OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之参拾壱

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: Viser
Date: Fri, 17 Aug 2001 19:11:12 +0900

> とりあえず本体だけ、9800円。色はアイス。

 素早い。

 PalmがBeを買って、ついにBeOSもお蔵入り。ウチのPCには入ってるが、長いこと
起動してない。VineLinuxも起動してないけど。

 iMovieでタイトル等スーパーを入れると切れ目でプチノイズが乗る。困った。
 にしても、ラクチンなソフトだ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: MICROMV
Date: Tue, 21 Aug 2001 15:22:05 +0900

 DVが最後のテープメディアと言われていたのにまたソニーがMICROMVなんつー
テープベース製品を出すのね(ネットワークハンディカムIP)。
 ディスクで容量を稼ぐのは時間がかかるからなんだろうけどね。
 MPEG-2で記録するのになぜかiLink(IEEE1394、FireWire)が付いてる。
リアルタイムコンバート?

 転送レートから考えると、60分でDVが13GBくらいなのにMICROMVは5.5GBくらい
しかない。MPEG-2圧縮としては12MbpsはDVDに50分程ってとこか。iDVDより
レートが高い(ので記録時間が短い)。
 普通はDVD化するときに再エンコードするから関係ないか。

 MPEG-2だから圧縮率は稼げるんだろうけど、ノンリニア編集には向かなそうね。
「DVと同等の画質」って売り文句はMP3を「CDと同等の音質」と言ってるような
もんか?

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: 読まなくてもいいよ30の改行コード
To: Tatsuya Naraoka
Date: Tue, 21 Aug 2001 22:03:33 +0900

 こんばんは、奈良岡さん。

> だから何というわけでもないのですが、開いた時に妙な文字が行頭に
> くっついているのは、格好悪いかと思い、一応、お知らせまで。

 こっそり替えときました(^^;)。さんきゅうです。

 実際のところ自動コンバート機能を実装して以来私は気にしなくなったん
ですが、bin-tar-gzipのユーザはHUNDOSHI-EDITを使っているとは限りませ
んね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: iDVD
Date: Fri, 24 Aug 2001 17:03:57 +0900

 ようやくiDVDを使って1本目のビデオのDVD化をしました。
 iMovieもiDVDもこれでもかってくらい機能がありません。iMovieはビデオの
取り込みと切り張りができればいいんでオッケイなんですが、iDVDは
「ビデオのインデックス(チャプター)が表現できない」というかなり悲しい
仕様。昔の自分のライブビデオを焼いたんですが、「次の曲に飛ばす」とか
「今の曲をもう一回頭から」とかは全くできません。
 おまけに、これはMarantz DV3100が原因かもしれませんが、しばしば再生が
乱れます。唐突に数秒間ストップします。後でPS2でも再生試験はしますが、
たぶん一般的DVDが4Mbpsなのに対して8Mbpsで書かれたコンテンツの扱いは
速度的にギリギリなのかもしれません。はやくもDVD買い替えかぁ?

 iDVDってチャプターインデックス張れるようになる予定あるんかなぁ。
DVD Studio Pro買うほどのことじゃないぞぉ。

#まだ市販のDVDはPMG4QSで見てない(^^;)

OSTRA / Takeshi Yoneki

 ようやくホーイックロックスエリアの対空レーダー破壊を攻略。

 アーマードコア2 アナザーエイジの序盤は一応10面くらいは初期装備でなんとか切り抜けられた。前作の終了データも強化人間データもあるが、ゲームそのものを楽しむにはまっさらから始めた方が良い。案外悪くないんだ初期装備。でもどうにもならないのがブーストの短さ。ホーイックロックスエリアの谷越えは初期装備では難しい。私にはできなかったし、そもそもできるかも不明。
 ホーイックロックスエリアの山岳基地強襲で初期装備をあきらめ、AC名も一式から一式改に変更。ブースターを燃費の良いヤツに替え、ジェネレータも強化。ようやく3つ目の尾根にたどり着いて喜んでたら敵ACにやられてしまった。武装も必要かぁ。爆撃機に隠れながら逃げ回っていると敵ACが弾切れになる。
 その後は比較的順調に進んだが、再びホーイックロックスエリア、例の対空レーダー破壊で詰まってしまった。AC名も既に二式で、中量機にライフル、低燃費のブースターで攻めども攻めども勝てない。無人兵器に殺られること幾知れず。5分という時間制限も厳しい。デコイもダミーもレーダー妨害も効かない。しかたがないのでWebで攻略情報をあさる。
 ポイントは数点あった。
1. 足が速ければ後ろ側からの無人兵器の自爆は通常歩行のみであたらない。
2. 谷超えはオーバーブーストが楽。
3. まともに無人兵器の相手をしても埒があかない(無限にでてくる)。
 コアを軽量に、足を逆関節にして、無人兵器から走って逃げるようにしたところ3つ目の尾根にまでたどり着くことができるようになった。がしかしまだ達成できない。もうひとつポイントがあった。
4. レーダーをブレードで破壊すると動きが止まりやすく無人兵器の餌食になりやすい。
 そこで小型ロケットを積み、レーダーに向かって走りながらロケットで狙うというスタイルに変えたところ、ようやく任務達成、攻略。2分半ほど時間が余った。

 やっぱ面白いわぁ。

2001.08.28

 だいぶ以前に見つけて、まだあるかなとGoogle検索をかけたらすぐに見つかった「年別音楽史」(http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/1960-1999.htm)。そもそも1年に1音楽家を代表させて年代史を語ろうという視点が大間違いなページ。1974年にミカバンドを置く神経がイカレてる。ミカバンドは結局は「後にそうであったと再評価されたバンド」であって、1974年を代表するナニカではない。
 1980年をジョンレノンにしてあるが、ジョンレノンが死のうが山口百恵が引退しようがこの年はYMOフィーバーの年なのである。いまだYMO/テクノはなかったことにしようとでもいうのか?
 現状1998年で止まっているが、2000年がunderworldで代表されなかったらモグリと断定しよう。

2001.08.29

Subject: Re: 起動元プロセスの判別
To: Yusuke Yamanaka
Date: Wed, 29 Aug 2001 15:47:58 +0900

> プロセスが起動した場合に、起動元のプロセスを取得する方法を探しています。
> 今回はA.EXEからB.EXEを起動し、B.EXEから起動元のA.EXEの
> プロセス(またはトップレベルウィンドウ)を取得します。
>
> 両プロセスともこちらで開発していればいろいろな方法を
> 思いつくのですが、A.EXEは他社が開発したプログラムです。
> また、A.EXEが複数起動しているときにB.EXEが
> 呼び出されることも想定されます。
>
> やっぱ無理ですよね?個々のプロセスって起動元の
> 情報などを保持しているんでしょうか?

 たぶんそういった情報は保持されていない。
 Windowsはどうしようもないくらい「非同期」にしか動かないので、元々アプリ
レベルのプロセスに親子関係はなく、起動した・されたは「たまたまそいつに
起動された」だけで、記録すべきものでもなく。記録されてたとしても公式に知る
手立てはなさそう。

Takeshi Yoneki

 MacOS XでルートレスのX Window。覚え書き。

 海上さんの「Darwin-jp(仮) なページ」(http://www.be.wakwak.com/~unakami/)からパッケージ化されたX Windowのファイルを持ってきてインストールする。bin-tar-gzipで展開するとおかしなディレクトリ構成になったので調べるとtarに「ディレクトリなのに'/'で終わっていない」というパスがあり誤動作していた。明らかにbin-tar-gzipのバグ。もちろん修正、2.0は一瞬で2.0.1になった。
 しかし、このtarファイルはWindowsのExpLzhも誤動作していた。

 WindowMakerでルートメニューを出す方法で悩んだ(ルートレスだから)。F12キーででるとわかるまで一週間。ルートメニューからじゃないとWindowMakerを正常終了できないので、いままでドックの位置などが保存されなかった(必ずメニューにかぶさっていた)。
 できれば(FVWMのように)ドックにメニューを割り振る手があれば良いのだが、可能かどうかも不明。

 kterm等で使われるk14フォントはあまりにMacintoshとの親和性が低いので、k14gothを使う。
 VineLinux等のディストリビューションCDからk14goth.pcf.gzを持ってくる。これを/usr/X11R6/lib/X11/fonts/miscにコピー。fonts.dirとfonts.aliasのk14をk14gothに替えるのみ(強引な方法?)。
 また、knm12pをfonts.dirとfonts.aliasに加えると(k14の記述を元に12に変更、強引?)、WindowMakerのコンパネの文字がうまい具合になった。かなりVineLinuxな気分。

 いやまぁ、本当はJTerminalがtelnetでPCのLinuxのEmacsを正常に動作できれば一番なんだが、なぜか表示が乱れる。VT100として実装されていない部分でもあるのか?

2001.09.01

 MacOS Xをサーバ、WindowsをクライアントにしてのJava RMIの試験。
 なかなか動いてくれなかったのだが、まず一般的な注意点として、サーバ側のJavaのjava.policyを適切に変更する。面倒なのでとりあえずは「全部受け付ける」にしておく。
 サーバ起動時に-Djava.rmi.server.codebase=file:///Users/ostra/javatest01/というようにどこで動くのか知らせておく必要がある。
 サーバのNaming.rebindのとき、オブジェクト名だけでなく、"//organon/TestObject"のようにホスト名も設定しなければいけなかったのだが、これはMacOS X特有の問題。普通にTerminalを起動すると、プロンプトにlocalhostと表示されるが、これは自分のホスト名を把握していないため。コマンドhostnameの結果もlocalhostで、本当はここでorganonと返ってほしいところ(試験に使ったMacOS Xのホスト名はorganon、三代目)。
 /etc/hostconfigのHOSTNAMEをorganonとした。もちろんあらかじめNetInfo Managerでorganonを登録しておく。ついでにWindowsクライアント(monado、二代目)も登録しておく。
 するとNaming.rebindで"TestObject"とするだけで良くなる。普通の状態では「organon/TestObject」を頂戴といわれても「localhost/TestObject」しか知らんもんねとなってしまうのであった。
 AppleTalkで設定したホスト名をちゃんとUnix部分にも反映してほしいもんだ。

 そういえばNetInfo Managerでサービスrmi(ポート1099)を適当に設定したのだが、必要だったんだろうか? どうせ決め打ちなんでいらないんだろうとは思う。

2001.09.02

 ようやくJTerminalが使えるようになった。
 私がMacOS Xで日本語の端末が必要なのは、メールをPCのLinuxでアクセスしているからだ。LinuxマシンでEmacs + mewを使うことで、MacintoshからもWindowsからも環境シームレスに扱える。ただしTelenetが使えればである。
 MacOS Xの純正端末は日本語が通らない。この問題が10.1で解決するかどうかは不明だが、少なくとも10.0.4ではどうにもならない。そこで有効な解決手段として日馬さんのJTerminal(http://www.tt.rim.or.jp/~kusama/)を導入することになる。
 JTerminalの動作は概ねオッケイなんだが、困ったことにLinuxにTelnetで入ってEmacs + mewを使うと表示が崩れてしまうのだ。Control-Lで再描画すると正しくなるのだが、あまりに頻繁に崩れるので、なんらかの対処が必要。
 XonXプロジェクトのX Windowを使ってktermでアクセスしても悪くないんだが、Macintosh側とのクリップボードのやり取りが実現されておらず、結構ストレスの原因となる。「いまそこにある文字列をここに持って来れない」のである。
 JTerminalをデバッガで追いながら動作させると、INPUT_SCROLL_REGIONでの動作が怪しいと気付く。範囲指定でのスクロールだ。ただ、概ねどう動作するかは分かるのだが、どう動作すべきかの知識がない。また、NextStep APIも全然知らない。JTerminalを修正するのはあきらめることにした。日馬さんに任せよう。
 次に可能なのはLinux側のtermcapを変更することだ。termcapの該当部分「:cs=\E[%i%d;%dr」をコメント化してみた。動作に変化はない。Emacsはtermcapを参照していないということか。
 Text-Terminal-HOWTO(http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Text-Terminal-HOWTO.html)を読むと、termcapは過去の互換のために残っているもので、その後terminfoという仕組みに移行しているというようなことが書かれている。
 infocmpの出力をファイルにリダイレクトして、terminfoのソースにする。該当部分「csr=\E[%i%p1%d;%p2%dr,」をコメント化してticでコンパイル。再度infocmpするとcsrはなくなっていた。
 この状態でJTerminalを試すと、表示の崩れは解消した。ラッキィ。端末制御プログラムは、特定の機能が存在しない場合、他の機能の組み合わせで実現するようにできている。そのかわりスピードとか効率は多少犠牲になる。大昔、TurboPascalで初めてこの考え方に接して感心したものだ。

2001.09.03

OSTRACISM CULTURE SHOCK

2. BIRTH & DEATH TIME
『後ろで断続的に鳴ってるノイズ』
 坂本龍一&ロビンスコットの「ジ・アレンジメント」をFFキー半押しで高速録音したものを標準速度で再生した音だったような気がする。
 歌詞は自作だっけ? ナカムラかサラシナの詩を英訳したんだっけか思い出せない。
『端からリフの人』
 和声って感覚に乏しいってこったな。ま、機材の問題があったんだが。「ナカムラの妹はナカムラに似てる」という裏歌があった。

3. CITIZEN
『単発のアイデアだけで』
 作品が音楽にならないこともままあって、ま、音楽である必然性は元々ないな。しばらくは音楽的作品とか音楽的活動とか、「的」を付けて音楽でないというニュアンスを持たせていたのを思い出した。

5. C (tse:)
『若い頃にはこれだけでイクことができたんでしょうか』
 KRAFTWERKのIntermission(Radioactivity)だっけかが元ネタ。全然違うけど。

6. OSTRACISM CULTURE SHOCK
『こういうのにタイトルをつけるのはムズカシかったに違いない』
 ナカムラヒロシ作曲、もちろんタイトルも。バンド名はここから貰った。オラトリオ晴教徒の歌も同時期にナカムラが予備校で私が持ち歩いていた五線譜に勝手に書き綴ってた。ようは落書き。

9. ぬらりひょん イメージ・ソング
『何を表現したかったのか』
 詩のサラシナが何を考えていたか不明だが、採用した私も何を考えていたんだろう。元の詩はこんなにぬらぬらしてない(繰り返してない)。やっぱ責任は私にある。

11. 四面楚歌
『後半は前半の速回し』
 その通り。
 消去ヘッドに磁気テープを張って盲ダビングした作品。二度とこんな音は作れない。

12. CULTURE SHOCK! (Basic Inst.)
『オケだけ聴くと、違う曲っぽいっすね』
 バスドラムの音はステレオアンプをループさせてハウリング状態にしての自己発振音。アンプ壊れなくて良かった。ガイドとして入れたんで、最終的にはあんまり聴こえなくなっている。

13. 仏説摩訶般若波羅密多心経
「もはや何の音だか分からない金属パーカッション」
 そろばんがかなりうるさい。私は輪ゴムの音が好きなんだが。金属パーカッションは鍋かなぁ。

14. NIRVANA
『ファズGt.と電気剃刀と沸騰したヤカンの内の誰かと誰かのコドモみたいな音の正体』
 カセットデッキをアンプと同じようにループさせてハウリング状態にしての自己発振音。録音レベルを変えると音程が変わる。だったよな、たぶん。

15. CULTURE SHOCK!
『やっぱりコード間違ってるような気が』
 間違っている。後の録音やライブでは修正。

16. EMANCIPATION
『当初から現在に至るまで、米木さんのやりたいことっていうのは一貫』
 この路線はthe ostraditionとかA.I.とかDominant WalzerとかSONY HB-F900とかHermitとかに続く。
 これとATARAXYは環境音楽としてPOLY-800でリメイクされている。リメイク時にインプロはなくなった。

17. ATARAXY
『特殊奏法』
 だから、弾けないんだってば。

オストラ伝説

1. 人文戦士 Red-turning
『チャカチャカ鳴ってるのはスネアでもないし、何なんでしょう?』
 たぶんKPR-77かな、手法としては恋の魔法陣とか時間軸と同じ(デュアルリズムボックス)。

2. 悪魔汝が名は
『字足らずを気にせずには聴くことができない』
 ナカムラの詩は歌詞として書かれていないというのがしかたがないところ。最初の録音を聴いて一応ナカムラにより一部語数を他に合わせて増やしてある。「懐深く隠し持つ」は最初「懐に隠し持つ」だった。さらに字足らず。

5. Song for Human
『特に歌詞がアレ』
 屍と歌ってるのに怪物になってしまってる不整合さが許せない。

6. deadlock'n I
『ロックへの葬送行進曲?』
 深読みは不要。

8. あめんなか
『突然脱力』
 ほんとはぬらりひょんがこのシリーズの最初なんだが。最新がネムネム。

9. オラトリオ・晴教徒の歌
『怪作』
 ナカムラがいいかげんに書いた譜面を現実の音にしたもの。曰く「書き間違った音がある」そうだが、全部間違ってると思う私であった。

11. the ostradition
『KPRのクラップとハイハット』
 RX-11をマツに持ってかれた直後の作品。

Biomechatronics

4. Infinitude
『何でも揃ってるということが創造性を拡大するワケでもない』
 お姉ちゃんの会社が扱ってる製品のプレゼント企画が雑誌テックウィンであって、CD-ROMでアシッドというソフトの機能限定版を配付、用意されたループデータを使って作った音楽作品で優秀なのを送った人に製品版をプレゼントというやつ。
 で、応募作品を編集部がCD-Rに焼いてきて、ウチのDreamcastで聴いたのであった。
 ショボーン。怒るよ。
 たぶんループデータが圧倒的に少なくて、たぶん機能限定がかなりきつくて、おかげで「誰の作品もほぼ同じ」という最悪の状態になってしまってた。これ、募集要項を考えた人がダメ。誰だろ。
『思いつきもしませんもん、こういうの』
 現代音楽でNHK電子音楽スタジオで製作されたマンダラだったかマントラだったかの変なタイトルの作品が元ネタ。本物は数十回人の声を重ねてオルガンみたいな音に変質していた。
 InfinitudeのサウンドはVesta Kozoで作られた。Vesta Kozoのホールド機能とサンプリング機能を駆使。単音サンプラーがMC-101で音程を制御できるって機能を唯一使った作品。逆に言えばMC-101を使った最後の作品。
 Vesta Kozoはネムネムでもボーカル用ディレイとして使ってる。現役。

5. Impromptu Scherzo
『バンジョーの3フィンガーのシミュレート』
 バンジョーと意識してないんだが、ナカムラにも「バンジョーだ」と言われたな。これってバンジョー?
『たまにモタって聞こえるのはマスターに起因するのでしょうか?それともシーケンサーの限界?』
 FM音源制御と演奏を一手に引き受けてた当時のMSXの限界。音色切り替えが処理として重かったらしい。
 自主映画向けに作ってボツになって、ついでに映画もボツになった。ボツボツ。まぁ、ボツになってもしょうがないなぁ、頑張って作ったけど魅力がない。

7. A.I.
『ディレイをかけた風に打ち込んだスネア』
 ディレイかけたんだと思う。たぶんRX-11と一緒にコンパクトディレイも借りてたんじゃないかなぁ。

nGwaKuTeN

1. 砂漠民
『この独特なリズムといい、何の影響なんでしょうか』
 今となっては不明。比較的楽な気持ちでテキトーに作ったような気がする。音数が少ない。

2. in the Castle
『ある時代までのポップスの典型』
 完成した時は「凄いのできた」と思ってた。でもヒト評価はあんまり。今でも好きなんだが、なんでだろう。
『時たまルート8分弾きのBs.ラインを使ってた』
 使うと恥ずかしいのかな?

3. Dominant Walzer
『リズム音が謎』
 FM音源(4オペ)。買ってきた音色集(カセットテープにデータがピーガー)かも。
 正弦派の私はFMオルガン大好き。

4. nGwaKuTeN(楽典)
『あ、ダブの影響が』
 これとSpiralはB-2 UNITの影響があるんだろう。

5. 西方夢想
『同じコード進行です』
 ありがちな普通の進行。
 この作品の聴きどころは転調するところ一ケ所。そこを気持ち良くするために前半の退屈さがある。

7. HEIL! HITLER
『歌詞がナンだとか、色々な思いがあるでしょうけど』
 恥ずかしくないぞ、この歌詞。何度もライブでやってたし。

8. 南方夢想
『ファンク+アフリカンみたいのをオストラでやってたっていうのがまず驚き』
 音色集をロードして音をだしつつ、テキトーにシーケンサーでループを作ってしまった。作ろうとして作ってないんで思い入れも何もない。何か風に聴こえたとしたら単なる偶然。

9. Back at the Chiken Shuck
『ブルーノートバリバリ』
 そりゃま、古いジャズだしねぇ。ブルース嫌いだけど、このへんのジャズは好きな方だ。モダンになる前だから、音楽として難しすぎないのが良いところ。ポップスなんだよね。
 実験として可能なことをやってみただけ。nGwaKuTeN収録作品は試作品的なものが多いね。

10. Spiral
『シーケンスがズレていったたりする様子』
 当時のMSXマガジンにスパイラルという美術館かなんかの紹介があって、そこで流されてるミニマルが「MSXのシーケンサの画面」で紹介されていた。元のはズレが8分であんまり面白くなかったんで、16分にして音も増やしてベースも入れてドラムも入れて...結構良くなった。

11. 東方夢想
『相当地味ですよねぇ』
 本人は風は自由電子と似たようなもんだと思っている。

純粋音楽批判

1. SONY HB-F900
『ロジャーズの非指示的カウンセリング』
 ってなんだ?

3.コシイシSUN!
『「心もはれるよ」のところのシンセの揺れた暗い音色』
 全然心がはれない音色。この音好き。

5. インラン娘☆
『歌詞は……何があったんでしょう……』
 何があったんだろう。
 セブンスが使えないからロックが書けない説。

7. 悪魔が通り過ぎるまで
『ロックですね』
 セブンスが使えなくてもロックが書ける説。

亜細亜陶仙郷

2. 旅のラゴス
『世界一のR-50使いと認定すべき』
 そんなもん認定されたらいやだぞ。

3. Kan'Etsu -砂場への道-
『旅番組のBGMみたい』
 浪漫飛行の私なりの解釈ってハナシはしたか?

5. オストレイシアの冒険
『歌モノにしそこねてインストにした』
 その通り。「風吹けよオストーレーイシア」とか一度は歌った。歌はボツ。

8. 私をゲルと呼ばないで!
『僕は何かとてつもなくイヤなものに関わってるんじゃないか』
 一番わかってなかったのは私なんだろうな。鈍感だし。

10. BaHarsUs
『スタイルとしは間違いなく“ロック”』
 もっとファンキーさが出せればなぁと思ってた。ハネを理解できるようになったのは90年代後半だから無理だけど。

12. 碑 -ishibumi-
『黒田さんが、アコギでコピーしてたりした』
 そんなことあったのかぁ。
 アレンジ的にはもう少しなんとかなったのではとは思うが、私の力量と当時の機材を考えるとこのへんが限界か。

2001.09.05

Subject: Re: 竹下心也さんの近況
To: Niigata
Date: Tue, 11 Sep 2001 21:45:38 +0900

> 「機動戦士ガンダムごっこ」

 機動学園と機動戦士と両方の説があるんだけど、正しいタイトルはどっち?

 ガンダムごっこや水戸黄門にくらべハムラビ仮面のGoogleでのヒットが
余りに少ないんで私のページにデジタイズした旧作をアップロードすることに
決定。

 で、Googleで「ハムラビ仮面」でヒットする「ATLAS BIRD」って誰だろう。
デッドリンクになっててキャッシュしか残ってないんであんまり追求もでき
ない。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: Pop3Biff について
To: Manabu Miyagi
Date: Wed, 12 Sep 2001 22:48:07 +0900

>  自分のメールサーバーは DTI のもので APOP になって
>  いますが、このソフトは APOP には対応していないので
>  しょうか?
>
>  また今後、対応する予定はあるのでしょうか?

 当面調べるのが面倒でMD5対応していません。LANでの使用を想定しているの
ですが、Internetで使う人もいるだろうなとは思うのでよりセキュアには
しなくてはいけないとは考えています。
 MD5のRFCにはCでの実装例が付属するそうなので、移植性も含めこれから調査
です。いつになるかは分かりませんが実装したら試験に協力よろしく。

>  最後に、もし改良する予定があるのであれば、 Dock に
>  対応してほしいと思っています。

 Dockに対応ってのは具体的にどういった動きでしょうか。
 Carbonではまだ方法がないことも多いのでやれるかどうかは不明ですが、
参考のため教えてください。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: AC4
Date: Thu, 13 Sep 2001 15:19:08 +0900

 もしかして発売延期もあるかなぁと思ったけど、エースコンバット4は
無事発売されたようです。まぁ、どっちみちテロ前に店舗に届いていたはず
なんで、止めようがないんだけどね。
 でもテレビでのCMは自粛だそうで、さもありなん。
 どこにも「周辺機器に何が使えるか」の情報がなくて閉口。あのうれしはずかし
な巨大なPS1向け純正フライトコントローラが使えるのかがいまだ不明。

 アーマードコア2アナザーエイジが終るか攻略をあきらめるかしたら買う予定。
一応シェンムー2も。お姉ちゃんからクロノア2という声も出ている。
GT3もやりたいんだけど。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: N6
Date: Sat, 15 Sep 2001 18:22:38 +0900

 MacOS X使ってますか?
 Linux側にsshdを入れて、JTerminalで日本語が使えるようになり、
Emacsの動作不良をTermInfoカスタマイズで使えるようにし、加えて
メニューバーから米国国旗を追い出して青い菱形にし、XAquaを入れて
WindowMakerやxbuffyを動かし、TinkerToolでゴミ箱をデスクトップに表示し、
ASMを入れてアプリケーションメニューを表示。だいぶ使おうかって気分に
なった。
 ネスケの6.1は結構良いね。MacOS X向けは英語版しかないんで、タイトル
バーの日本語が化けるけど、'vers'リソースで日本語を選べばオッケイ。

 あとはNetatalkがMacOS Xに対応すればいいんだけどなぁ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 AC2AA、コルナートベイシティ「潜水艦破壊」。
 敵ヘリが有限となかなか気付かなかった。序盤にミサイルで素早くヘリを墜とし、次に大型ロケットで潜水艦を破壊、最後にACを腕とエクステンションのミサイルで破壊。ACの動きに合わせてなるべくミサイルが当たるタイミングを探ることでようやくクリア。

 AC2AA、ロウズヒル「レイヴン撃破」。
 いろいろ装備を変えて何度やっても2体目にやられたのだが、フロートを多用するエリア攻略後フロートのまま戦うと結構避けができるとわかる。フロート脚、カラサワ、ブレード、迎撃ミサイルでクリア。

 AC2AA、バルバスシティ「宇宙開発研究所警護」。
 これもいろいろ試行錯誤した。ミサイルベースで頑張ってたのだがあきらめ、両肩エネルギーキャノン積んだ戦車でなんとかクリア。対AC戦は困ると戦車。
 ナインボール(オールドアヴァロン「正体不明機排除」)もAC1と同じく両肩エネルギーキャノンで対処。真正面から斬りかかってくるので、戦車でなら構えがないため案外キャノンを当てやすい。もっともAC1はジャンプ力が必要なんで戦車ではなかったが(そのかわり強化人間だったので構えがない)。

 AC2AA、オルコット海「航行艦隊強襲」。
 かなり試行錯誤させられた。接近して叩くという手法が通用しない。ミサイル発射口が隣の艦の上から側面攻撃できるとなかなか気付かなかった。
 最終的にクリアした武装は、フロート脚、肩エネルギー系キャノン、1000発ライフル、ブレード、迎撃ミサイル、長距離FCS。
 隣の艦の上からキャノンで狙うという方法が有効。巡洋艦の砲台は1発、グレネードランチャーは2発、ミサイル発射口は2発で破壊。ヘリはでてきたらとにかく1000発ライフルで墜とす。艦橋は武装を破壊後にブレードで破壊。これでなんとかクリア。

 装備でなんとかなるところがこのゲームの良いところ(いまのところ)。

2001.09.17

 ラオックスゲーム館で、ガイジンさんが店員に強く文句を言っていた。MP3プレーヤーの音楽にまぎれて断片しか聞こえなかったが、エースコンバット04のコントローラに関することらしい。それなら私も同じくらい怒っている。
 エースコンバット04はナムコの人気フライトシューティングゲームなのだが、精度の高いフライトシムを操るのにホリ電機(現在は正式にはHORI)のフライトスティックが必要なのである。ガイジンさん的にはPCのフライトシムのことが念頭にあるだろうから、多くのフライトスティックの選択肢があってしかるべきなのである。私だってそう思う。しかし、選択肢はおろか唯一動作するホリ電機のフライトスティックは全く店頭にない。フライトシューティングゲームをフライトスティックなしでやれということだ。
 また、ナムコのページのエースコンバット04に関する情報には、周辺機器に関する事項が全くない。ホリ電機のフライトスティックのみが動作するという情報も、当然対応すると思っていたPS1向けソニー純正フライトスティックに対応しないという情報も全くない。顧客の知りたい情報でなく企業の宣伝したい事しか書かれていない。そういうモノを我々は情報とは呼ばない。システムやゲーム性は信頼しているし、やれば解るから情報としての価値は全くない。ゼロビット。
 実はゲームの取扱説明書にも周辺機器に関する記載が全くない。ホリ電機のフライトスティックの件も全く触れられていない。まさしくナムコはエースコンバット04をデュアルショック2で遊べと言っているのである。ゲームパッドでやるフライトシムの難しさはエアフォースデルタで知っている。これはあんまりな態度である。
 ナムコはまずプレイヤーに謝罪し、責任を持って迅速にフライトスティックを出荷しなくてはいけない。そもそも前回もそうなのだが、ナムコが売らなくてなんでソニーがフライトスティックを売ってたの? なぜ今回はホリ電機なの? ナムコはこの無責任な体制を詫びなくてはいけない。ソニーのスティックもエースコンバット3の頃には手に入れられなかったと聞く。
 もっと正しい対処はホリ電機のフライトスティック以外のフライトスティックに対応することだ。せっかくUSBで接続できるのに、なぜ市場にあふれているデファクトスタンダードなフライトスティックであるマイクロソフトのサイドワインダーに対応しなかったのか理解に苦しむ。ステアリングコントローラでも同じだが、USBを積んでる事が全く活かされていない。加えてエースコンバット2と3のフライトスティックであったソニー製品も使えない。何を考えてるの?
 ナムコは早急にマイクロソフトおよびソニーのスティックに対応するドライバを用意し、全プレイヤーに無償で配布する義務がある。

 エースコンバット04はフライトスティックへの対応のまずさゆえに、そもそもフライトシムとして評価の対象にできない。不幸なフライトシムである。

2001.09.19

 AC2AA、ザーム砂漠近郊「専属レイブン消去」。
 放棄してエースコンバット04に行こうかと思った。いや、もうこういう難度のミッションしか残ってないのかもしれないが。当然戦車なんだが、腕キャノンでも肩キャノンでも両肩エネルギーキャノンでも核でも敵の動きに追随できないんで、腕の甘い私には使いこなせない。
 腕とエクステンションのミサイルのみの武装で、60%増量。とにかくオーバーブーストで逃げながらミサイルを打ち込む。多くは弾切れにすら到れず。FCSは距離よりは範囲(+ロック数)を重視した方が敵を墜としやすい。
 何度も出撃して「側面に入られたら死ぬ」と解ってきたので、逃げる時に横でなく前に突き進むようにしたところ、弾切れまで粘れるようになった。そしてその後偶然も多いだろうが、残り1機でHP2500程度弾数60程度になり、建物の影から撃っては隠れをしたところようやくクリア。残り弾数8。キツいわぁ。
 あんだけ重くて、肩武装ができないんだから、100%増量くらいにしといてほしい。

2001.09.19

Subject: Re: 手術、そのあと
To: Naoki Maruyama
Date: Sat, 22 Sep 2001 01:11:26 +0900

> >おもに米木おにーちゃん
>
> HP読んだよ。給料が入ったらPS2とAC04を導入する予定だったけど、しばらく延期ね。
> 当分はAero Dancingで遊んでいます。

 そういうつもりはないんだが、確かにノーマルで8面がクリアできない。
以前に比べミサイルが当たりにくくなってるんだろうなぁ。より実機に
近づいてるんだろうけど。でもF-14にミサイル60発もどこに積むんだ?
 最近はどこの店頭でもロジクール(ロジテック)のステアリングコント
ローラがあるんで、グランツーリズモ3の買い時かもしれない。
 Dreamcastのゲームもだけど、PlayStation2はさらに処理能力に余裕がある
んで、動きのスムーズさが顕著。PlayStationの倍くらいFPSあるかも。
ようはカクカクした動きがなくなってる。遠くにあるオブジェクトに接近する
ときの見え方が自然になっちまう。逆にアーマードコアで最初とまどった
くらい。

 しかし、こんなにソフトを買って貰えないゲーム機もないなぁ。やっと
6本。しかもそのうち4本がフロムソフトウエアの製品。来月5本目の
キングスフィールド4が予定入ってるし。完全にフロム専用ハード。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 AC2AA、ロストフィールド「未踏査地区最終調査」。
 最後のセラフとかいうやつが強くて強くて。
 違反機体オッケイなんで、脚は最速のホバー、重量コア、両肩分裂ミサイル、腕ミサイル、迎撃ミサイル、FCSは範囲重視、ミサイル自動発射。核とかキャノンとかじゃ全く追い付かなかった。
 逃げるのに手が精一杯で、自動的に撃ってもらうことで、武装は全部ミサイル。数十回の敗戦の末、敵を前面に捕らえるには、敵の動く方向と逆に動くのが良いと気付いて後、ようやくクリア。
 違反しない機体では勝てそうもない。ま、そのための違反オッケイモードなんだろう、政府御墨付きの。

 AC04、ミッション8。
 エースコンバット04のミッション8は何度やっても800ポイントが取れず。F-14で710ポイントが限度。機種を交替、MIR-2000で770ポイントまで到達。さらに何度かMIR-2000でチャレンジ、ようやく800ポイントに達し、ランクBでクリア。
 この後はもうこんな難度のミッションばかりなんだろうか。フライトコントローラが欲しい。

 試しに初代エースコンバットを起動してみたら、ものすごい進歩を感じた。MSFS5とMSCFSの差以上かなぁ。

2001.09.24

Subject: Re: TimeCrisis II
To: Futoshi Ebata
Date: Sat, 06 Oct 2001 14:57:52 +0900

> #キングスフィールドIVも来てるのですが、まだやってません。

 死にます。ひたすら死にます。最初のセーブまでに3度は死にます。
 こんなに死ぬRPGは最近じゃ珍しい。

 中古屋でリッジV買ってきた。2000円。こりゃ確かにリッジだ。
コースが懐かしい。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: CW Pascal
To: Tomonokai
Date: Thu, 18 Oct 2001 02:54:59 +0900

 数年ぶりに最後のバージョンとしてCW PascalがPro5〜Pro7対応ででてきました。
喜んでPro6に入れてみましたが、コケる。OS 9でもOS Xでも同じタイミングで
コケる。困った。
 Pro7版でも同じかなぁ。でもPascal使ってるなんてのはもう日本では2桁程度
の人数しかいないのでは。
 友の会で他にPascal使ってるヒトなんて、いないよね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: [MACLIFE/apeX]褌edit 掲載許諾のお願い
To: Masao JIMBO
Date: Mon, 22 Oct 2001 23:10:43 +0900

> 実は、『MACLIFE』(BNN発行)の連載記事「apeX」のなかで、「褌edit」を紹介させ\\
ていただきたく、お願いのメールをお送りしました。
> 詳細は以下の通りです。
>
> ●掲載誌名 MACLIFE
> ●掲載号 12月号(11月18日発売予定)
> ●記事名 「apeX Lab. SoftwareSide」
> ●内容 簡単な紹介文とダウンロード先、ソフトの画面が数点入ります。

 了解しました。

> また、以下のような点を簡単で結構ですので、お教えいただければ幸いです。
> 1 なぜこのソフトをお作りになったか

 話せば長いことながら、当時ASLEdit+とYooEditくらいしかエディタがなく、
YooEditがまだまだ安定しているとはいいがたかったため、自分で使うために
作ったエディタです。公開直後にEdit7が公開されたのはほとんど笑い話。

> 2 ユーザからの反響

 当時ユーザも多かったと思いますが、JEditがメジャーになって以降は
静かなもんです。先日Webで「褌がOS Xに対応したということを知って、
懐かしいと感じた」といったような内容の文章を見つけました。現役で
使ってるんですけど。

> 3 使い方のコツやアピールポイント

 デフォルト状態では使いにくいプログラムなので、いろいろ設定して使って
ください。Preferencesの保存を忘れずに。
 「フォントスムージングを無効にする」は結構現実的でOS Xでは必須です。

> 4 バージョンアップの予定

 基本的にメンテナンスモードですが、何か実験的アイディアがあれば試験の
母体であることは変わりません。
 Pascalコンパイラが動かなくなったら不可能になっちまいますけどね。

> 5 Mac OS X 10.1への対応状況

 動いてるようです。
 ATOKで動作がおかしいというレポートを待っています。

> 6 掲載時のお名前

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: ふんどしで引っ張る
To: KURUMI
Date: Thu, 01 Nov 2001 00:13:32 +0900

> ふんどしエディットって、ひょっとしてテキストブロックのドラッグって
> できない事になってます?それともうちの環境だけでしょうか?
>
> 状況はこんな感じです…。
>
> テキストをまずドラッグして選択します。反転状態のテキストをつかみます。
> この時にぎにぎカーソルになっています。ドラッグすると影は動くが、
> 挿入ポイントが見当たらない。手を離しても何もおこらない。

 はいこれで正しいです。
 D&Dの実装はとりあえず外部とやりとりできる程度という暫定のまま。内部での
編集は考えるといろいろ恐いことがあるので当面パスっと。

 10.1でのインラインの様子はどう?

OSTRA / Takeshi Yoneki

 audio-technicaのATH-PRO6(部屋で使う密閉型ヘッドホン)に続き、長年使ってきたSONY NUDE MDR-E747(インナーイヤーヘッドホン)がイカれた。これも右の音が弱くなってしまった。
 結構使っている人を見かけるaudio-technica ATH-F55と保険としてATH-C52を買ってきた。

 ATH-F55(外で使う密閉型ヘッドホン)の音はかなり不自然で、Pioneer SE-F75(外で使う密閉型ヘッドホン)とは違う傾向ながらどっちもどっちという使いづらい製品だ。少なくともNOMAD II MGのイコライザでは満足のできる音にはできなかった。

 ATH-F55の半値以下のATH-C52(インナーイヤーヘッドホン)は結構素直な音で、壊れたNUDEと同じような設定できっちり鳴る。

 これでまたインナーイヤータイプを使うことになるのだが、どうして外で使う密閉型ヘッドホンってのは変な製品にあたることが多いんだろう。今度はSONYでも買おうかしらん。でも以前に買った部屋で使う密閉型ヘッドホンはロクな音がしなかったしなぁ。

2001.11.01

Subject: Re: 天声人語はチェーンメールと化した
To: Yutaka Ikeda
Date: Mon, 05 Nov 2001 23:06:14 +0900

 相変わらず返事の書きにくいハナシだ。

 朝日にかぎらず、もう新聞は日本の世論形成の主導力を失ったのはたぶん事実。
明治以来百年続いた体制も末期なんだと思う。
 情報を抱えることでの権力の誇示が難しい時代になってきた。そもそも新聞社の
人間も机に座ってWEBやメールに頼ってたんではそこらの若造と一緒。
 アフガニスタンでの戦争で『足で取材する』重要さが再認識されてきている上に、
いわゆる先進国でなく中東の民間報道機関が大活躍していることが面白い。
 小泉が首相でかつ、あれだけ報道で叩かれてる田中が外相でいられるのは
報道の信頼性の低下が少しは貢献している。官僚のリーク情報垂れ流すだけでは
世論が動かなくなった。そもそもその官僚の力の源泉である情報の価値が
低下している。

 デモクラシーの次は何が来るのだろうってのは永年の疑問&テーマ。
 古代ギリシャは衆愚の後マケドニアの大王がでてきて御破算。だからまだ前例が
ない。それとも大王が来る?
 大王が来る前の衆愚がネットワークデモクラシーなんだろうけど、同じ轍を
踏むのか人類?
 デマゴギーがいとも簡単に世界を巡る。コンピュータウイルスもリアルウイルスも
世界を巡る。

 天声人語ごときは馬脚をさらすのも当然。最近日経新聞を読んでていろいろ
ツッコみたい部分も多い。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 結局のところ、iDVDはかなり失望させられる製品であった。
 私がDVDに焼こうとしたのは昔のライブである。残っている記録は合計50分程度しかないのでiDVDの60分制限は特に問題ではない。問題はそれ以外のところにある。
 iDVDはチャプターを設定できない。これはすなわちライブが始まったら終わりまで見るしかないということだ。「あの曲に飛びたい」といった要求には全く応えることができない。
 張り付けたムービーが自動的に連続的に再生されるならそれで代用できるのだが、それもない。1つのムービー再生が終わったら必ずメニューに戻る。とにかく困った仕様なのである。しかもどうやらiDVD2でもこの問題は解決しないようだ。
 もう一つ問題があり、DVDプレーヤー等での再生時、映像・音声がしばしば飛ぶのである。8Mbpsという転送レートが仕様ギリギリでダメなのかと思っていたが、お姉ちゃんがWEBで調べたところ、音声がAIFFだと負荷が高くなり再生時に問題が発生しやすいとDVD Studio Proのレビュー記事のページで見つけた。iDVDのエンコード結果ファイルにAIFFがあることからまさしくこの件であるとわかる。iDVDでは転送レートを変更できないので、解決方法としてユーザのできることは何もない。とにかく困った仕様なのである。

 Windowsではまさしく今、DVD-R市場が立ち上がってきており、様々な安価なDVDオーサリングツールが新製品として出回ってきている。それこそ毎週新しい製品がリリースされている。そこで、もうiDVDには見切りを付け、DVD-Video向けデータ作成はWindowsで行うことにした。MacintoshにはiDVDがあるせいか安価なオーサリングツールが全く発売されない。2500円(iDVD2)の上はいきなり128000円(DVD Studio Pro)なのである。

 いろいろWEBで見比べて、とりあえず安価なUlead VideoStudio 5 GO! DVDを導入(実売9000円程度)。基本的な使い方はPC向けFireWireボードに付属してきたVersion 4を使ったことがあるのであまり迷いはない。今回は製品版なのでマニュアルがあるのが嬉しい。加えてMacintoshでDVDを焼くためRoxio Toast 5 TITANIUMも導入(12000円程度)。デフォルト状態ではMacintoshでDVDは焼けない。あと、Windowsでの作業領域として40GBのSeagate HDDを導入(12000円程度)。

 UleadのGO! DVDはiDVD程度(ある種iDVD以下か?)のカスタマイズしかできない製品であるが、制限の付き方が多少違う。GO! DVDは一つのムービーしか扱えないが(iDVDは複数扱える)チャプターを設定できる。チャプターがちょうどiDVDでの複数のムービーのようなメニュー(画面のアイコン)として登録される。出来上がりのメニューは似たようなものだが操作性の全く違うものになる。
 また、GO! DVDの音声トラックはMPEG2ムービーのMPEG1 Layer2のままなので(小寺信良氏によれば規格外だそうだ)、音声再生での負荷は低い。AUDIO_TSは空である。これはまだDVDに焼いてからの検証が必用。

 Ulead VideoStudio 5で取り込んだDVのAVIファイルをWindows Media Playerで再生するとどれも360x240になるので、まさかデータを間引きしてるのではと疑ったが、Playerの設定の問題と分かった。DVの取込みはPentium II 350MHz程度でも速度的には全く問題なくフルサイズ・フルモーション可能である。ただし最低動作環境はPentium III 300MHzで、拡張命令がないと、特にエンコードに異常に時間がかかる。

 Ulead VideoStudio 5のiDVDとの最大の違いはMPEG2エンコードの転送レートを設定できる点にある。またiDVDのような独自形式でなく普通のMPEG2ファイルを出力する。これはWindows Media Playerで再生可能である。私としてはAltiVecに対応したMac版のUlead VideoStudio 5あるいは「のような」製品が欲しい。値段はもう少しだけ高くてもいい。

 Pentium II 350MHzでのエンコードは実時間の24倍程度。iDVDは実時間の2〜3倍。泣きそうなハナシだ。マザーボード取り替えてPentium 4でも買ってこようか。

 続きは24時間後。

2001.11.08

 24時間で80パーセントほど。30時間くらいはかかりそう。

2001.11.09

Subject: Re: bin-tar-gzip 2.0.1 便利です!(^ヮ^;
To: Chihiro Endo
Date: Sun, 11 Nov 2001 22:29:21 +0900

 こんばんは遠藤さん、OSTRAです。

> エイリアスの代わりにオリジナルを圧縮するようにできないでしょうか。

 エイリアスも長いこと懸念材料ですね。フォルダがループしてたらとか
いろいろ考えないといけないんで、とりあえずは無視してました。
まぁ、なんらかの手は打つべきだなぁとは思うので、気長によろしく。


> 追伸:
> エースコンバット4をPS2とセットで買おうと思っていたのですが、スティックの
> 問題は残念です(´◇`;。なんだか、買う気が失せてしまいました(^_^;)。12
> 月発売のICO合わせにしようかなあと思い直しているところです(^-^;ゞ。

 エースコンバット04、良いゲームですよ。3D表現の自然さが今までの
エースコンバットの比じゃないです。AC2を動かしてみて笑っちゃった。
 昔のACと違ってパッドでもやりやすく調整されています。シビアさは
他のフライトシムに比べればかなり低いでしょう。そういう意味では
AC04はシューティングゲームの進化したものなんでしょうね。
 いまだにスティックは売っているところを見たことがないですが、
AC04をやらないってのはゲーム好きな人には(64ゼルダと同様)損で
しょうね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: リンク2
To: Satoshi Ikeda
Date: Mon, 12 Nov 2001 02:42:46 +0900

 Web開設記念で、というわけでもないが「心象風景」をアップロード。
 なんで記念になるかというと、ライブビデオだからだ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

例のアカペラ?サイトのは昔のねじめ正一のパフォーマンスを髣髴とさせる。そういう意味で彼は音楽家というよりは詩人であろう。違いはねじめ正一が確信的であったのに比べ、どうも彼は天然らしいということか。美術で言えば山下清って意味だ。
「Reason」。相変わらず間延びのしかたがなんとも和風というか雅というか、きっとこれはワンアンドオンリー。Aメロの先頭が、昔夜中にやってた「ステーキ・ポリタン」のCMで流れたメロディーに似てるような気がするのは私だけ?

例のサイトの作品は、私も少なくともリズムは入れたいなと思った。ファンキーなリズムが合うだろうと予想。やってみないとわからないが、少なくともチューブのは失敗だな。CDデビューをマジに狙うならどう作品を商品として成り立たせるかのプロデューサーの腕にかかっているけど、こんなこと考えても単なる余計なお世話。ちゃんとアレンジしちゃうと「普通のラップ」になってしまう危険大。でも黒人の真似でなく、日本のラップになるのかもとも妄想は広がる。

2001.11.15

 DV形式は9分で2GByteディスクを食うので、まともに扱おうと思ったらFAT32では太刀打ちできない。しかもどうやらNT4のNTFSもNGで、事実上Windows2000のNTFSしか選択肢がない。FAT32で扱えるのは4GByteまで、Windows2000のNTFSでは28GByteまでとUlead VideoStudio 5のマニュアルにある。さすがに巨大ファイルの扱いに手抜きはあまりしていない。
 40GBのSeagate HDDはNTFSで使うことになった。

 Ulead VideoStudio 5 GO! DVD + Roxio Toast 5 TITANIUMでのDVD作成のフローは以下のようになる。
Ulead VideoStudio 5で
1. DVを取り込む
2. フェードアウトやタイトルなどを編集
3. MPEG2でレンダリング
Ulead GO! DVDで
4. DVDオーサリング
5. オーサリング結果を出力
FTP等で
6. WindowsからMacintoshに転送
Roxio Toast 5 TITANIUMで
7. DVD-Rに焼く

 上記手順で特に時間を食うのは3.で、50分モノで30時間位だろうか(正確な時間は不明、家にいてかつ起きてるときにレンダリングが終わった経験がない)。
 当然のように試行錯誤が必要で、最初は8Mbps(固定)で作成したところiDVDほどひどくはないが映像がよく飛んだ。再び3.からやり直して7Mbps(可変)にしたところだいぶ飛ばなくなったがまだ飛ぶ。3度目は6Mbps(可変)で、ようやくほとんど飛ばなくなった。このシステムで作成するのは6Mbps程度にしなくてはいけないということだ。

 Uleadのサイトで「VideoStudioやMediaStudioPro 6.0で作ったMPEG2データにご不満のある方に是非お勧めです」とmpEGG! DVD Encorder for Uleadを販売しているくらいだから、エンコードの品質はきっとそんなによくないのかもしれない。確かに試験的に60秒のDVデータを4Mbps(固定)でエンコードした映像は結構ザラつく。しかし今回焼いた50分のライブビデオの素材はVHS-CをVHSにダビングしたものとノーマル8mmビデオのもの2つしかない。元々映像は良くないので、エンコード品質云々は不明。

 DVD-Rメディアはまだ結構値が張る。1枚1200円程度。試験的に焼くとか焼きに失敗するとか動作に不満があるとかすると1200円がパーである。既に4枚5000円近く使ってしまった。まぁ、これは学習料。
 ヨドバシカメラでは棚にはCD-Rしか列んでなく、店員に「DVD-Rはないんですか」と訊ねると鍵付きガラスショーケースを指して「こちらです」ときた。いくらメディアが高いからってそこまで厳重にするか? そんなに万引きが多いのか?

 Ulead GO! DVDでオーサリングしたDVD-Videoは音声が規格外なため、我が家のPlayStation2では再生できない。PlayStation2のDVDプログラムが2.0以降だとこういった規格外のDVD-Videoも音声がでるそうだが、PlayStation2のDVDプログラムのアップデートはDVDリモコンを買う以外に方法がない。困ったもんだ。まぁ、普通のDVDプレーヤーでは音声がでるのでアップデートする必要もつもりもない。PlayStation2はVideo CDも再生できないので機能面で普通のDVDプレーヤー以下である。

 PowerMac G4(QuickSilver)のDVD-R/RWドライブは当然PCでつなげばPCでDVD-Rを焼くことができる。Ulead GO! DVDは直接DVD-Rを焼ける。しかし、CPUパワーに不安があるので実験はしていない。Pentium 4を使えばかなりレンダリングスピードも含めいろいろ改善されると思う。
 先日バルクのCD-R/RWドライブ(ATA内蔵型)が6500円で売ってたので、つい買ってきてしまった。松下寿の製品なので、PowerMac G4につないだら何気なく認識した。純正扱い。でもDVD-R/RWドライブにはなぜかフタがないので、PCに付け替えると問題がある。色も黒いし。ドライブの交換はあきらめた。一時的ならいいんだがねぇ。

 ともかく、iDVDの不甲斐なさが全ての元凶。コンシューマレベルではDVD作成環境は既にWindowsの方が選択肢が広がっている。AltiVec対応の安価なMPEG2エンコーダとDVDオーサリングツールがあればいいだけなんだがねぇ。2002年に期待か? UleadがMac市場に興味を出すとは思えないしなぁ。Adobe PremiereがDVD対応するのでも良い。もちろんApple DVD Studio Proより安くだが。

2001.11.17

Subject: Re: サンプラー
To: Satoshi Ikeda
Date: Sat, 24 Nov 2001 11:17:15 +0900

>  米木さんちのS-760ってひょっとして
> AKAIフォーマットのファイルを読み込めたり出来ませんか?
>  あるいは、AKAIフォーマットのファイルを
> .aifなり.wavに変換するツールとかってご存知ないですか?
> まぁ、ウチのMACじゃフロッピーを読み込む事は出来ないのですが……。

 マックにフロッピーを突っ込んでみた?
 あ、FDDないんだな。

 今日の夕方にでもウチに持ってきな。AKAIがDOSフォーマットを使うような
賢明なメーカなら読めるとは思うが。
 読めればSoundAppで再生できる可能性がある。

OSTRA / Takeshi Yoneki

注釈:
 MacintoshにはAKAIフォーマットのFDを読むツールはなく、AKAIDiskというPCのツール(http://www.maxim.abel.co.uk/akai/index.htm)をDOSプロンプトで使うことでWAVファイルに変換できた。こういった音楽向け小物ツールはもうあまりMacintoshでは期待できそうにない。

Subject: Re: ご相談&質問
To: Hatchy
Date: Tue, 27 Nov 2001 01:59:15 +0900

 真面目に答えましょうか。

1. ノートブックパソコンは中古を買わない。

 理由:バッテリーが消耗部品だから。本体は問題なくてもバッテリーがヘタる
のは結構早い。

2. バックアップできるメディアは必須。

 理由:バックアップメディアを扱えるドライブは結局早いうちに必要になるんで、
最初からあるにこしたことはない。CD-ROMあるいはDVD-ROMオンリーでは自分の
データを退避するメディアがない。昔は普通はフロッピーディスクを使ってたけど
容量的に何年も前から現実的なバックアップメディアではなくなった。
 CD-R(RWではない)ならば1枚50〜100円程度で売っている。しかもCD-Rは音楽
データも焼ける(俗な表現で、CD-Rにデータを入れることを焼くという、1回しか
書き込めないことからの連想か?)。CD-RWドライブはCD-Rを焼ける。

3. 周りにユーザの多いシステムを選ぶ。

 周りにMacユーザがいればMacでもオッケイ。Macユーザが周りに皆無ってヒトも
多いんだよね、特に地方では。まぁ、軽音人脈は音楽というフィルターのおかげで
Macユーザが比率的に一般より高いと思う。イケさん、イケダ、ヤマナカ、私など。
ユーコちゃんは今もMacなんだろうか。ワカバヤシはiMac、昔オサダも使ってた。
 でもなぁ、もはやWindowsの方が音楽関係は充実している気がする。実情はどう
なのかわかんないけど(Windows版のCUBASEが安定しているのかとか)。

 なんにせよ、パソコンなんて寿命の短い道具だってことは思い知らされるよ。

#5台目のMacにて
OSTRA / Takeshi Yoneki

Intelの認めたスロット/ソケット変換アダプタ

Abit SlotKET (rev 0.82)
Asus S370-133 (rev 1.01)
EPOX update EP-S1C (rev 1.2)
Gigabyte GA-6R7+ (rev 1.1)
Iwill Slocket III (rev 0.9)
Magic Pro MP-A8++ (rev 4.5)
Micro-Star MS-6905 Master (rev 2.0)
Soltek SL-02A++ (rev 4.5)
Soltek SL-02D (rev 4.5)

2001.11.29

 やはり50分のMPEG2エンコードに30時間というのはいくらなんでも厳しすぎ。マザーを取り替えてPentium4でも使おうかと考えたが、Windowsはまだしもソフトのインストールのことを考えるとかなり躊躇する。
 そうなるとゲタである。Socket370 CPUをSlot1で使うためのアダプタだ。

 ゲタを探して秋葉原をうろつくと、コムサテライト3号店にてノーブランド「SUPER SLOCKT III」なるゲタが2000円で販売されていた。即購入し、オーバートップにてリテールCeleron 1GHz/100MHz Busを購入。Pentium4はSDRAM向けチップセットの影響か、品薄になっていた。いやまぁ、440BXマザー(Tekram P6B40D-A5)には関係ない。

 CPUの差し換えを行うものの、SUPER SLOCKT IIIでは動作しなかった。

 悲しみの中、WEBにて情報をあさると、インテルのサイトで動くゲタ・動かないゲタに関する情報が見つかった。FC-PGA CPUはコア電圧が低いので、単純にカスケードしても動作しないとのことだ(情報はPentium IIIについてだ)。コア電圧の調整ができるゲタならば動作するということで、ゲタの具体的な製品名が一覧されていた。ノーブランドSUPER SLOCKT IIIは動かないと明記。確かにコア電圧調整なんてジャンパーは全くない。
 ノーブランドSUPER SLOCKT IIIはIwillのSUPER SLOCKTのパチモンであると指摘しているページもインプレスにて発見。動かないはずである。P6B40D-A5がコア電圧調整できないのがガンなのであるが、CPU、生きてるだろうか。
 台湾でなく米国のTekramサイトにてTekram純正のゲタを見つけた。通販しているのだが、どう見ても米国内オンリー。10$でバーゲンされてて魅力的なのだが、買う方法がない。

 さらにWEBを探し、Asus S370-DLがコムサテライト1号店で販売されていると発見。インテルの情報でもAsusのゲタは動作する一覧の方にあった(S370-DLではないが姉妹品、たぶんS370-DLは後継品であろう)。よし、これで試してみよう。でも、CPU、生きてるだろうか。

 インプレスのアキバマップによればコムサテライト3号店は独自仕入れだそうで、1号店にあっても3号店にないという理由が判明。

 2800円でAsus S370-DLを手に入れ、CPUの差し換えを行ったところ、BIOSはPentium III 962MHzという謎な周波数で認識。962MHzの根拠が不明だが、とにかく動作した。CPUはまだ生きていた。

 HDBENCHによれば、動作クロックは1000MHzで、ようはちゃんと1GHzで動作していた。これは嬉しい。P6B40D-A5は8倍までがジャンパーで設定できるのだが、自動認識するCPUでは倍率設定は完璧に無視される。イマドキのCeleronは自動で倍率が決定する。

 DVフルサイズ(720x480)のMPEG2ムービーもコマ落ちぜず動作。

 試験的にMPEG2のエンコードを始めたが、確かに速い。でもエンコードにSSE命令が使われているかは不明。使ってればもっと速いのでは。

 Dualの時代は我が家では終了。BeOSも終わったし。

2001.12.01

 どうやらCeleron 1GHzは安定作動しているので、次はエンコーダのグレードアップである。

 Ulead VideoStudio 5 GO! DVDにはLigos LSXのMPEGエンコーダ・デコーダが付属する。しかし、このエンコーダはSSE命令にもマルチCPUにも対応せず、50分のビデオのエンコード時間は単純にCPUのクロック分速くなっただけだ。30時間が10時間になったという程度。いやまぁ、こういう処理をさせると、本当にクロックがそのままリニアに性能なんだなと思う。

 で、Ulead VideoStudio 5 GO! DVDのパッケージにmpEGG! DVD Encoder for Uleadのチラシが入っている。30秒エンコードできるトライアル版がUleadのサイトにあるので試してみたところ、1分30秒程でエンコードが終わった。実時間の3倍程度である。SSEってかなり効くのね。これでようやくAppleのAltiVecを使ったエンコーダ(実時間の2〜3倍)に近づくことができる。

 まぁ、5000円という値段も、ダウンロード販売という形態もほとんどシェアウエア。導入決定。

 mpEGGのエンコーダは特には映像品質的に問題はない。どういうのが良いのかは素人には不明であるが。いやまぁ、Ligos LSXのエンコーダに問題があるわけでもない。

 mpEGGのエンコーダの最大の問題は取扱説明書がないこと。「高度」設定での「DVD準拠」の意味するところは何か? など意味不明な設定がいくつかある。このへんの説明を求む。

 DVD-Video焼き向けアップグレードはこれで一段落。合計4万円程。DVD Studio Proの3分の1。
 TombRaider5も解像度1024x768 カラー16bitでちゃんと動くようになった。ジオメトリ演算の負荷が高かったのかな?

2001.12.02

 RoxioのサイトにはToast5の機能として以下のような記述がある。
 『Toast5ではToastDVDの機能を組み込むことで、DVD(DVD-R,DVD-RW,DVD-RAM)へのマスタリングやデータのバックアップが新たに可能になりました。これによりToast5を用いれば、iDVDやDVD Studio ProがDVDビデオ以外を焼く事が出来ないのに対して、ビデオもしくはデータを焼くことが可能なことでDVD-ROMの作成も可能になります。』

 これはかなり問題のある記述だ。Toast5とiDVDやDVD Studio Proを比べることがそもそも間違っている。Toast5はDVD-Video製作の一部機能を提供しているにすぎないが、iDVDやDVD Studio ProはDVD-Video製作の機能全般を提供している。
 iMovie + iDVDではDVD-Videoを製作できるが(問題は多いけど)、iMovie + Toast5では全くできない。iMovie + Toast5でできるのはVideoCD製作のみである。Toast5はDVD-Videoを製作するのに必須のMPEG2エンコードやDVDオーサリング機能を全く持たない。

 DVD-Videoを製作するのに必要なのは
1. ビデオの取込みおよび製作 
2. ビデオのMPEG2エンコード
3. DVDオーサリング
4. DVD-Rへの書き込み
の4過程である。
 1.はiMovieでいいとして、iDVDは上記2.〜4.までをサポートしているが、Toast5がサポーとしているのは4.のみである。「ビデオもしくはデータを焼くこと」はできるが、その肝心のデータは他の方法で用意しなくてはいけないのだ。
 こういうのを詐欺といわない? 私はRoxioのサイトにオーサリングという言葉が全くないことからToast5の機能は4.のみであると解釈し、MacOSがデフォルトでは提供していない機能であることで、Ulead VideoStudio 5 GO! DVD(上記1.〜3.向け)と共に導入を決定したが、非常にまぎわらしい表現で、少なくとももう私はRoxioという企業を信頼するつもりはない。

 Windowsにおける他社製品の動向から判断して、将来的にMPEG2エンコードとDVDオーサリングの機能を持つようになるのだろうが、現時点ではiDVDやDVD Studio Proを引き合いに出すような製品ではない。

 もう一点信頼を傷つけたのは、QDesign MVPである。Toast5製品版に付属するQDesign MVPはQDesignのサイトからダウンロード可能なトライアル版そのもので、MP3エンコードが30日に制限されている。Roxioが何を考えてトライアル版QDesign MVPをToast5のパッケージに含めているのか理解できない。

 まぁ、Toast5の機能そのものには全く不満はないが。

2001.12.02

 mpEGGのエンコーダ、DVDオーサリングで必ず同じところでおかしくなる。途中で黒バックにタイトルを入れたところだ。そこにチャプターを張ると、DVDプレーヤーで暫く絵が止まる。焼き損じたかともう一回今度は等速で焼いたが同じ。既に実験で7枚消費している。1枚1200円なんで、結構痛い。
 Ulead GO! DVDのバグなんだろうかなぁ。試行錯誤が必要だなぁ。mpEGGのエンコーダをやめればいいだけなんだけどね。

 Ulead GO! DVDで作ったDVD-Videoは規格外なんだが、最近配付されたMacOS X版DVD Player3.0.1では音声がでない。それ以前ではどうかは不明。MacOS 9版では音声はちゃんとでる。困ったもんだ。iTunesの日本語タグの扱いといい、最近のアップルは色々勘違いしてないか? (勘違いは昔からか...)

2001.12.04

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「読まなくてもいいよ32」
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki