹田 しま 安敬久村
3 5 うらめしや日曜毎に熱を出す 西上雄二 順ひ舞
3 9 きょう耳は日曜と言う妻の術 佐野 純 良明竹
3 11 暦では週末でない日曜日 天根夢草 ふ良雄
3 12 サザエさんとジャンケンをする日曜日 駒崎美津子 明村柳
3 13 サザエさん終わるころにはもうブルー 山本二郎 明富邸
3 15 さよならを言いたくはない日曜日 柴田比呂志 草鼓村
3 22 ちょっとだけ心が眠る日曜日 岩本璃紗 比冬智
3 29 ベレー帽被り日曜画家気取り 沢田正司 明比大
3 30 ほどほどの秋雨に酔う日曜日 赤松重信 ふ宏冬
3 45 教会が心待ちする日曜日 吉崎柳歩 花夢富
3 80 大丈夫まだ覚えてる日曜日 白濱 猫 良爽雄
3 86 定年後ずっとず―っと日曜日 山本二郎 瑠ね三
3 88 働いているから嬉し日曜日 北田のりこ 花安雅
3 96 日曜が居場所に悩むカレンダー 橋倉久美子 ひ笹し
3 115 日曜の朝は静かな台所 鼓吟 ひね三
3 120 日曜の疲れ癒している職場 沢田正司 笹純久
3 132 日曜は夫の世話で忙しい 松谷大気 た敬清
3 158 日曜日時計の針がなぜ速い 山本二郎 千弘恵
3 159 日曜日時計の針が突っ走る よしひさ ベ智睦
3 166 八重の桜見終えて明日へネジを巻く 颯爽 瑠ひ水
2 17 手裏剣の稽古に励む日曜日 天根夢草 一柳
2 20 スタートは赤字に押され家を出る 林 冬子 宏鼓
2 27 ヒロインに萌えヒーローに燃える朝 藤井智史 順鼓
2 54 仕事する母の手が止む日曜日 木藤明子 ふし
2 56 耳にあり目と口にない日曜日 加藤吉一 敏実
2 59 手の込んだ料理を作る日曜日 青砥たかこ 花爽
2 79 大欠伸猫は毎日日曜日 太秦三猿 比智
2 95 日曜がなくなる夢で飛び起きる 大城つねを 鼓清
2 99 日曜と気づかぬ日々の定年後 橋本 修 純実
2 107 日曜の雨 不景気な観光地 あだち千花 夢久
2 118 日曜の朝胸ときめかすこともなく 西上雄二 たひ
2 125 日曜の夕方パパは軽い鬱 アズスン安須 良益
2 128 日曜は週一だから価値がある 草野たえ の宏
2 147 日曜日こころを緩くして過ごす 片山かずお 夢富
2 149 日曜日だけのカジュアルウエア着る 寺川弘一 吉睦
2 161 日曜日神へ殺到する祈り 澤井敏治 吉恵
2 162 日曜日当てにされてる孫の守 白濱 猫 葉雄
2 163 日曜日明日出すごみの仕分けする 辻内次根 安水
2 175 毎日が日曜という誇らしさ 佐野 純 順富
2 178 麺棒の蕎麦打つ音が日曜日 豊後分子 ね比
2 183 路地裏の気になる店に行ってみる 桐壺 ふ瑠
1 1 アラフォーで身構えてる日曜日 上野のひろ
1 7 ガッツポーズがたくさん視える日曜日 加藤吉一
1 10 クセ残り日曜天気見てしまう 徳重美恵子
1 19 すぐ落ちる日曜大工棚作り 沢田正司
1 21 することが無い日曜は無駄である 寺川弘一
1 28 プロ野球終わりつまらぬ日曜日 豊後分子
1 34 一週が早いもうまた喉自慢 星野睦悟朗
1 35 一日中子供の顔見る日曜日 岩本璃紗
1 39 楽しみであった日曜日が来ない 大木雅彦
1 44 共稼ぎ家が職場になる日曜 木村葉子
1 47 句会ある日曜だけは意識する 橋本 修
1 48 月月火水木金金で作句する 藤井智史
1 51 最初から損元旦が日曜日 佐藤千四
1 55 子と遊ぶ日と決めてから疲れ 野川 清
1 57 七回に一回狂う規則性 林 冬子
1 60 趣味あってとんと知らない日曜日 上山堅坊
1 62 週一度心の垢を流すミサ 竹中正幸
1 65 書評欄読書楽しむ日曜日 駒崎美津子
1 66 女子力を密かにアップさせている 桐壺
1 70 親子して朝寝楽しむ日曜日 山口久実子
1 75 先頭に日曜を置くカレンダー 清水一笑
1 82 駐車場どこも満車の日曜日 村上佳津代
1 85 朝寝坊日曜と知りほっとする 徳重美恵子
1 89 堂々と街に出掛ける日曜日 大城つねを
1 92 独り者日曜画家で暇潰す 阿部ふみひこ
1 94 日に2本のバスも日曜うろこ雲 福知聖子
1 97 日曜が週の始めにある不思議 柳谷益弘
1 101 日曜と祝日だけに許す赤 柳谷益弘
1 102 日曜に関心がない定年後 梶井良治
1 104 日曜に連絡とれぬわが主治医 佐藤彰宏
1 105 日曜のたび隣家に孫がやって来る 梶井良治
1 108 日曜の回る寿司屋は避けている 福知聖子
1 111 日曜の妻はキリスト安息日 岡村水無月
1 116 日曜の朝は夫婦でモーニング 小林ゆりあ
1 126 日曜はプシュッ朝から栓を抜く 笹田 しま
1 127 日曜はゆっくり休む開業医 佐藤彰宏
1 138 日曜も母は定時に起きている 小林ゆりあ
1 144 日曜日あーあ明日は月曜日 佐藤千四
1 146 日曜日おひとり様でランチ食べ 徳重美恵子
1 148 日曜日しゃれた人間とり戻す 松村しげる
1 150 日曜日ばかり続いて呆けてくる 村上佳津代
1 154 日曜日雨でパパさんホッとする 佐藤千四
1 155 日曜日何の予定もない一人 木藤明子
1 169 不利なこと耳を日曜にする老い 山口久実子
1 172 平日は私でも日曜は俺 夢邸
1 173 保管庫に用事詰め込む日曜日 林 冬子
1 177 明日からジャンプするためバネ縮め 岩本璃紗
1 181 予定表空白のまま日曜日 赤松重信
1 184 老人にも日曜があり長湯する 福知聖子