OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之四拾八

OSTRA / Takeshi Yoneki

 どうもKraftwerkのComputer Worldの音がやけに小さいなと思っていた。
 Computer WorldのCDを再度リップしてAudioFixLiteにて最大dBを調べる。どれも-3dB近辺で全くノーマライズされた気配すらない。普通最大0付近に寄せるだろよ。こういうところもKraftwerkらしいといえばらしいのだが。
 DentakuとPocket Calculatorのサウンドが微妙に違う。ボーカルだけを差し替えたわけではない。全言語で毎回ミックスを手動でしたのだろうか。ミックスもセッションの一部だったのかもしれない。Kraftwerkらしいといえばらしい。

2008.05.09

 VAIO type S(SZ)にUbuntu 8を入れた。どの程度生活環境として使えるか未知数であるが、インストールしただけで液晶の輝度調整や音量の調整がFnキーで可能になるなどかつてのLinuxでは考えられないくらいこなれたディストリビューションである。
 Firefox 3がインストールされているが、Bookmarks Synchronizerが動かないのでとりあえずFirefox 2を入れ直す。Web閲覧環境としてはこれでOK。
 生活環境化の当面の問題はオーディオ環境で、少なくともなんらかの波形編集ソフトが必要だ。選択肢はAudacityくらいしか考えられないが、これがちっとも動かない。
 いろいろ検索して調べると、オーディオ関連の実態や問題点もわかってきた。
 かつてオーディオドライバはOSSだったが、ALSAが使われるようになってきたこと。Ubuntu 8はPulseAudioをデフォルトで採用していること。VAIO type S(SZ)で実際に使われているドライバはsnd-hda-intel.koで、これはALSAのドライバ。PulseAudioは現実にはALSAのドライバを利用していること。ようはPulseAudioはあってもなくてもたいして意味がないこと。GNOMEはGStreamerというマルチメディアフレームワークを使っていること。GStreamerも結局最終的にはALSAのドライバを使っていること。
 Totemで動画や音声ファイルの再生はできているので、snd-hda-intel.koやGStreamerはきちんと動作していると言える。問題はAudacityだ。

オーディオ関連の設定や状態などの場所の覚え書き。
/usr/share/doc/alsa-base/driver/ALSA-Configuration.txt.gz
/etc/modprobe.d/alsa-base
/proc/asound/card0/codec#0
lsmod | grep snd
/var/lib/alsa/asound.state

 結局解決方法は
https://help.ubuntu.com/community/Audacity
そのものだった。
aoss audacity
これだけ。
 機種依存はなく、単にAudacityがrootでないと動けないとか、Audacityで直接ALSAを使うのが微妙な状態であるとか、aossというコマンドを使ってAudacityに対してOSSでラップしたALSAを使わせるなどだ。
 PulseAudioとAudacityの相性が云々ということを書いているページも見つけたがaossを使う限りPulseAudioがいてもいなくても変わらない。ともかくaossを使うのはAudacityがPulseAudioをちゃんと扱えるようになるまではしかたがなさそうだ。AudacityのPulseAudio対応は現在β。
 次はArdourだ。こっちの方が大変だ。JACKの問題は解決できるのか?

2008.05.12

 JACKの設定は
https://help.ubuntu.com/community/UbuntuStudioPreparation
を参考に、キモはlimits.confの設定だろうか。もちろんLinux-rtは入れたし、それで起動している。
 JACKをPlayback Onlyで設定してなんとか動く。動くだけ。
 Ardourからヨレヨレの音が出た。ノートPC内蔵のサウンドチップだとこんなもんだろうか。設定でなんとかなる気配はない。使えん。ArdourというよりはJACKの、ひいてはLinuxの構造上の問題なんだろうからノートPCでLinuxでMIDI程度ならまだしもDAWは無理なのだろう。
 まぁ、生活環境にDAWは不要だが、Audacityが使いやすいわけでもないのがなんとも。使いやすければ簡易版SoundForge買ってない。

2008.05.12

First Love(宇多田ヒカル)
 言わずと知れたあの700万枚売ったファーストアルバム。当時10年後に聴こうということにしてパスした。で、まだ9年だがアニメ「FREEDOM」の主題歌が結構良い仕事だったので聴き逃してたファーストを導入。ゲオで180円。1800円ではなく180円。ゲオってのは音楽好きにはなんとも悲しい店だ。
 ええと、700万枚売れたんだよなぁ。ううむ、なんで? 『けっして良い意味では使われない普通』。このインパクトのなさはなんだろう。あれから何年も経って宇多田の歌声に慣れたからか? 日本初のメガヒットアルバムの「氷の世界」は今聴いても若かりし陽水の天才と狂気をしっかりと感じるんだがなぁ。
 ともかくアメリカンな女性ボーカル風は苦手だったと思い出した。

 話は全然違うが、デヴィッド・ボウイのロジャーのジャケ写真を拝借するためamazon.co.jpを見るとどうやら来月リマスター版がリリースされるらしい。やばい。今のうちにベルリン三部作の残りを入手しないとうるさいCDしか手に入らなくなる。ブライアン・イーノの仕事のうちメジャーな方から並べて上位にあるんで、いずれそのうちとずっと放置だった。デヴィッド・ボウイが好きだってわけじゃないんで。

2008.05.19

 私はMP3ファイルをiTunesで管理していない。こんなものは単にファイルサーバのディレクトリに入れておくだけで十分だからだ。しかしiTunesは使う。iPodにファイル転送する必要があるからだ。iPodはiTunesがないとファイル転送できない。
 iTunesのバージョン7.なんぼあたりからか、ID3タグのジャンルで例えば「(17)」が「Rock」でなく「ロック」と表示されるようになった。気づいたときには「まだローカライズの途中だったのかよ、オイ」と軽く受け止めていた。が、しかし、先日iPodでジャンルを指定してシャッフル再生をしていたらやけに同じ曲ばかり掛かる。「Rock」と「ロック」が、「Techno」と「テクノ」が別ジャンル扱いなのである。馬鹿かお前は。いつまで素人プログラムなんだよ。

 COWON D2もジャンルに問題を抱えている。ジャンルを一覧させると「(17)」と「Rock」の両方が出てくる。この場合も別ジャンル扱い。馬鹿かお前は。
 D2のジャンル問題はID3タグのジャンルの出力を年やトラック番号より先にすることで解消されるようだ。ともかく単にバグだ。ファームウェアの改善を望む。

 iTunes/iPodの方はバグというよりは互換性の切捨て。くだらない手間をユーザにかけさせるんじゃねぇよ。

2008.06.02

 喜膳、小法師、ちりめん亭、陳麻家と私の好きなラーメン屋は全部チェーン店だ。加えて非豚骨だ。非チェーンの偉そうなラーメン屋で幻滅することが多い。東京ってのは特に旨くなくてもロケーションによっては経営が成り立っちゃうんでハズレ率が無茶苦茶高い。ラーメン屋よりは蕎麦屋の方がハズレ率は高い、違うな、間違っているぞ、アタリの蕎麦屋は稀にしかない。

2008.06.03

レイトン教授と不思議な町(NDS)
 ちょっと前、中古ゲーム店でアーモダインを買うときにママにねだられたのが「レイトン教授と不思議な町」。ママは週末でほぼクリアし、面白いソフトとのことだった。ママの次は小娘(小三)が始めるが、全年齢とはいえ小学生には難しく、投げたところでパパが始める。
 久々にゲームの攻略にペンとノートを活用する。もちろん少しでもバッテリがもつようにと考えてだ。
 あぁ、私ってパズル好きなのね。難問のクイーン問題とスライドパズルをやっと解いて全クリ。ダウンロード問題も全部ママが用意。楽しみました。眼鏡っ子の声はモアちゃん閻魔あい。チェルミー警部はハグリッド。我が家ではなぜか「レイトン教授」でなく「レイトン先生」と呼ばれている。なんでかと思ったら作中で助手が「先生!」と呼んでるからだ。

レイトン教授と悪魔の箱(NDS)
 「不思議な町」をクリアしたママはすかさず「悪魔の箱」を入手。これももったいないオバケが出そうなスピードでクリア、小娘が始めるがいつのまにか投げてる。で、「不思議な町」をクリアしたパパが始める。
 NDSの液晶の暗さが問題となることもあるが、概ねオッケイ。初期型NDS付属ペンではつらいので初期型PalmPilotの付属ペンを引っ張り出してきて遊ぶ。具合良い。

 大分前からNDSの裏側のシールの印刷面が完全に削れて白くみっともなかったのだが、思い切って剥がしてみた。剥がした面になにやら鉛筆で走り書きがあったが意味不明。とりあえず消しゴムで消す。
 そろそろLiteにしようかなと思いつつお店の展示品を見たが、なんともダサく見えてしょうがない。初期型のフォルムが好きなんだろうなぁ。まぁ、不具合があるわけでもなく、GBAゲームもする私にはむしろ初期型が好都合。当分これを使おう。

2008.06.16

対角線論法で躓く

http://aozoragakuen.sakura.ne.jp/taiwaN/taiwa3/taikaku/node4.html
の定理 1を下敷きにして、

定理

自然数の濃度 aleph_0 と実数の濃度 aleph に関して次の不等式が成り立つ。
	aleph_0 < aleph

証明

背理法で証明。
実数の濃度が aleph_0 と仮定すると、可算無限なので番号付けが可能である。区間 (0, 1] すなわち 0 < x <= 1 を満たす実数全体に番号を付けて次のようにできる。
	r_1, r_2, ... r_n, ...
実数rは全て十進小数で
	r = 0. a_1 a_2 ... a_n ...
と表現できる。
有限小数は無限小数に書き換えて表現する。
区間 (0, 1] の各実数は無限小数にただ一通りに書き表される。

0 < x <= 1 を満たす実数の集合は番号付け可能と仮定したのでこれを全て順に並べる。
それを
	r_1 = 0. a_1_1 a_1_2 ... a_1_n ...
	r_2 = 0. a_2_1 a_2_2 ... a_2_n ...
	...
	r_n = 0. a_n_1 a_n_2 ... a_n_n ...
	...
とする。a_i_j は i 番目の小数の第 j 位の数。

この対角線に並んでいる数 a_n_n に対して数 b_n を次のように作る。
	b_n = {
		1, a_n_n != 1 のとき
		2, a_n_n = 1 のとき
こうして作った数 b_n から小数 s を次のように定める。
	s = 0. b_1 b_2 ... b_n ...
すると 0 < s <= 1 である。
しかし s はどの r_n とも一致しない。

----------
ここで私は躓く。以下は私の勝手な妄想。

こうして作った数 b_n から小数 s を次のように定める。
	s = 0. b_1 b_2 ... b_n ...
s も番号付け可能と仮定し、m 番目の要素とする。
	s = r_m
r_m を構成する各位の数は
	a_m_n = {
		1, a_n_n != 1 のとき
		2, a_n_n = 1 のとき
このとき r_m の第 m 位の数は
	a_m_m = {
		1, a_m_m != 1 のとき
		2, a_m_m = 1 のとき
となる。
a_m_m の値を決定するのに a_m_m の値が必要となる。
すなわち a_m_m は決定しない。
よって s は番号付け可能ではない。
加えて 0 < s <= 1 ではない。なぜなら s は第 m 位の値が決定しないので数ではないから。

証明失敗。

私は対角線論法では aleph_0 < aleph が正しいと導けない。対角線論法の何かを理解できてないんだろう。自己言及のパラドックスの否定すべき対象が最初の仮定だとはどうにも理解できない。
----------

本来の続き

しかし s はどの r_n とも一致しない。なぜなら r_n と s は第 n 位が必ず異なるから。
これは実数の濃度が aleph_0 で番号付けが可能という仮定と矛盾。
つまり 0 < x <= 1 を満たす実数の集合は番号付けができないことが示された。したがって
	aleph_0 < |(0, 1]| <= aleph

2008.06.26

追記:
失敗の部分をプログラマ的に書く。
関数 a_m(n) は 関数ポインタのハッシュを引数に別の関数を使う関数で、関数のマップからハッシュで関数を引いてくる。その関数のマップに自身も入っていると無限ループでスタックエラー。無限にスタックがあるならその関数は戻らない。すなわち停止しない。

map[1] は a_1の行の数字を返す関数。map[1](1) は a[1][1]。
map[n] は a_nの行の数字を返す関数。map[n](1) は a[n][1]。
	a_m(n) {
	  return map[n](n) != 1 ? 1 : 2;
	}
a[m][n] を a_m(n) で定義すると、
map[m] は a_mの行の数字を返す関数。map[m](1) は a[m][1]。
	a[m][n] = a_m(n)
n = m のとき
	a[m][m] = a_m(m)
a_m(m) は map[m] を使うがそれは a_m(n) のこと。a_m(n)の使う関数マップには自身も含まれており、それを当てたらスタックエラーまたは停止しない。

 いつ組んだマシンだっけ、ファイルサーバのalephが死んだ。愛称はサバオ君。多分死んだのはマザーボード。電源を入れても「ピッ」と言わない。BIOS画面も出ない。
 もうサーバ用途ごときでマシンを組むのも面倒なので、マウスコンピューターで安物CeleronマシンをOSなしで注文。Ubuntuを入れる予定。
 マシンが届いて環境が復旧するまで(7月後半?)自宅のメールはなし。

2008.07.04

エースコンバットX(PSP)
 なんとなくビックカメラで新品のベストを導入。まだ7面目くらいだが、遊んでて楽しい。あぁ、最初のエースコンバットに近い感触。ポータブル向けに各面が比較的短い時間で遊べるようにできてるのが良いのだろう。最初のエースコンバットにあってどんどん失われたのが面攻略の手軽さだ。
 エースコンバット5は途中で投げたが、面白くもない薬品投下の後ミサイルなしでヘリコプターを追いかける面で止まってる。薬品投下とヘリコプターが独立の面ならまだ許せるが薬品投下を経ないとヘリコプターが始まらない。しかもタイムアウトでヘリコプターが仕留められない。
 Xは既攻略面をいつでも遊べるのも良い。あれ、他のエースコンバットはどうだっけ。1はできたけど5はできなかったはずだよな(要確認)。

2008.07.08

エースコンバット5(PS2)
 PSPのエースコンバットXと違って5ではクリアしたミッションを遊べるなんて機能はなかったよなぁと確認のため立ち上げる。せっかくなのでストップしてた薬品投下とヘリ撃墜ミッションをやる。偶然だがすんなりクリア。エースコンバット5再開。
 とはいえその後のミッションも基本的には前半と後半に分かれてイヤラシいものが多いが、そう何度もトライすることなく進む。現在はロックンロールがどうしたとかいうパイロットが二階級特進したところ。でもやっぱり5よりXの方が面白いな。5はミッションに時間が掛かりすぎる。

2008.07.11

こんばんはOSTRAです。
「モンゴロイドが来るぞ!」はJASRACのDBに登録されていますが、それは「DEMO TAPE 1」に収録する関係上便宜的にそうなっているだけで、JASRACはこの作品に関しては一切の権利を持っていません。ようはJASRACは許諾する権利を持っていないのです。
私の許可があれば状況を打開できるというなら許可を出します。そもそも商用・非商用にかかわらず自由にしてくださって良いと考えています。
単なるアマチュアの、しかも四半世紀も昔の作品に何を神経質になっているのかと思います。
私のメールアドレスはWebサイト http://www.ne.jp/asahi/techno/ostra/ のトップページの一番下の OSTRA / Takeshi Yoneki のリンクにあります。
以降はメールでよろしく。
最近メール用のマシンが故障して新しいマシン待ちでWebメールを使っているので、反応はにぶいかもしれません。

OSTRA / Takeshi Yoneki

2008.07.11

>まず、勝手に二次創作物扱いで登録してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

いや、問題ありません。

> 一度「コピー曲」として登録しましたところ、「公開出来ない」という返事を
> MySound事務局からいただきましたので、現在は「作品の種類」を「オリジナル曲」
> にして登録し、PR文に「二次創作物である」旨を明記しています。
> -------------------------------------------------------
> この曲は、自分「649synth」によるオリジナル曲ではありません。
> 米木武氏による楽曲です。
> JASRAC無信託の為、二次創作物扱いで公開しました。
> http://www.ne.jp/asahi/techno/ostra/mongolright.html
>
> J-WID作品コード:087-3987-1
> Copyright (C) 1982 Takeshi Yoneki, OSTRACISM CO.
> -------------------------------------------------------

ヘルプ(http://mysound.jp/help/detail/3154/)の
「JASRACに登録されていない曲のコピー作品」に相当するようですね。
たぶん大丈夫でしょう。
事務局から問い合わせがあったら、直接許可を得た旨お伝えください。

> PR文の文面には以上のような文を入れてありますので、
> なにとぞ公開をお許しいただければ幸いです。

「モンゴロイドが来るぞ!」の改変の有無、商用・非商用にかかわらず
無条件に録音の公開を許可します。
また、公開は自己責任でお願いします。

OSTRA / Takeshi Yoneki

2008.07.11

エースコンバット5(PS2)
 それなりに調子よく進んできたが、渓谷でのミッションで暫く止まる。これも前半が退屈で後半が厳しい。どうしてこういう組み合わせにするかなぁ。時間ばかり掛かってしょうがない。もっと楽しく遊びたいのだけど、これじゃぁクリア後にもう一回あの面をやりたいなんて思わないだろう。キャンペーンをクリアしなくても既攻略面を遊ばせろとも思う。
 で、その渓谷面。後半の4機が速いと気付く。現在選択している機体では追いつけない。あと、中央の周りの山に1箇所1000フィート以下で抜けられる部分がある。なんつうか素直じゃないね。
 MIG-31(現有機で最速)にて出撃。何度か壁面に墜落したが後半の4機を結構仕留めることができるようになった。で、ついにクリア。
 あぁ、やっぱりこのゲームはやめとこうか。完全にブリーフィングが無意味。始める前にどんな機体が良いだろうかなんて考えるだけ無駄。

エースコンバットX(PSP)
 5と同時にやってるため、ストーリーがごちゃ混ぜになる。ええと現在は、首都を奪還したところ。大統領の救出は5の方だよな。対ゲリラ戦はXだったよな。
 5と違って当初の目的を果たすとちゃんとミッション終了になるのは嬉しい。いや、違うな。そんなことが嬉しいと感じることこそ間違っているぞ。

2008.07.14

 マウスコンピュータからCeleron 430の安物ミニタワーマシンが届いた。届けてくれたのはいつもの日通の内海さん。
 早速ケースを開け、中を観察。中身はシンプルだが、HDDはS-ATA、CD-ROMドライブはIDEとなっている。こういうハイブリッドはもうそろそろ駆逐されるんだろう。
 HDD装着場所が微妙な位置で、旧マシンから抜いたIDE HDD 2台と新マシン付属のS-ATAとCD-ROMドライブは内蔵電源ケーブルの長さが足りず、全部は一遍にはつながらない。延長ケーブル買わなくちゃ。
 旧マシンのIDE HDDだけで起動してみると最初はX Windowでだんまりになったが、リセット後はX Windowの再設定になりブートした。おぉ、さすがFedora Core。
 で、ここで、パラレルポートがないことに気づく。あぁ、レガシー。パラレルポートがないとママの嫁入り道具のHPレーザープリンタが使えない。さぁ困った。使えるPCIバスは2つ。1つはIDE HDD用に既にボードを買ってある。オンボードのネットワークは100MなのでGbEのボードも必要。
 で、PCI-Express x1のGbEボードとレガシーなパラレルボードを買ってきた。いやはやパラレルのためにPCIバスを潰すことになるとは思わなかった。自力で組んだほうが良かったんだろうか。
 結局PCIバスはパラレルとIDEというレガシー向けになってしまった。

とりあえず全部組み込んで、新しい方のHDDにUbuntu 8をインストール。ケースがときどきビリビリ言うのは安物だから。

2008.07.16

 新alephの準備。
 まずハマったのはメール。受けることはすんなりできたが送ることができない。微妙に複雑な事をしてるため思い出しながら追跡。最終的にはSMTPサーバのフリをするPerlスクリプトの実行権限の問題。解決。
 次にハマったのはvnc。Ubuntuにデフォルトで入っているvncは予めログインしてないと使えない「アホじゃね?」な仕様。で、vnc4serverをインストール。しかし、黒格子にマウスポインタだけな画面になる。これも最終的には /etc/X11/xinit/xinitrc の実行権限の問題。以前これでひっかからなかったということは、Fedora Coreでは実行ビットが立ってたということだ。解決。
 次はSamba。シンボリックリンクの先が見えない。man smb.confで設定を探す。どのあたりのバージョンからか知らないが、シンボリックリンクを無効にするのがデフォルトになっていた。解決。

2008.07.17

 新aleph。
 次にひっかかったのはSambaからプリンタを見せること。smb.confでは
printcap name = /etc/printcap
となっていたが、etcにprintcapがない。Fedora Core 5のCupsはprintcapを自動で作るのだが、今のバージョンがなのかUbuntuがなのかは知らないがともかくprintcapがない。これは
printcap name = cups
と記述することで解決。
 残った問題はCupsの設定で非PostscriptプリンタをPostscriptプリンタに見せる方法が見つからないこと。Fedora Core 5のCupsではなにげなくできてたことなのだが、今のバージョンがなのかUbuntuがなのかは知らないがともかくMac OS Xから印刷できない。まぁそもそもLinuxで可能で、しかもMac OS Xの印刷システムも今やCupsなのだからMac OS XでもPCLを喋っても良いような気はする。そっちのアプローチで考えてみよう。

2008.07.18

 ウィキペディアのCupsの項目を読んで思ったこと。
 IPPを経由してPostscriptデータを渡せばいいのかも?
 そもそも丁度一年前にAppleがCupsを買収したとある。なんだ。親和性高いはずだよな。

2008.07.18

 で、試しにMac OS Xを起動し、コントロールパネルのプリンタの項目を見たところ、特に何もしていないのにCupsのプリンタが出現していた。IPPのおかげなんだろうなぁ。プリントアウトしたところ特に問題もない。あぁ、もうCups側でGhostscriptがどうしたとか何もしなくて良いのね。
 Mac OS XからLinuxへ送られているデータがPCL(HPのプリンタ言語)なのかPostscriptなのかは不明。まぁ、使う分には知る必要もない。
 そういえばLinuxのログにボンジュールがどうしたとか出てたな。

2008.07.19

 次にハマッたのはpop3d。pop3のデーモンとしてdovecotを入れたがどうもおかしい。dovecotを削除してmailutils-pop3dを入れる。ちゃんとWindows側のbiffと通信を始めた。解決。
 vncで使っているとときどきgconfdがどうしたとかでウィジェットの描画がいきなり古臭くなる。まぁ実害はなさそうなんでいいんだが。
 あと一点問題があって「サービスの管理」でロックを外せない。すなわち設定を変えられない。削除したはずのdovecotを一応チェックボックスだけでもオフにしたいんだけど。これもrootでvncを使えばいいだけなので実際はたいした問題じゃない。
 なんとなくエディタのjoeを入れたらcrontab -eのエディタがjoeになってしまった。viに戻せませんか?

2008.07.19

 新alephの設定も概ね終盤に差し掛かった。次に悩んだのはsshd。
 他のLinux端末からのsshでのログインはすんなりいくのだが、ssh改造されたTeraTermでは弾かれる。これは改造TeraTermがssh1のプロトコルしか使えないためで、最近のサーバのデフォルトの設定はssh2のみ対応となっていることが多いためだ。
 /etc/ssh/に移動、sshd_confに
Protocol 2,1
HostKey /etc/ssh/ssh_host_key
を加える。
 そしてssh1向けにホストキーファイルを生成する。
ssh-keygen -t rsa1 ssh_host_key
 これでssh改造されたTeraTermでアクセスできる。
 と、ここで思い立った。既に改造TeraTermがssh2に対応してるのでは?
 探すと改造TeraTermはssh2に対応していた。あらら。早速導入。sshd_confから先程の記述を消す。当然のようにちゃんと動く。なんだか負けた気分。

2008.07.20

 新alephも稼動し、旧alephのケースが余った。こういうものを放っておけないのが貧乏性というかケチンボなパパ。物置部屋から440BXマザボを引っ張り出し、組み始める。確か壊れた旧alephに使ってたCeleronと別にCeleronがあってそっちじゃないと下駄が合わないんだったっけ。もう忘れてる。でもそのCeleronがどこにあるのやら。まぁ、どうでもいいので手元にあったPentium II 350MHzを2個付けた。メモリなどいろいろと接触不良やらでなかなか安定しなかったが、きっちり掃除機をかけてガツンと差し込みある程度の安定を得た。メモリは挿せるだけ挿して640MByte。Pentium IIマシンとしては多すぎ? HDDはこのマザボが正しく認識できる最大容量の40GByte。
 さすがにUbuntuのインストールはGHz時代のマシンに比べ時間はかかったが特に問題なし。当然X Windowも動く。のろいけど。問題はシャットダウンを選択しても電源が切れるところまでいかないこと。まぁACPI以前のマザボだからしょうがないのかなぁ。昔のLinuxならイケたんだけどね。
 で、このマシンは外から覗くための実験向け。ルータでIPマスカレードの対象として登録する。とりあえず全部のポートを接続。sshとvncを入れたが他に何かポートを使っているものがあるかは未確認。
 外に開放してから24時間でさっそくアタックに来た。IPアドレスから国はES、ママによるとスペイン。Dark_Alexの国かよ。sshのポート番号を変えておこう。

2008.07.23

 シャットダウンの問題は /etc/modprobe.d に新規にapmというファイルを作って(ファイル名は任意でOK)、
options apm power_off=1
を書くことで解決。

2008.07.23

Subject: Re: 649synthです。
To: 649synth
Date: Mon, 28 Jul 2008 22:13:07 +0900 (JST)

> だいぶ時間が経ってしまいましたが、
> 7月28日、無事に「モンゴロイドが来るぞ!」が公開されました。

ごくろうさん。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: どうだった?
To: Satomi Yoneki
Date: Fri, 01 Aug 2008 13:05:15 +0900 (JST)

> 舞ちゃんの膝が腫れてた件、どうだった?
> また蜂窩織炎じゃなければいいんだけど。

よくわかんないんで、ばい菌が入ったんだろうということで抗生物質貰ってきた。
経過を見たいんで明日連れて来いとさ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

ドラゴンクエストV (NDS)
 さまようよろいとキメラとスライムナイトで戦ってきたが、後半というか終盤さすがに厳しいので攻略サイトで調べるとグレイトドラゴン最強との記述。おっと、いたよな。さまようよろいとキメラには引退して貰ってゴーレムとグレイトドラゴンを参加させる。スライムナイトは回復役で続投。おぉ、グレイトドラゴン強い。炎や吹雪で皆HP削られてるのに一人無傷。
 宝物だけ取って引き返そうと思ってた表のラストダンジョンで間違ってラスボス戦に突入。直前の宝物がオリハルコンのキバで即グレイトドラゴンを強化ってことはグレイトドラゴンをメンバーにするのは織り込み済み? 仕方がないので主人公・グレイトドラゴン・スライムナイトで三枠。残りの枠はフバーハ役の息子とバイキルト役の娘か嫁でかわるがわる交代で戦闘。あぁ、HPのフローが良い感じ。なんだか負ける気がしない。あっ、倒しちゃった。
 裏のダンジョンまではやる気は出ないので久しぶりのドラゴンクエストVは終了。

2008.08.05

 ファイルサーバのalephにママが接続して曰く「ファイルがコピーできない」と。MacBook Proからの接続はSambaになっていて、サーバ側のSambaの設定はドットで始まるファイルを見せないのがデフォルト。おかげでそのままではMac OS Xからはまともに扱えない。
 一応Netatalkも入れてあるからAppleTalkで接続すればいいじゃんとパパが主張してもなぜか入れない。パパのPowerMacからは入れるがパスワードの平文警告が出る。こんな警告あったっけ?
 調べるとUbuntuの基本がDebianだというのは知られているが、Netatalkが暗号化で利用するOpenSSLがGPLとぶつかるといった理由でDebianでのNetatalkは平文のみの仕様になっている。それってダメじゃん。
 加えて、LeopardからAppleTalkでの接続はパスワードの暗号化を要求するのがデフォルトになっている。Tigerまではログインパネルにオプションのボタンがあり、簡単に平文を有効にできたのだがLeopardはそれがなくなってしまった。パパのPowerMacはTigerなので平文パスワードでの接続ができたということだ。
 そのオプションパネルにあるSSLがどうしたこうしたのスイッチを入れてしまったのが運の尽き。エラー-35とかで二度とログインパネルを出せなくなった。もちろんオプションパネルも道連れ。

 Netatalkのパスワードの扱いのメソッドは共有ライブラリの形で外部化されており、それさえ用意できればイケるのではいかというのがアイディア。
 Netatalkの最新版は2.0.3でこの3年間はアップデートされていない。枯れているのやら放置プレーというべきか。そのビルドを始める。
 必要なのはSSLでの暗号化で、最終的に必要だったconfigureのオプションは
./configure --with-ssl-dir=/usr/include/openssl --with-pam --enable-debian
 ただし、これが旨くいくためにはOpenSSLの開発環境とPAMの開発環境をインストールする必要がある。Berkeley DB 4.2も入れたっけか。どのみちエラーメッセージを参考にSynapticパッケージマネージャで適当にそれっぽいものを入れていく。
 configureが成功し、makeも成功。
find . -name 'uam*.so' -print
で出来上がったuams_dhx_pam.soを見つける。必要なのはこれだけ。
 uams_dhx_pam.soを/usr/lib/netatalkにコピーし、uams_dhx.soにシンボリックリンクを張る。
 /etc/netatalk/afpd.confの最後の行のコメントをはずし、明示的にuams_dhx.soを有効にする。UbuntuのNetatalkのデフォルトはafpd.confに記載のあるオプションではないからだ。

 で、無事に再度パパPowerMacからAppleTalkで接続できるようになった。もちろんすかさずオプションパネルでSSL云々は切った。平文も一応通るようにした。ふぅ。

2008.08.08

 COWON D2の中身を調整中。
 D2に入れる基準は低く、傑作とかテンションの高い楽曲ばかり入ってると疲れるので、適度に駄作も入れる。悪くない程度のもの。基準以下ってのは聴いてて不快とかつまらなすぎるもの。
 平沢進と戸川純は結構作品数が多く全部入れてると異常にテンションが高くなるので適度に間引く。ユニコーンとウルフルズも間引く。
 つまらなくてスキップするとケン・イシイと判明することが多すぎるのでケン・イシイは全部削除。
 カール・バルトスも入れてみたがコンピュータで普通のロックをシミュレートしたという触れ込みのアルバムが全然ダメ。偽テクノポップとしか言えない残りのアルバムも聴いてて恥ずかしいがたまに掛かる程度なら許そうか。ダメなら即削除。作曲の才能に不自由な音楽家。
 ドラゴン・アッシュも入れてみたが耐えられるかどうかはまだこれから。
 ロシアのボリスなんちゃらとかジェリーフィッシュとかオインゴボインゴとかフィル・マンザネラとかハルモニアも手持ち分全部入れてみる。
 冨田勲は通勤中には合わないのではないかと思うがとりあえず手持ち分全部。未キャプチャのアナログもまだ何枚か残っている。
 パフィーはカーステレオ向けiPodに入れていて小娘のリクエストも多いのでD2には入れない。
 アシュラ・テンプルの復活はなし。

2008.08.27

世界の中心で愛を叫んだけもの(ハーラン・エリスン、ハヤカワ文庫)
 長らく勤務先に置きっぱなしで、昼飯時に読んでいたがやっと終わった。ディックが調子悪いときのような小説だってのが時間の掛かった原因か。読み始めてから終わるまで他の本を何冊読んだやら。特に表題の作品が最悪。まぁ、あれをトップに置くことでその先「なんだ、結構イケるじゃん」と思わせるテクなのだろうか。まぁともかく表題作以外はディックが調子悪いとき程度には読めることは間違いない。

2008.08.27

Subject: Re: ごはん
To: Satomi Yoneki
Date: Tue, 02 Sep 2008 20:02:10 +0900 (JST)

> 今日は、ちょっとだけごちそうの予定。

ウホッ!

OSTRA / Takeshi Yoneki

 iPod最大の不満はまっとうなイコライザがないこと。iPod以外のMP3プレーヤーの最大の不満はまっとうなシャッフル再生ができないこと。iPodにまともなイコライザがないことで「イコライザなしで音が素直に鳴るヘッドホン」に対する需要が発生して、昨今の高級イヤホンブームとなったのではないかと思っているのだが、それはまた別の話。
 CreativeやCOWONのMP3プレーヤーでシャッフル再生すると結構な頻度で同じ曲が再生される。iPodではあまりそういったことを感じたことはない。とりあえずこの問題に『またお前か症候群』と命名する。Appleはシャッフルという名前の付いた製品をラインナップにあげているくらいこのあたりの実装に自信があるのだろう。他社の実装はシャッフルの機能を舐めてるとしか思えない。もっと工夫の必要な機能なのだと思う。
 嘆いてもiPodにイコライザが付くわけでもCreativeやCOWONのシャッフル再生が改善されるわけでもないので、ときどき話に聞くスクリプトでの自力解決を目論むとする。
 楽曲ファイルのプールからシャッフルして連番を付けてMP3プレーヤーに転送するというのが基本的アイディア。再生時はプレーヤーのシャッフル機能は使わずファイル名順に。もちろんプレーヤーがファイル名順に再生する機能を持っていなければならないが、CreativeやCOWONのプレーヤーならそういった点は問題ない。iPodにはできないことだが。
 プレーヤー内の転送された楽曲内では同じものが存在しないことが保障されるので『またお前か症候群』は発生しない。発生するとすれば「一周したので入れなおし」のときだ。前回終盤に再生されたものが次回序盤に来ないという保障はない。まぁ、MP3プレーヤーのストレージのサイズに依存するがそこまで目くじら立てなくてもよさそうなので、とりあえずでっちあげた。
 shuffle.rb は指定ディレクトリ以下にある全MP3ファイルをランダムに並べなおし、連番を振って別の指定ディレクトリにコピーする。たったそれだけのRubyスクリプトだ。結構短い。特定のディレクトリ以下の順位を上げ下げする機能(以下重み付け機能)も入れた。ただし重み付け機能は楽曲ファイルのプールに比べMP3プレーヤーのストレージが明白に小さいときのみに意味がある。全曲プレーヤーに入るのなら重み付けをしても順番に偏りが発生するだけで『こいつばっかり症候群』が発生することになる。
 128KbpsのMP3ファイルで考えると、1GBで17時間強。日に2時間再生すると8日強。週休二日で2週間はもたない。4GBなら1ヶ月以上はもつ。
 運用開始。

2008.09.03

 ちょっと前からメインのミドルタワーPC(monado)のF:ドライブの様子がおかしかった。DGIndexでMPEGファイルの処理をさせていると変に遅くなるようになっていた。で、先週の金曜日、何度かブルースクリーンを見た後Windows XPが起動しなくなった。はぁ。
 とりあえず他にOSをインストールするHDDもないので翌日新宿ビックへ。その日はかねてからママが目を付けていた浅草のシュラスコ屋で夕食というかマルさんも呼んで飲み。肉食ってメタボ。
 OS起動向けにS-ATA内蔵HDD 500GB。データ退避のためUSBの外付けHDD 500GB。合計1TB。
 旧F:ドライブのIDE内蔵HDD 250GBからのデータ退避が厳しい。ほとんど故障状態なのかファイルの読み込みに非常に時間が掛かる。またCRC巡回云々エラーとかいうアラートが出ることもある。まぁテンポラリに近い扱いのHDDなので緊急性の高いデータはないといえばない。DVカメラからキャプチャした8GBのデータとか再度キャプチャすれば良いし、その方が早い気もするが。その8GBのaviファイルをコピーし終わるかあきらめるかしてさっさと外した方がシステムには良いのだろう。
 Windows NT系の面倒臭さはC:\Documents and Settings以下全部どっかにコピーして保存という荒業が簡単にはできないこと。旧C:ドライブIDE内蔵HDD 250GBからのファイルのコピーは問題ないのでこのディスクはフォーマットして使いまわしたい。xcopyでなんとかなるかな。権限的に読めないファイルに用はないから。
 新規インストールしたWindows XPにSP3を適用したのだが、その後更新されなくなってしまった。何事かと思ってWindows XPを再インストールしてしまったよ。でもまた同じ問題。答えは 『Windows XP SP3 をインストールした後、Windows Update、Microsoft Update、または自動更新で更新プログラムが正常にインストールされない』(http://support.microsoft.com/kb/953541/ja)。
net stop wuauserv
regsvr32.exe %windir%\system32\wups2.dll
これで再び更新されるようになった。バッドノウハウ。
 とりあえずはビデオ録画関連の機能を優先的に復旧。

2008.09.08

 Documents and Settingsディレクトリの莫迦さ加減は以前に書いたがもう一度書く。Explorerでフォルダを掴んで別のディスクにバックアップといった操作ができない。なぜならコピーの途中で権限のないファイルがあるというエラーで止まってしまうからだ。しかもその莫迦ファイルはユーザディレクトリの中にある。頭悪いのもいいかげんにしろと。マイドキュメントの中は俺の与り知らぬフォルダやファイルが一杯。俺のフォルダなんじゃねぇの? 俺のフォルダじゃないとわかっているからかつて一度も使ったことないけど、それは別の話。
 で、xcopyでエラーを無視するようにオプション設定してコピーを始めた。メモリ不足とかのたまう。メモリ不足じゃないでしょ、フルパスが255文字を超えたんじゃないの? できたら正確にエラー表示してくれ。当てにしてたxcopyでもコピーできない。ようはDocuments and SettingsディレクトリはWindows XPの機能ではバックアップできないということだ。頭悪すぎ。
 ググると、Windows Server 2003 Resource Kit Toolsに入っているrobocopyというコマンドだとフルパス255文字の制限と無関係にディレクトリ単位のコピーが出来るそうだ。早速ダウンロードしてサーバに保存、と、同じファイルが既にダウンロードしてある。何か別件で既に使ってたんだっけ、完全に覚えてない。ともかくそのリソースキットツールをインストール。
 robocopyは最初から入れておけよというくらいまっとうなツール。いや本当に最初から入れておいてほしい。いや、xcopyを直せ。

2008.09.09

 Rubyで書いたシャッフルスクリプトは元気に活用されているが、問題はFileUtilsでのファイルコピーののろさ。MP3プレーヤーが4GBなら4GB分ファイルコピーが発生するのだが、もうちょっとなんとかならないかというくらい時間が掛かる。copyコマンドを使ったバッチを出力するようにしてFileUtilsと時間を比べてみようか。

2008.09.09

 MP3ファイルのシャッフルコピーをするRubyスクリプト。Rubyに最初から入っているクラスでコピーするのが遅いので外部の'cp'コマンドを使うように変えたがやっぱり遅い。ネックはMP3プレーヤーのフラッシュメモリの方にあるということか。

2008.09.11

 VAIOのバッテリーが丁度一年で無反応になった。VAIOカスタマーセンターに電話するがバッテリーは消耗品の一点張り。点検を依頼する。とはいえ結局は買うしかないので点検をキャンセル。Amazonで注文。
 安全方向に振りすぎたのかね。たった1年で使えなくなるのが仕様だというならもう私がVAIOを買うことはないだろうなぁ。
 ママのiPhoneはバッテリが全然もたない。バッテリ問題は設計思想が未熟な証拠。

2008.09.13

 先日、OHTOのLIBERTYというボールペンのガワ(本体?)と三菱鉛筆のノック式ゲルペンのペン軸(中芯・リフィル)が合うと知り、早速入手、利用を始めた。ただ、好きなゲルペンである極普通のuni-ball Signo 0.5 UM-100 黒に比べすべりが良くない。ノック式向けのペン軸だからかインクが硬いのだろうか。
 勤務先では黒のゲルペン、出先の打ち合せ等では青のゲルペンを使って一冊のノートで見分けが付きやすくするという運用を長年続けている。青のゲルペンにはぺんてるのHybrid DX 青というかなり昔にディスコンになったキャップ式の製品を使っているのだが、まだまだインクが残っているのにガワ・本体部分がいまにも壊れそうなのである。このペン軸、気に入っているんだけど。
 で、このぺんてるのペン軸KFR5が三菱鉛筆のuni-ball Signo RT 0.5 UMN-105 黒のペンの軸すなわちUMR-85Nに似ていることに気が付いた。OHTOのLIBERTYに入れたらぴったりだった。おぉ、これでHybrid DXの延命ができる。出先の打ち合せで書く量なんてたかが知れてるのでなかなか減らない。
 ぺんてるのサイトを見ると現在でもHybrid DXのペン軸の形状は後継ペン軸で引き継がれている。ただしノック式向けになっている。
 とりあえず試してみるということでぺんてるのHybrid TECHNICA 0.5 黒を買ってきた。OHTOのLIBERTYにぴったり入る。ペン軸はKFRN5。これで久しぶりに黒のゲルペンにぺんてるHybridシリーズが復活。いや、本当に復活するには暫くロードテストが必要だ。私がぺんてるHybridをやめたのはインクが出にくくなるという問題が頻発したからだ。Hybrid DXはそういった問題がなかった。で、Hybrid DXを愛用していたにもかかわらずディスコンになり、困って色々と試して三菱鉛筆Signo UM-100に落ち着いていた。
 Hybrid DXを単純にUM-100の青に置き換えるのでもいいとは思うんだけど、LIBERTYを2本も買ってどうする俺。
 あらら、ぺんてるKFRN5でインクが出にくくなった。ロードテスト終了。LIBERTYの中身はUMR-85Nに戻す。黒向けLIBERTYは手帳に付けている。なんだか暫くしたら最もベーシックなSignoになってそうな気もする。なかなかインクが減らない用途だから丈夫な本体の意義もあるけれど、安い品の使い捨てでも全く問題ない。ノック式向けのペン軸は硬くて気になる。

2008.09.13

 シャッフルコピーの先を別のHDDにして一時ファイル置き場にし、その後でFireFileCopyを使ってMP3プレーヤーに転送することで劇的に高速になった。900個のファイルで最初の一時生成に4分、FFCでの転送に40分程。あっ、CRC巡回云々エラー。一時ファイル置き場のHDDもヤバいかも。

2008.09.14

Subject: Re: 出たっ!
To: Hiroshi Nakamura
Date: Tue, 16 Sep 2008 23:28:40 +0900 (JST)

> 9月16日18:09、3,100gでした。

おめでとさん。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 今こそ労働運動の必要な時代なのかもしれない。

2008.09.21

エースコンバット5(PS2)
 どこぞの首相だかを救出後裏切り者を助ける海戦を切り抜け、多分最終のトンネルで詰まってる。リトライをする気を削ぐムービーというか演出。それなりに難しい前半にシビアな後半。いつ終わるやら。まだやってんのと言われてもしかたがない。

エースコンバットX(PSP)
 14Aと13Bに進んだので次で最終面のはず。14Aと13Bどちらもミサイル対策のためひたすら低空を維持、根気のいるプレイ。旋回性能の良い機体だと海に突っ込む突っ込む。クリアしたのはMigだっけ、結局。エースコンバット5と違って無関係の2つのミッションを連続クリアする必要がないのがさいわい。こっちのエースコンバットの方が良い印象。初期エースコンバットの直系の子孫。

スーパーマリオギャラクシー(Wii)
 スターを50個ゲット。もう、ゆっくりとしか進めないので操作方法を忘れてたりする。まだやってんのと言われてもしかたがない。が、しかしスーパーマリオ64だってスターを119個ゲットしたのは何年も経ってから。120個目は諦めた。

コーデッドアームス(PSP)
 前から気になっていたがようやくゲット。中古。結構真面目なFPS。なんかいいじゃん。まだ練習モードしかしてないけど期待できそう。

モンスターハンター ポータブル 2nd(PSP)
 Gではない2ndの方。Gが異様な売れ方をしたせいか無印2ndは中古で1000円程度。とはいえMHP初代もまだまだ中途半端な状態で2ndやるんか俺? 評判を見るとGは害虫が強化(^^;)されたそうで、無印2ndにも存在価値はありそうだ。

2008.09.21

 PSPのジョイスティック相等の左下の変な丸い軸コントローラー。大分前からあまり調子が良くなく、ゲームによっては勝手に動いたりして閉口してた。それを解決してくれたのがJoySens。こういうのはSCEが純正で用意すべきものだってのは書いたな。
 CFW4.01でJoySensがまともに動かなくなっていたのだが、ボタン設定をカスタマイズしないことで動くと判明。もうちょっとこのへんちゃんとして欲しいものの、背に腹は。
 上記コーデッドアームスもJoySensなしでは誤動作が発生するゲーム。カラクリの誤動作も同じ問題かもしれない。エースコンバットXももう少し遊びやすくなるだろう。

2008.09.21

 まだ買ってもいないのに妄想。
 Netbookを電子手帳として使えるものなのかどうか。電子手帳に要求される機能はさほど多くない。
1. 適切なテキストエディタ
2. 適切なスケジューラ
 Windowsで使うのは面白くないのでUbuntuでの運用を考えるというか妄想する。Ubuntuに適切なテキストエディタがあるのだろうか。まぁ gedit でいいならあるわけだが。せめてキーカスタマイズができればこんなに嫌な気分にもならないかと思う。かといって emacs は論外だ。こういった改行なしでだらだらとした文章の編集に全く向かない。
 スケジューラはどうだろう。現在PCではPalmDesktopを使っている。これに相当するスケジューラがあれば良いということになるが、Evolutionはどうなのだろう。
 EvolutionでPalmをHotSyncしてみた。予想通り日本語が完全に死んでる。Evolution自体はそんなに悪くなさそうなので残念。まぁ取り込みは他の方法でということか。ともかくSyncしてしまったPalmのデータはどうやって削除しよう、困った。

2008.09.25

 Palm Desktop 4.0.1 のvcs出力におけるDESCRIPTION(予定のコメントの出力)のMIMEエンコードは結構デタラメで、自身の出力したvcsを読めないことがある。
 例として、行末に「=」があると無限ループが発生しひたすらメモリを食う。また「=0D=0A」と書くとそれは読み込んだときに改行にされる。
 vcs出力されたファイルの中のむき出しの「=」を「=3D」に変えると問題なく読める。ともかくPalm Desktop 4.0.1でvcs出力するのはできるだけ避けたほうが良さそう。

2008.09.26

 試しにとgnome-pilotでHotSyncしてみたがEvolutionでの表示は化けるは落ちるようになるは、まぁもうこれはメンテはされないんだろう。
 で、WindowsのPalm DesktopとHotSyncしようとしたら認証エラーになった。おいっ! 何をしたgnome-pilot。PDA IDとかいう意味不明なパラメタがあったがあれか?
 Palm Desktopでユーザを作り直す程度で復旧できたから良かったものの、今までのデータが全部パーってのは勘弁してくれ。マジに。

2008.09.26

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