まず、シュタイフ工場の向かいにあるウォルフのお店を物色してからアウトレットに行こうと思い、お店のドアに手をかけるが鍵が閉まっていた。
中を覗くと電気も消えて人の気配がなく、「まさか、休み!?」と焦ってしまったが、お昼休み中であることを祈りながら先にシュタイフミュージアムへ。
 ミュージアムは想像していたほど大きくはなかったものの、ベアをはじめかなりのものが展示されていて驚いた。
初めてシュタイフを知ることになったベアショップで店員さんが「限定ベアの“bP”は全部ミュージアムに展示されている」と言っていたのを確認するべく、ガラスにへばりついてよく見てみると、本当に“bP”タグばかりが展示されていて感動した。
日本限定コーナー(?)があり、タロー・リカ・クラッシー・シュガーなどが展示されていて、ベビーマサコはいたものの、マサコがいなかったのが残念だった。
それになぜか一緒に黒柳徹子の写真も展示されていた…。
自分の持っているベアも何体か展示してあり、うれしさのあまり写真を撮りまくる。
アウトレットショップでは価格の安さに驚き、何を買うかで悩みつつも結局は、ミュージアムベアを2体購入。
アウトレットショップを出るとウォルフのお店に明かりがついていた。やはり先程はお昼休み中だったようでほっとした。
お店に入ると、優しそうなおじいさんと若い女の人(お孫さん?)が明るく迎え入れてくれた。おじさんは「少しだけ英語が話せるので、英語で説明します」と言って、ひとつひとつ丁寧に説明してくれた。
1時間ほど店内を物色して、イギリス限定「ブリティッシュコレクターズベア2000」かドイツ限定「アンドレアス」のどちらかで悩むが「ブリティッシュ…」を購入。
「ブリティッシュ…」はおじいさんのお気に入りだったらしく、「このコは本当にいいベアなんだ。よろしくたのむよー」としきりに言っていた。
 妹は「エーデルワイス」と「フォーシーズン・オータムベア」を購入。
タックスフリーについて聞いてみたところ、「タックスフリーの手続きはしていないが、タックス分のすきなベアをあげるよ」とのことだったので、10センチのミニベアをもらった。
他にも、「ブリティッシュ…を買ってくれたから」と言って、バッジなどをおまけでもらった。帰る際も、「ありがとう、また来てね」とずっと手を振って見送ってくれた。
本当に感じの良いおじいさんだった。
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