OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之廿九

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: DQ7
Date: Thu, 11 Jan 2001 14:33:29 +0900

 で、一応昨年中にDQ7のストーリーは終ったが、結局石版2ヶ所と小さなメダ
ル2ヶ所は攻略サイトに頼ってしまった。小さなメダルだって石版のためだ。
DQで攻略サイトを使うハメになるとは思わなかった、いや、前作はWEBが一般
化する前だったんだな。主人公のレベルは40。
 1時間はかかるラスボスとの戦闘を2度するハメになったのは、あんなところ
にある石版わかるかよが原因。

 年末に「ROOMMANIA#203」「ジェットセットラジオ」「スペースチャンネル5」
の3本を導入。お姉ちゃんは「スペースチャンネル5」を気に入ってるみたい。

 「ROOMMANIA#203」は最初「UFO」みたいなタルいゲームかと思ったがさにあ
らず、むしろ「かまいたちの夜」的な分岐で多重なストーリーが展開するノベ
ル(読むわけじゃないからドラマか)であった。ヒトには勧めないが面白い。
TSUTAYAでのレンタルでトップがこのゲーム。興味はあるけど買うには至らな
いという微妙さということだろうか。
 少なくとも、このゲームに「ジャケ買い」は期待できない。
http://www.sega.co.jp/dreamcast/DB/000111.html でジャケを見るとわかる
が、主人公のネジタイヘイの造型には魅力がない。お姉ちゃんも嫌がっている。
人物以外のセンスも買いにつながるものではない。そもそもゲームのタイトル
がダサい。
 ようはこのゲーム、面白いくせにその面白さを外見(ジャケとかパブリシティ
とか)で表現できていないのだ。最大の欠点はゲーム内容でなく、売り方だ。
 ある意味、現在のセガを象徴している。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: CarbonLib 1.1.1
Date: Mon, 15 Jan 2001 15:37:03 +0900

 Mac OS 9.1環境のCarbonLib 1.1.1だと、1.0.4向けに作ったプログラム、よ
うはCodeWarrior 6.0で素直にCarbon化したプログラムが動かないみたいだけ
ど、みなさんいかがですか?

Takeshi Yoneki

Subject: Re: CarbonLib 1.1.1
Date: Tue, 16 Jan 2001 15:32:46 +0900

 'SIZE'フラグのdoesActivateOnFGSwitchをONにしたら動き出した。
 ナゼ? 変なバグ(あるいは仕様)。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: FinePix40i
Date: Mon, 22 Jan 2001 15:16:07 +0900

http://www.finepix.com/fx40i/index.html

 PB向け20GBディスクはついでで、買い物の本命はFUJIFILM FinePix40i。
 アナログにせよデジタルにせよビデオじゃないカメラを買うのは初めて。
 とはいえ、MP3再生ができるから買ったわけで、このカメラ、一機種として
は日本で最も普及したMP3プレーヤなのでは? 大人なのでシルバーボディ。

 Macintosh、Windows2000どちらにも対応してるのが嬉しいところ。単体MP3
プレーヤでも両対応は少数派。Windows98オンリーのものも多い。
 45GBのディスクを買ってきてPCのシステムはWindows2000に移行中。WinCDR
95/NTってCD-R焼きソフトがWindows98SEで動かなかったんだけど、
Windows2000で動くので驚き。そうそう、TombRaider2はWindows95/98オンリー
と書いてあったけどWindows2000でバッチリ動く。偉いぞコアデザイン。CDイ
メージをディスクに置いてマウントさせれば快適ゲーム環境。でもセガのアド
バンスド大戦略98は動かない。

 FinePix40iは96K、112K、128KbpsのMP3ファイルのみ再生可。MP3プレーヤと
しては電池の持ちが悪いような気がするが、まだ撮影なしでの音楽再生は試し
てないのでなんとも。まぁ、電池の持ちは良くない。今までためてた80Kbpsは
全部エンコードやり直し。
 ビデオカメラと違って手ブレ補正がないので、かっちり止まって撮影しない
といけないって感覚が慣れないところ。

 そうそう、初のUSB機器。ずいぶん前に買ったMacintosh向けUSBボードがちゃ
んと動くとやっと確認(^^;)。

 Windows2000は PentiumII 350MHz * 2 程度のマシンでも快適に動作。NT4と
比べて無茶苦茶重くなってるってわけでもないのね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: FireWire
Date: Thu, 25 Jan 2001 19:09:04 +0900

 で、45GBの大容量ディスクを買ったからには、ビデオキャプチャーが正しい
応用。
 いつのまにやら近頃はIEEE1394(FireWire、iLink、DVポート)ボードがバ
ルクで5000円程度で売っている。PM8500は音も映像もI/Oがアナログのマシン
なのだが、自作PCは最終的にフルデジタルI/Oにしたいと考えていた。で、DV
のキャプチャ向けにダメモトでASUSの安いバルクのボードを導入。音に関して
は以前S/PDIF I/Oのある謎のサウンドボードを4000円くらいで導入済。

 悩んだのはどれをハズすか。PCの拡張スロットのバスはまだ空きがあったの
だが、外にでる部分に空きがないのである。謎のサウンドボードの光I/Oがブ
ラケットを使っているせいだ。
 結局は2枚挿ししてたサウンドボードのもう一方であるサウンドブラスター
を抜いた。今度こそお別れである。Windows2000向けのドライバのないサター
ンコントローラ向けISAボードも候補ではあったが。

 なんつうか、DV映像の取り込みはあっけない。DV形式は無圧縮に比べればか
なり軽いので、UltraDMA 33MHz程度で十分快適にフルでキャプチャする。NTと
違ってWindows2000はちゃんとバスマスターをサポートしてるってのが効いてる。
 DVはAVIのコーデックとして扱われる。このへんの仕組みはQuickTimeと一緒。

 付属するのはUleadのVideoStudioというiMovie風のソフト。Premiereが
PhotoshopだとすればVideoStudioはPhotoDeluxeってなところ。一応MPEG-1出
力してくれるのだが、MMXでもソフトエンコードはかなりムチャ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: iTune
Date: Sat, 27 Jan 2001 03:51:11 +0900

 さっそくiTuneのMP3エンコード品質をチェック。
 最悪ではないものの、Fraunhofer IISのコーデックやSoundEdit Extraに
比べ、確実に音が変質してます。音質でなくスピード重視ですね(確かに
速い)。エンコーダ売ってるメーカが騒がないわけだ。デフォルトが160Kbps
なのも納得。
 MP3エンコードシステムをマックにできるかと期待しましたが、やっぱり
PCでやります(SoundEdit Extraを使うmp3 encoder 0.12には96Kbpsがない)。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: iTune
To: Futoshi Ebata
Date: Sat, 27 Jan 2001 22:52:21 +0900

> UNIXのコードが元になっている「こかこーだ」だったかの音質は
> どうなんでしょうか。

 サンプリング周波数の設定がなくて、96Kbpsは自動的に32KHzになりました。
高域がカットされるんで使えないですね(^^;)。

 アップルレコードのハナシはどうなったんだろう。音楽ソフト云々で実際に
モメたことあったよね。そのときに決着ついたんかな。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: CD-R
Date: Mon, 29 Jan 2001 19:25:55 +0900

 怪しいところからゲットしたDreamcast Boot CDを使ったまいちゃんVideoCD
を焼こうとしたところ、SONYのCD-Rドライブが死んでると発見。
 修理すべきか新しく買うか迷うところ。

 また、お姉ちゃんのマイナーなJVCのドライブは我が家に対応するWindows版
CD-Rライティングソフトがないとも発覚。
 当面はマックで焼けばいいんだが。

Takeshi Yoneki

 そもそもユーザの音楽に対する嗜好の情報を勝手に収集していたことで非難されたRealNetworkのRealJukeboxである。その後継ソフトのRealJukebox PlusがFUJIFILM FinePix 40iに付属していた。これを使ってMP3ファイルを作れということだ。
 インストールを始めると、とにかく人様の環境をRealNetworkの都合の良いように変更しようとする。大概の設問は「いいえ」と答えねばならない。また、E-Mailアドレスを入力するよう要求されるがjukebox@real.comとでもしておけばOK。実は私のWindowsマシンにはネットワークの設定という意味の個人情報はほとんどない。メールはLinuxマシンのmewを使っているからだ。
 かなり気をつけて設定して、レジストリのrunからReal関連のモジュールを削除したにもかかわらず、IEを起動して驚いた。ホームのアドレスがRealになっているのだ。「いいえ」と設定し忘れた設問があったようだ。ユーザの設定を勝手に上書きするのは犯罪だよ(トロイの木馬の配布ってことで)。ご丁寧にもNavigatorのホームも同様。開いた口がふさがらない。
 CDドライブのアイコンを勝手に変更するのはやめてほしい。こんなソフト使ってみようと思うんじゃなかった。

2001.02.02

Subject: Re: その後の「役立たず」
To: Satoshi Ikeda
Date: Wed, 07 Feb 2001 03:51:13 +0900

 その昔、軽音で機材を買いにお茶の水に遠征したとき、旧姓輿石カズミ
ちゃんに「オリジナルを作ろうよ」というハナシをしていた。当時だれかれ
かまわずそういう誘いの言葉をかけていたものだ。乗った人間は少ないが。
 で、そのカズミちゃんの返事は「だってぇ恥ずかしいよぉ」だった。
彼女にとってに歌詞をヒトに読まれる聴いてもらうというのはハズカしい
ことらしい。個人的なことしか書けないからだろうか。「恥ずかしくない
コト書けばいいじゃん」と言った私は何かにニブくなっているんだろう。
 作品をヒトに鑑賞してもらうってコトに慣れているってのは、少数派なの
だろうな。と、今になって多少理解。でもなんで音楽のクラブに入った?
 機材のうち、ベースアンプは山田の選んだものだ。

 「モンゴロイドが来るぞ!」が受験生の歌であると理解したのは受験生だけ
だったろうと思う。アッティラがなにものかなんて受験生しか知らない。
フビライはいまNHK大河ドラマのおかげで少し有名だが。
 受験生の歌であったのは結果的にであり、狙ったわけではない。でも
伝わるべき人々にはなにかしら伝わったようだ。何が伝わったか私が知らない
のも事実だが。
 矢野顕子に何が伝わったのかは想像もつかない。

 固有名詞がダメなんでなくダメな固有名詞があるってことだろうな。
 たまたま「エチゴ鉄道」は架空の固有名詞だが、「関越」は実在の
固有名詞だ。作品的に出来は「エチゴ鉄道」の方が上だが、それはたまたま。
 まあ、コンセプトも違うし。「関越」が架空でも出来は一緒。
 順序が逆だがTEEとAutobahnってとこか? 冗談。

 私の作品にときおり固有名詞をもちだすものがあるのは、基本が「テーマ
ソング」を作るってところにあるから。「レッドターニン」が最右翼。

 ハズかしいのは具体的なハナシだろな。聴いてる方がハズかしくなる
ようじゃダメだよなぁ。でも何も感じないよりはハズかしい程度の方が
マシかも。何も感じない方が邪魔じゃなくてマシかなぁ。

 音楽でなく歌詞を聴くって人の方がどうやら多そうだと気付いたのは
20台後半か。卓球ではないが、歌詞はハイハット以下。結構私はハイハット
に気遣いしなかったので、かなり扱いは低いぞ。30分くらいで書くもんだと
やっぱいまだに思う。書ければ10分でもいい。
 たぶん、J-POPを聴く人の大部分は歌詞を聴いてるんだろう。洋楽の歌詞を
聴くのは確かにシンドい。私は日本の歌の歌詞を聴くのもやめたが。
 ここでの歌詞は歌われている内容のこと。語感云々はまた別。

 最近の米木家のヒットは、谷啓の歌う「がんこちゃん」。NHKの小学生向け
道徳の教材番組のテーマソング。これは歌詞も含めてヒット上昇中。
 テーマソング、好きなんだなぁ。

 シェーンベルクの「音楽家の手の中の音楽」。
 モーツァルトの「聴衆の手の中の音楽」。
 どっちが好きかと言われれば迷わずシェーンベルクだが、どっちも聴かない。

 バブルガムブラーザーズの背の低い方が、1曲ヒットしているときに、
「ヒットソングの作り方はこれで解った」と言っていた。その後かれらに
ヒットソングはない。ヒットソングを作るのがばかばかしくなったのか、
解ったとおもってたのが間違っていたのか。前者であってほしいが、後者の
可能性の方が高いかなぁ。

 「爆発を描きたいです」とたぶん答えた庵野くんは巨神兵に苦しみ爆発は
もちろん自我の崩壊まで描いて一流になった。魂のこもった爆発?
 でも乳揺れも描いた。

 任天堂の宮本さんは64ゼルダ制作時に、「ストーリーは一応書いて下さい。
一応でいいです。本当はいらないんだけど」と指示したとか。ゼルダという
ゲームに大切なのはストーリーでなく謎解きであると、誰よりも知ってたからだ。
 クリエータが間違った方向に力をそそがないようにコントロールするのが
良いプロデューサってことだろうか。

 技巧にハシるってのは音楽のための音楽だよなぁ、そういうのは嫌いだ。
 とはいえアマチュアリズムを標榜する私は、心情的には音楽のための音楽
オッケイ。聴くかどうかは別ね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

>  毎度!「28」見たっすよ。で、長文の感想。
>
>  今はもう「役立たず」っていうキーワードは使ってないんですが
> (字面で誤解する人が多いし)、
> 「いかに音楽を自立させるか」っていう視点から、
> 同じようなことは延々考えてますね。
>
>  「音楽は音楽家と聴衆の間に存在する」というようなことがよく言われますが、
> 実際のところ「オレの心の叫びを聞いてくれ!」式の「音楽家の手の中の音楽」と
> リスナーの需要におもねっただけの「聴衆の手の中の音楽」が大半ですよね?
> これはやっぱりその音楽にとってみれば不幸なコトだと思うわけですよ。
>
>  音楽家の側の過ちに絞っていくつか挙げるならば、
> 主張を音楽に盛り込もうっていうのがまずありますね。
> もしギター一本で「明日は午後から曇りです」なんていうことを
> 表現しようとしても表現できないのは誰にでも分る事実なのに、
> そこから
> 「音楽は気分や感情のようなものを表現するのには向いているが、
> 具体的な事実や抽象的な概念を表現するのにはエラく向いていない」
> という風に推察できない人は多すぎますね。
> だから、主張する為の音楽をやろうとするミュージシャンは、
> 音楽に余計なことをさせようとして、音楽の自立を阻んでます。
>
>  また、個人的な出来事からインスパイアされて
> 音楽を作るというのは誰でもやりますが、
> ここでも前述の音楽表現の独自な特性を無視して、
> 音楽の自立を妨げる人は多いのです。
>  例えば、個人的な恋愛の体験から曲が出来た。これは別にイイんです。
> その中で音楽として表れる部分はやはり「気分」や「感情」なのですが、
> 実際の体験の中にあった具体的な事実を無理矢理込めようとするんですよ。
> 曲の中の聞き逃せない部分の詞に
> わざわざその恋愛の本人達にしか分らない事実を入れたりする。
> 結果、曲が体現している感情は、音楽家個人の感情にまで引き下げられる。
> 興醒めです。
> 僕の友人は、曲の最後で「1998〜」と余計な一言を言っています。
> 君のそんな事情はイランのだ!
>  ちなみに「エチ鉄」は「エチゴ鉄道」という固有名詞が入っていながら
> イメージを狭める方向に作用してないのでオーケー。大好き。
>
>  いずれの行為も、結局音楽家の音楽に対する無配慮が原因です。
> 子離れできていない親の心理と同じで、
> 「この音楽はオレの音楽、よもや音楽が自立しているわけがない」
> という思い込みが強いのでしょう。
> え〜い、その手を放して音楽を自由にしてやれ!
>
>  一方で、僕のような人間がやりがちなのが、
> 「音楽の為の音楽」を作ってしまうことですね。
>  宮崎駿がアニメーター志望の若者に「君はどんなものをやりたいの?」と聞いたら、
> 「爆発を描きたいです」と答えた…っていうハナシがあるんですが、
> こういう手段が目的になっちゃってるような勘違いってのは音楽にもありますよね。
> 「役立たず」での僕の姿勢や、キューブリックの言葉の行き着く方向が一歩間違うと、
> こっちにいっちゃいます。
> それはそれで音楽家が音楽の手を掴んで放さない状態なんです。
> キューブリックも「彼らには何か感ずるところがあるのだ」とちゃんと言ってます。
> ここを見落とすと、魂のない音楽になっちゃいます。これはマズい。
>
> ってなコトを考える今日この頃でした。
> 長文失礼。

Subject: Re: bin-tar-gzip レポート
To: Yamashita
Date: Mon, 19 Feb 2001 03:23:46 +0900

 単純なミスによるバグを見つけました。
 以下の実行モジュールでどうか確認をよろしく。

 ボリューム名がアーカイブ対象のファイル名より長いとダメになる
バグでした。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 デジカメFinePix40iのついでに45GBのIDEドライブを買ってきた。PCをデジタルハブ((C)ジョブス)にするためだ。
 Windows95 OSR2 with USB Supportではあるが、FinePix40iの動作対象外なので、「コンシューマ機能」が強化されたモダン環境であるWindows2000を使うことにした。一応保険として45GBの先頭2GBのパーティションはレガシー環境領域として確保。WindowsNT^H^H2000はD:ドライブからでも起動できる。たいがいのプログラムはD:\Proram Filesをデフォルトのインストール場所として認識する。
 アプリケーションはモダンとレガシー両方から同じものを使いたいので、C:ドライブのレガシーWindowsでもD:\Proram Filesを指定する。Netscape Communicatorをインストールすると、Communicator自身は素直にD:\Proram Filesに入ってくれるが、付属のRealPlayerだけは勝手にC:\Proram Filesにインストールされる。迷惑この上ない。まあ、RealNetworkは他にも様々な迷惑をまき散らしており、とても正気な人間の経営する企業とは思えない。
 デジカメFinePix40iに付属のMP3エンコーダが、Macintosh向けはデモ版、Windows向けはRealJukeboxというこれまたFUJIFILMの良識を疑う始末。どのみち使わないのだが一応インストールして品質をチェック。RealNetworkの顰蹙爆発な迷惑具合を再認識したのみ。MP3のエンコード品質は評価外(iTuneと同程度?)。FinePix40iにはMP3エンコーダは付属しないと思って良い。

 UnderworldのJumboがCDのエラーのためか、MP3エンコード途中で落ちる。CD-ROMドライブでなくCDプレーヤのS/PDIFならデータの補正をしてくれるかとCMI8738の光入力で録音してみたが、これも落ちる(補正はアナログにする段階でするのかね)。品質の悪いエンコーダではエンコードできるようだが、どうやら問題部分にノイズが入る。
 いろいろ試行錯誤してたまたまエンコードできたファイルもあったのだが、SCMPXがこういったノイズを出力しないよう補正してるのも初めて気がついた。QuickTime Movie Playerは素直なのかノイズがきちんとでる。FinePix40iもノイズがでる。
 結局はCDプレーヤのアナログ出力をKORG 880 A/Dと1212I/O経由でPM8500で録音し、エンコードした。
 
 いままで32MBと容量の余裕のないmp-manだったため80KbpsでMP3データを作ってきたが、なぜかFinePix40iは96K・112K・128Kbpsしか再生できない。ちょっとひどいよ。音質的な不満はないけど、バッテリーがもたないのとこのMP3の制限は減点対象。全MP3データ、エンコードやり直し。

 「ネムネム」のミックスをやり直すため、Windows2000のMIDI環境を設定しててハマる。なぜかCMI8738のMIDI I/Oが使えないのだ。IRQ2を要求することそのものが変。
 しかたがないので、再びSoundBlaster AWE64を入れ、MIDI I/OをSoundBlasterに任せた。
 実際に録音を始めるとなんかへたくそなのである。CUBASEで波形を見ると「発音がランダムに遅延している」という糞な状態と判明。Windows2000はサウンドのリアルタイム処理では全く信頼できない。やはりレガシーWindowsは捨てられない。
 そういえばWindows2000でCMI8738の光入力での録音、かなり気をつけてそっとしておかないと音飛びが発生したんだった。C-Mediaの提供するレコーダソフトでは全くダメで、フリーウエアのLockOnでなんとか録音できたんだが、これもレガシーならば問題ないんだろうな。

 Windows98SEでなぜかA-10 CUBA!の音がでない。またまたSoundBlaster AWE64を入れて試してみたがそれでもでない。古いソフトだからと、VMwareでWindows95 OSR2を入れて試してみようと用意してみたが、なぜかVMwareは256色モードがない。Windows2000でも音が出ない(でも動くのね、コンシューマ向けにしようと努力のアトが見える)。
 ActivisionのサイトのFAQによると、どうやらサウンドファイルの絶対パスをレジストリに入れるので、ちゃんとインストールしないと音が出なくなるそうな。CD-ROMからインストールしたら音がでたでた。

 TombRaider IIでゲーム中にCD-DA部分のサウンドが鳴らないのだが、謎多し。どのみちCD-DAサウンドを鳴らす時にゲームが完全にポーズ状態になるので鳴らないのは好都合なのだが、シークレットのチャラランもないのは寂しい。音楽も全部ない。このゲームのサウンドをストレスなく再生できるシステムってあるんだろうか? CD-DAサウンドはアクションゲームには全く向かないことだけは確か。
 もしかしてとEIDOSのサイトでFAQを見ると「低速のCD-ROMドライブ云々」の記述。DVD-ROM X6はCD-ROM換算では何倍速? DVD-ROMドライブだからダメ? 余ってるCD-ROMドライブを突っ込んでみようか。そういえば壊れたSONYのCD-Rドライブ、修理に出さなくちゃ。

 どうも最近ネットワーク(LAN)の調子が悪い。どうもMacintoshからnetatalk経由でLinuxにコピーしたファイルが壊れる。.zipファイルなんかはCRCエラーを吐くし、.WAVファイルはノイズがのる。LinuxのNICをWindowsと取り替えたりしてみたが、イマイチ変わらない。3Com EtherLink IIIをやめてRealtek RTL8019(昔の安物NE2000互換NICによく使われたチップ)に変えてもみたが遅くなるだけ。
 まあ、他にも不満があったので、MacOS 9.1をやめて9.0.4に戻した。でもエラーは起きる。ところが10Base-TのHubのケーブル差し込み口をごにょごにょ抜いたり差したりしたら速度が改善された。接触不良? エラーも起きなくなった?
 しばらくはこのまま様子見。

 最近、monadoの背面のネジは留めるのやめた。

2001.02.21

 1999年春に組み立てて以来まる2年間、Microsoft Flight Simulator 5.1を動かしていなかったということだ。
 なんとなくフライトシミューレータの季節なのである。だいぶ前に買ったエアロダンシングFを再開したりA-10 CUBA!の動作を確認したりしたついでに、PCのmonadoにMSFS5を入れてみた。
 VESA 1.2指定で動くことは動くが、色が全く変。256色モードのはずだがなんとも16色しか出ていないカンジ。
 インターネットでRiva TNTやDiamond Viper V550のVESA対応を調べたが、どうやらVESA 3.0をグラフィックチップだかなんだかが積んでいるようだと解ったのみ。どうもTNTのVESA 256色モードがおかしいような気がする。普通のVGAを選んでもおかしい。DOOMやQuakeは大丈夫なんだろうか、確認せねば。

 まぁ、結局のところDOSゲームは駆逐される運命にあるのだが、他社チップのマトモな性能のボードを買うという選択肢も悪くない。でもいまやnVIDIAとATIという究極の選択の時代になってしまったのが悲しい。S3ベースのカードでも買おうかしらん。

 で、フライトシミュレータの季節なので、この際5〜6年ぶりにMicrosoft Flight Simulatorをアップデートすることにした。普通ならMSFS98とかMSFS2000だろうが、ただ飛ぶだけってのはどんなに精巧で精緻でも私には魅力が少ないので、Microsoft Combat Flight Simulatorを買ってきた。これでガイナックスの蒼きウルのデータも使える環境になったのだが、蒼きウルは買ってこなかった。山賀さん、武田さん、1本ください。

2001.02.26

 困ったことに、Quake(最初のDOS版)も動かない。調べるとサウンドなしのときは動く。どうもCMI8738によるSoudBlaster互換機能がきちんと動作しないということらしい。
 しかたがないので、またまたSoudBlaster AWE64を入れた。問題なくQuakeが動き出した。結局はDOSゲームの互換性を考えるとSoudBlasterをやめることはできないということだ。困ったもんだ。拡張スロットはもう空きがない。本当は既に足りなくてCMI8738向け光端子ブラケットはケースの中で宙ぶらりん状態。出口がないのである。

AGPのビデオボード
SCSIボード
FireWireボード
EtherNetボード
サウンドボード(CMI8738)
サウンドボード(SoudBlaster)
ジョイスティックボード(SEGA SATURN互換)

7枚も挿せば満員である。そのうち2枚がゲーム専用なのが特色。

2001.03.02

Subject: FS
Date: Fri, 02 Mar 2001 14:42:02 +0900

 先日なんともなしに「久々にMicrosoft Flight Simulator」でもしようかと
PCのハードディスク内のgameディレクトリを探したが、インストールされてい
ない。CDを探してMSFS5.1をインストールしたが、そもそも現在のPCでは動か
したことがなかったということだ(2年も)。
 MSFS5.1はDOS版の最終のMSFSだ(と思う)。当然対応ビデオカードはとてつ
もなく古い。で、VESA 1.2とかいうモードを選んだものの、案の定うまく表示
されない。解像度は良いのだが、256色でなくて16色で動いているもよう。
 nVIDIA RIVA TNTやらDiamond Viper V550とVESAの情報を探しての結論は
「TNTはVESA 3.0をサポートしているので、ドライバは必要ない」ということ
のみ。QuakeはVESA 2.0できちんと256色で動作しているのでMSFS側のバグなん
ではないかと思う、が、確信はない。

 そんなわけで、5〜6年ぶりにMSFSをアップグレードすることにした。
MSFSは5.1以降MSFS95、MSFS98、MSFS2000とバージョンアップしている。
OSの名前と一致しているのでMSFSMeとかもあるんではと思わせるがそういった
製品はないもよう(^^)。

 買ってきたのはこのメインストリームではなく「Mcrosoft Combat Flight
Simulator」の方。ジャンボ機よりはメッサーシュミットに乗りたいという意
味。FSエンジンはMSFS98と同じらしい。

 綺麗なのね、いまどきのFlight Simulatorは。

 昔のゲームA-10 CUBA!ももうちょと先に進みたいと思っているが、地上攻撃
の練習で止まっている。当たらないんだこれが。

 エアロダンシングF(DC)も再開。操作がなかなか思うようにいかないのだ
が、試しにフリーフライトで練習機でないちゃんとした戦闘機を選んだら使い
やすいのなんの。練習機の性能はとてつもなく低いのね。

 DCのフライトコントローラはもう発売されることはないんだろうな。

 PS2向けのエースコンバット待ちが続く中、フライトシミュブームの私であっ
た。でも電車ではカプコンのゼルダ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: FS
To: KURUMI
Date: Fri, 02 Mar 2001 22:50:21 +0900

> エキスポにて、舞ちゃんにと誰かが持ってきてくれた七色カメレオンの
> ビーニーズ預かってます。

 あ、マルさんにいわれてたやつだ。すっかり忘れてた。よろしくです。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: GAMEネタ
Date: Mon, 05 Mar 2001 14:10:58 +0900

 江幡さんがメガドライブ持ってたとは初耳。貧乏人にはスーファミやMSXに
加えてメガドラまではカバーできまへんでした。

 さくらやは品揃えの悪い新宿のなかでもダントツに悪いかも。ヨドバシも誉
められたもんじゃないけど。ソフマップが頼りじゃ秋葉とかわらん。

 ドンキーコング64を再開しました。がんばってゴールドバナナ50本揃えて次
の面に行ったんですが、どうも「力持ち」キャラがいるという前提の面構成で
変だと思い、外を探したら3面を見つけました。3面すっとばして4面5面をやっ
てたワタシ。
 そんなわけで尾野さんがメゲたオリジナルドンキーコングまで来ました。
マリオが1体しかないってのがきついです。何面進めばいいんだろう。まだ3面
が終われてません。じつは大学受験のタイミングだったせいで、ドンキーコン
グはほとんどやったことないんだよねぇ。

 なんたらドルフィン、面白かったら面白かったと、面白くなかったら面白く
なかったと書いてね。マイセガブームが次来たら参考にするんで。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 デジカメFinePix40iへパソコン(PC/Macintosh)からMP3ファイルを転送する唯一の方法がAudio Downloadというソフトだ。そもそもは同じFUJIFILMのTwinVQのポータブルプレーヤーの転送ソフトをカスタマイズしたものらしいが、実際のところはよくわからない。
 これがかなりダメなのである。
 FinePix40iへ転送する前にAudio DownloadのウィンドウにMP3ファイルをドラッグ&ドロップするのであるが、そうするとドロップされたファイル全体を一回読み込むのである。そして転送ボタンを押すと再度読み込みつつUSBでFinePix40iへ転送される。最初の読み込みはなんだったんだろう。
 HDDで作業するならさほど気にならないが、10Base-TのLANではモロに時間ばかりかかる。しかもドロップ後に転送ボタンを押さなくてはいけないので放っておけない。
 著作権のチェックだかなんだか知らないが、大迷惑。ソフト作成側がこの問題を認識していない可能性はある。
 困ったもんだ。

2001.03.07

 ホールトーンのハナシ。

 Googleで「ホールトーン」を検索したところ、全音(全音階で有名なのは鉄腕アトムのあれ)のwhole toneでなく、コンサートホールの音hall toneというつもりで使っている人がいる(しかも複数)。誰の発明? オーディオ評論家かなぁ。オーディオ屋には通じるかもしれないけど、音楽屋には通じないだろうなぁ。そもそも「hall tone」なんて言葉はないはずなんで「ホールトーン」がオリジナルな和製英語なんだろうけどね。
 いやいや、べつに言葉を正しく使いましょう、ハッカーでなくクラッカーといいましょうなんてことではなくて、単純に「一般的に通じませんよ」ってこと。専門用語でもないわけだからさ(マニア用語?)。その意味で広まってしまえば別だけど。

 個人ページばかりじゃなくて、松下電器のページでも見つかったのが驚き。しかもコンサートホール向けの機器システム(PAと呼ばれるジャンル)のページだった。音楽屋でも現場の裏方には通じるのかも。オーディオショップのページにもあるな。日本音響学会で「ホールトーン特性の音響インテンシテイ解析」なんて言葉が見つかった。オイ、専門用語にしようとしてるぞ、英語にどう訳すんだ?

 よくわかんなくなってきた。オーディオ屋同士なら通じるからいいのか?
 音楽は作る人の何倍も聴く人がいるから、日本ではwhole toneの方がマイナーかも。

 『やっぱ「コンピュータ屋はオーディオには疎い」という定説(笑)は、いまだ崩れてないみたいだなぁ(^^;』(http://www.wind.sannet.ne.jp/kuroma/)。
 サウンドカードマニアをコンピュータ屋と一緒にしないでくださいな、黒魔導師くん。いやまぁ私も「オーディオ」的にはテキトーだけど、コンピュータ屋でサウンドカードマニアって人物を実際にみたことないんだな。サウンドカードマニアってのはたいていはコンピュータ屋じゃないはずなんだが(たぶん電子工作屋なんでないか?)。どのみちそんな定説は聞いたことがない。「オーディオ屋はコンピュータには疎い」って例は多そうだけど。ともかくオーディオ屋はRoland UA-30をオーディオとは認めてくれないだろな(KORG 1212I/Oも)。
 たいていのコンピュータ屋はオーディオには無関心だ。そういう意味では疎いとは思うが、違う意味で書いてるでそ。黒魔導師くんにとって「ホールトーン」はどっちだろなぁ。MIDIファイル再生ソフトを公開してるくらいだからwhole toneであってほしいが。
 余計なお世話? そうだね。

2001.03.08

To: Satomi Yoneki
Date: Tue, 13 Mar 2001 15:40:04 +0900

おうちLAN増強計画。

1. alephくんのシステムをkernel 2.2.xに移行。
2. システム移行が終わり、安定したら100/10MのNICに変える。
3. メインのHUBを100/10のスイッチングにリプレース(8ポート程度?)。
4. monadoくん向けの100/10MのNICの物色。

これでaleph、monado、papyrusが100Mでつながることになる。

不安材料
 ケーブルは今のやつが使えるんだろうか?

今日は歯医者。

Takeshi Yoneki

 MacOS 9だからなのか、他に要因があるのか、それとももともとなのかわからないが、netatalkによる数10MBのファイル転送で、データが化けることが多い。たぶん、昔はそんなに大きなファイルのやり取りをあんまりやってなかったんだろうなぁ。

 netatalkの現状は、元の開発メンバーと違う人々が手を加えている。昨年暮れに会社のマシンのリプレース時にインストールしたのはnetatalk 1.5pre3で、現在は1.5pre5というアーカイブがリリースされている。

 netatalk1.5の主眼は信頼性の向上とAppleShareIP対応にあるとどこかで読んだ記憶。

 実験向けにウチの速い方のPCに古い(サーバと同じ)Slackware 3.5.0を入れてみたが、netatalk 1.5は./configureさえ通らなかった。
 しかたないので、Laser5 Linux 6.4で構築したところ、動くには動くが、ファイルの書き込み時に「ロックされてる云々」とのたまう。
 RedHat系はやめて、Slackware 7.0でやってみたが同じ。

 インターネットで調べると、chmodに渡すべきパラメタにO_RDWRというopenに渡すべきパラメタが書かれているとかで「とっとと直せ」と怒っているユーザがいる。確かにpre3とpre5でdiffするとそのあたりが出力される。pre3からレベルダウンしていた。近日中にpre6になるんだろうなぁ。
 pre3を入れて無事動作。

 PC - PM8500間で50MBのファイル転送をしたところ、データの化けはなさそう(しかも速い)。ま、こればかりはロードテストしないと。

 VIA VT6102のNICはmulticastに対応していないので(チップレベルかドライバレベルかは知らない)従来のAppleTalkは通らないのだが、1.5はAppleShareIP対応なので「サーバのIPアドレス...」での指定で使える。

 実験終了なのだが、問題を解決するにはサーバのカーネルをnetatalk 1.5が通るレベルに上げなくてはいけない。これはかなり面倒。
 移行すべき環境が結構複雑。VFlibやらghostscriptまであるからなぁ。

 Slackware 7.0、Laser5 Linux 6.4、VineLinux 2.1、PlamoLinux 2.0(手元にあるLinuxJapanのCDからの選択)
 どれがいいだろう。現在の最有力候補はSlackware 7.0。日本語はEmacsで通れば良いだけだし、勝手知ったるSlackware。

 家庭内LAN 100M化計画中

2001.03.13

Subject: Zelda
Date: Wed, 14 Mar 2001 18:04:26 +0900

 買ったその日に取扱い説明書を電車に忘れてなくしてしまった「ゼルダの
伝説 時空の章」。章立てってのはカプコン岡本専務のアイディア?

 電車でしかしないのだが、レベル3のダンジョンで3日も詰まったまま。
おかげでルピー(ゼルダの通貨)は999と最高にたまってしまった。

 途中で攻略サイトを見るのはイヤなんだけど、今回はネをあげた。頭がかた
くなってきている証拠だろうか。根性は昔からないけど。

 Googleで「ゼルダの伝説 攻略」と検索。

 「ゲゲゲ! ナナメにも撃てるんだぁ」一瞬で解決。

 取り扱い説明書に「ナナメの撃ち方」って書いてあるんだろうか。書いてあっ
たらやだなぁ(たぶん書いてないよね)。

 頭がかたくなってきてるんだ、きっと。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 当初Plamoを入たが、なんかいろいろいや〜んになったので、Slackware 7.0ベースにした。やっぱSlackwareがしあわせ。
 結局のところPlamoはファイルセットの基本がSlackware 3.5のままで、最新のnetatalkのコンパイルが一発ではいかないってとこが敗因。自分でlibtoolとかautomakeとか入れればいいんだが、他にも「なんで入ってないの?」ってな部分があってねぇ。

 ところがSlackware 7.0のブートディスクはどれもサーバマシンを起動できない始末。どうやらUltra DMAが使えるかどうかのチェックで死ぬ模様。
 Plamoでカーネルを作ってSlackware 7.0向けのブートディスクを作るという変な2段式ロケット方式を決行。にしても2.2.18カーネルのコンパイルは時間を食う食う。Pentium 150MHzには最近のgccは重すぎ?

 AppleTalkを喋れないNICなんでファイル共有はAppleShareIPでOKなんだけど、プリンタ共有もTCP/IPを使う必要があると、最後に気がつく。
 「デスクトップ・プリンタ Utility」とかいうツール(システム付属)を使うとUNIXのlprにPostscriptを飛ばせるということで、これも解決。印刷にはnetatalkが必要ないということだ。
 カーネルの設定にAppleTalk云々の記述があったんだけど、Linuxは直接AppleShareIP互換のナニかを実装したんかな?

2001.03.20

Subject: Re: GBA
To: Kazuhiko Uno
Date: Fri, 23 Mar 2001 00:25:29 +0900

> > > おひさしぶりです。
> > > GBA 買いました?
> >
> > おひさしぶりです。
> >
> > GBA 買ってません。
> > どこかに売ってれば買っちゃうと思いますが、
> > しばらくは売り切れでしょうね。
>
> やっぱり、うりきれですかね。
> 私も見付たら買っちゃいそうです…。
>
> > いまごろムジュラの仮面やっています。
>
> なんだか、あれって怖そうなんですけど。

 GBA買えるのは4月後半かなぁ、GW前もすぐに店頭から消えそうだけど。
 とはいえ、従来のROMカセットがハミチン状態になるのは解せない。
当面カプコンのゼルダ2本終わるまでは現行機種だろう。GBAである必然性はな
いな。とはいえゼルダ2本が終わったら魅力的なソフトがないんだが、ソニッ
クでもやるかぁ? 発売予定は2001年秋か。

 CMが怖そうだったのはちょっと効きすぎたのか最初の64ゼルダほどは売れて
ないムジュラ。同じように面白いんだけどなぁ。難しいけど(結局全イベント
は見てない)。

 ドンキーコング64がようやくもうじき50%。時間かかりすぎ。

 エースコンバット4がでるまでは埃かぶったままだろうな、PS2は。

Takeshi Yoneki

 以前コンビニで買ってきたTombRaider II PC版で困ったことがある。一部のサウンドや音楽がCD-DAで作られており、ゲーム中でそれを再生する際完全にゲームがストップしてしまうことだ。
 EIDOSのサイトのFAQにもその現象の記述はあるが、「高速なCD-ROMドライブを増設していただく云々」という的外れな回答しか書かれていない。ATAPI DVD-ROM x6 CD-ROM x32のドライブが「高速なCD-ROMドライブ」を必要とするとは常識的に考えてありえない。回転数が上がるまでのタイムラグ云々があるとしても、その部分が高速なドライブ(例えばTEAC製品)はむしろ少数派であり、また高速なCD-ROMドライブ云々という回答とは別のハナシである。
 そもそも推奨環境は8倍速である。いや、もしかして、8倍速程度だと回転数が上がるまでのタイムラグがないのかもしれないが、もう手に入れるのは難しかろう。4倍速程度なら余ってるんだが。

 一応DVD-ROM兼用でなくCD-ROM専用の32倍速SCSI CD-ROMドライブを接続して動作確認してみたが同じ。Webで探すとこれも回転数が上がるまでタイムラグがある製品ではある。

 これがひょんなことで解決した。

 TombRaider IIは動作保証外ではあるが、Windows2000でも動作する。NTのくせにDirectXがサポートされるというサーバOSにあるまじき仕様になったからだ。
 CD-ROMアクセスの高速化のため、DDumpというツールでTR2のCD-ROMイメージをファイルにしておき、deamonというドライバでCD-ROMとしてマウントする。TR2は快適に動作する(面のやり直しのロードがきわめて高速になる)。ただしCD-DA部分のサウンドは再生されない(結線できないんだから当然)。
 ここでCD-ROMドライブの設定に「デジタル音楽CD云々」というチェックボックスがあることに気がついた。このチェックを付けてみたところ、CD-DA部分のサウンドが再生されるのだ。しかも問題だったゲームのストップという現象が消えていた。

 これまたWebで探すと「デジタル音楽CD云々」という機能はWDM(Windows Driver Model)サウンドドライバで可能になるとのことだ。どうやらWDMサウンドドライバはWindows2000とWindows98で共通のサウンドドライバが使えるようにするためのモノらしい。
 SoundBlaster AWE64のドライバはWindows2000にはWDMサウンドドライバが付属するが、Windows98には配布すらされていない。いや、Windows2000のドライバもシステム付属のみで、配布はされていない。

 さいわいCMI8738向けのWDMサウンドドライバは配布されているので、それをWindows98にインストール。MicrosoftによるとWindows98でWDMサウンドドライバを使うとなにやら不具合があるそうだが、不具合は別にそれに限ったことじゃない。
 Windows98でも「デジタル音楽CD云々」のチェックができるようになった。DDump + deamonでストップなしにTR2が動く動く。

 もしやと、DVD-ROMドライブの「デジタル音楽CD云々」をチェックし、本物のCD-ROMでTR2を動作させたところ、ゲームのストップという現象が消えた。「WDMサウンドドライバ」 + 「デジタル音楽CD云々」が解決法だったのである。EIDOSは把握してないだろうな。

 いろいろ調べていて気づいたこと。TR2は「音楽CDを再生する既定のCD-ROMドライブ」で設定したドライブのCD-DAサウンドしか再生しない。サウンドなしだとゲームのストップという現象はなくなるが、寂しいし、だいいち途中にあるムービーが再生されない。ムービーの音声がCD-DAだからだろうなぁ。

 えっ、Windows98でなくWindows2000で遊べばいいじゃないかって? セガのゲームパッドを使いたいんだよね。SideWinder game padではQuakeはできてもTombRaiderは難しい。IO-DATAのIF-SEGA/ISAにはWindows2000向けドライバがない。PlaStationのパッドをUSBでつなげるI/Fでも買おうかしら。

 残った懸念材料はCMI8738のWDMサウンドドライバが楽器用途に耐えうる品質かどうか不明なことだ。後で発音タイミングの試験をしよう。

2001.03.23

 CMI8738のWDMサウンドドライバの試験。
 お姉ちゃん曰く「あたしそんなリズムじゃ踊れない」。計測するまでもなく発音タイミングがズレまくっていることがわかる。単なる8分音符のハイハットなのに。
 WDMサウンドドライバは失格である。Windows2000と同じ現象になってしまった。
 またまたWebで探すと、どうやらWDMはドライバの問題でなく設計の問題らしいと読めてくる。ようはWDMの仕組みでレスポンス性能の良いドライバは書けないということだ。WinGrooveのQ&AでもVxDドライバ(従来のドライバ)があるならそっちを使ってほしいとある。なんともMicrosoftらしい展開だ。Windows98はともかくWindows2000はWDMドライバしか用意されていないので、サウンド関連は解決不能の問題を抱えているということだ。
 きっとWindows2000を音楽製作に利用している人はみなASIOドライバを使っているんだろうと想像(NT系でASIOが動くのかどうか知らないけど)。「WDMってナニ?」が正しい音楽野郎の態度だ。

2001.03.24

Subject: Re: MacOS X
Date: Mon, 26 Mar 2001 15:46:35 +0900

 そんなわけで私はお店で買ってきて会社のマシンにインストール。
 デベロッパツールまで入れると、2GBのパーティションじゃちょっとキツめ。
 まぁ、Win2000と98とVisual Studioが入ると思えば同じようなもんか。

 やっぱ動作はちょっとイライラする。

#入れたはいいが、使うんか?

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: MacOS X
To: Futoshi Ebata
Date: Mon, 26 Mar 2001 20:04:50 +0900

> 正式版でもターミナルでの利用はできるんですか?

 もちろんあります。デベロップ云々と無関係にデフォルトで入ってます。
 でも日本語は通りません。ktermの移植でなくX-Windowを必要としない日本
語Terminalが欲しいですね(難しくはないと思うが)。

 しばらくrootになる方法を考え込んでしまいました(rootのパスワードがわ
からない)。
 結局私は
sudo passwd root
として強制的にrootのパスワードを変更しました。

 NFSサーバ云々の記述があるんですが、まだLinuxサーバをマウントできてま
せん。できないのかもしれない。

 rootになって
shutdown -fr now
とするとリブートがターミナル(外部からでもOK)からできるんですが、
fastbootってファイルが残ってしまいます。バグですか?

OSTRA / Takeshi Yoneki

 そんなわけでとりあえずWindows98はCMI8738のドライバをVxDに戻し、Windows2000 + SideWinder game padでTR2を続行。概ね問題ないが、2面から3面への移動で変なエラーが発生。Windows98では現象がでないところを見ると潜在バグっぽい。動作保証環境じゃないのでEIDOSへも文句はいえない。
 1面から2面への移動でどうだったかはわからない。3面から4面(あるのか?)で再び発生するかはこれから。
 SideWinder game padとTR2の相性はやっぱり良くない。

2001.03.26

 プラネックスの8ポートスイッチングハブFX-08NPを導入。また、Realtek RTL8139の載った同社製の100/10M NIC FW-100TXも買ってきた(1170円)。購入後チップのPCiシールを剥がしてRTL8139シリーズであることを確認。RTL8139Cであった。無印とAはバグフィックス、AとBは省電力化の違いとWebで調べたが、BとCの違いはわからない。RTL8139はクライアントマシンに使う。BeOS 5.0.3での対応がBeのサイトに明記されているのが決め手。VIA VT6102のNICはBeOS 5.0.3では動かない。
 RTL8139のNICをクライアントマシンにセットアップし、BeOSでの確認後Linuxでも確認。もしやとnetatalk 1.5をmake; make installしたところ、Macintoshのセレクタからネットワークボリュームが見える。ラッキー、multicastに対応してるんだ、AppleTalk喋れる。

 そんなわけでLinuxサーバマシン向けにもRealtek RTL8139のNICを導入。今度のはcorega FEther PCI-TXB(1190円)。VIA VT6102のNICはcorega FEther PCI-TXLでTXBより300円ほど高いのだが、使えないんじゃハナシにならない。サーバのボリュームがMacintoshのセレクタで見えるようになり、一気にRealtek RTL8139ファンになった。

 VIA VT6102はあちこちで動くの動かないの(ドライバが)不安定だとかの話題が多く、もはやゴミ扱い。ドライバあってのNICである。VIA VT3043はBeOSでも動くんだが、これもmulticastにならないのでAppleTalkが喋れない。会社ではAppleShareIP相当で使っている(本当はボリュームが見えた方が良い)。

 私が最初に買ったNICは壁谷くんにあげたんで何が載ってたか不明だが、2枚目のNICは蟹(Realtek)のRTL8019であった。最近まで使っていたcorega Ether PCI-TにはRTL8029が載っており、同じNICはお姉ちゃんのDEC PCにも入っている。蟹のEthernetコントローラチップは我が家に少なくとも5個はあるってことだ。

 蟹、大好き。

 以上で家庭内LAN 100M化計画は一応終了。100M対100Mならいままでの数倍のパフォーマンスになった。お姉ちゃん曰く「ネットワーク上でも普通にJPEGファイル開けるね」。デジカメのJPEGファイルは結構でかいのである。

 結婚のお祝いに石西(昔の同僚)から貰った10Mのハブはめでたく引退。ご苦労様。

2001.03.28

 SideWinder game padではTombRaider IIをうまく操作できないのでエスケイネットのスマートジョイパッド3を導入。これはβ版ながらもWindows2000で動くドライバがある。たぶん永久にβなんだろうな。スマートジョイパッド3とはPlayStation用ゲームコントローラをPCに接続するUSBコンバートI/Fのこと。
 やはりTombRaiderにはPlayStationのコントローラである。レイラ(ララ)の制御が完全にできるようになった。SideWinder game padでは真後ろに移動しようとしてナナメに入ることが多い。
 これで実用上はIO-DATA IF-SEGA/ISAは必要なくなり、引退である。CMI8738のオプチカルI/Oのブラケットが復帰できる。

 スマートジョイパッド3のフォースフィードバック対応は私には必要ないので、もっと安いスマートジョイパッドIIでもよかったと後で気がついた。

2001.03.28

 スマートジョイパッド3の対応コントローラ一覧にないのだが、SONY ANALOG JOYSTICK SCPH-1110を接続してみた。結果はNG。アナログ部分をアナログと認識してくれない。デュアルショックとアナログスティックって仕様が違うのね。なんでだろ。フォースフィードバック以外は要求される仕様は全く同じなのに。動けば、このエースコンバット専用コントローラでCombat Flight Simulatorが遊べたのに、残念。
 いままで使ってたPC向けフライトコントローラのWingManはボタンが異様に少ないため、MSCFSを遊ぶにはかなり難儀する。そこで、純正であるMicrosoft SideWinder Precision 2を導入。かなり戦闘機制御がやりやすくなった。
 やっと最初のミッションをルーキーで達成。

2001.03.28

Subject: SideWinder
Date: Mon, 02 Apr 2001 16:51:45 +0900

 Microsoft Combat Flight Simulator向けに純正SideWinder precision 2を
導入。やっと最初のミッションをクリアできるようになった。いままで使って
たフライトコントローラはイマイチ戦闘向けじゃなかったもんで。

 XboxはもうすっかりDreamcastの後継機種ってな気分。どっちもDirectXマシ
ンだからねぇ。
 コナミのエアフォースデルタ2が当然のようにXbox向けになってる。Xboxな
らばフライトコントローラもまともなのが揃うと期待。SideWinderがそのまま
動いてくれるのがイチバンなんだけど。USBだし。

 あと、TombRaider向けにSMART JOYPAD 3というPSのコントローラをPCのUSB
に接続する怪しいI/Fも導入。TR2がWindows2000で快適動作。でもTR3は
Windows2000では動かない。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: SNK
Date: Wed, 04 Apr 2001 14:13:22 +0900

 SNKといえば大昔ASOというシューティングをだいぶやった。好きではなかっ
たが、近所のゲーセンにはそれくらいしかマトモなシューティングがなかった
のであった。マージャンとかポーカーとかつまらんゲームが増えてきた時代。
 アイレムのロードランナーはいつもふさがってた。

 「ハイパーネオジオ64」ってのが謎のマシン。今日私が初めて名前を見るよ
うじゃマーケティング失敗もいいところ。

 ソニックやりたさにお姉ちゃんがネオジオポケットに一時惹かれていたよう
だが、実機の大きさ(主に分厚さ)に幻滅してその後その話はなかったことに
なった。ま、今年の秋にはGBAででるんでオッケイ。

 でも、携帯ゲーム機はアクションには向かんと思う。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 TombRaider IIの追加面が無事終了し、TombRaider IIIの追加面に突入。
 Windows2000にインストールしたものの、起動時にコケる。困ったもんだ。
 Windows98にインストールしたところ、サウンドでゲーム画面が止まるという現象はない。評判の悪いCD-DAをやめてCD-ROMにデータを置いているのである。ということはWindows2000で動かす必要はないのでオッケイ。
 MSは本当にレガシーWindowsを捨てられる? こんなメジャーなゲームが動かないってのに。それともWindowsXPは裏技的にレガシーWindows向けゲームを動かせる?

2001.04.02

Subject: Re: デジカメ新調
Date: Mon, 09 Apr 2001 18:46:49 +0900

> FinePix 4500

 FinePix40iの音楽再生における電池の持たなさ加減は、近年まれに見る「やっ
ぱ非オーディオメーカじゃダメじゃん」なので、結局は別々に買うのが良かっ
たのか、新しいRioはデフォルト128MBじゃんってなときの候補のカメラが4500。
 もっとも旧ダイアモンド現ソニックブルーがオーディオメーカかどうかは疑
問の残るところ。
 でも別々じゃやっぱ多少高い、かさばる、そもそも私ってばカメラ以外に使
えないガジェットを持ち歩くんだろうか? という問題もある。まぁ、40iは
現実解。

 今日は久々にPalmPilotの電池交換に失敗。バックアップはあるけど会社に
はHackMasterもJ-OSもないんで復旧は帰ってから。J-OSの入れ方なんて完全に
忘れた。

 MacOS XのDeveloper環境、起動ディスク以外のボリュームに入れると、起動
すらしないのね。NeXTというかUnixの絶対パス依存のダメダメな部分継承して
るよまったくもう。

 日本語の表示できる(入力はできない)TerminalのJTerminal、なぜか
Control-Oが効かないのでCannaも使えない。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: MacPeople巻頭記事
To: Tomonokai
Date: Tue, 10 Apr 2001 15:20:42 +0900

>> 林さん

 おおむねオッケイです。
 ドメイン云々はさほど重要でない、かつ結論がこっちではでないはずなんで
(登録できない可能性もあり、grだと確実かもだけど)、かつ時間もかかりそ
うなんで、ってなんか受け付け始まったんだっけ? 悠長なことはいえないの
かもだが、無視して進めてください。
 URLの宣伝は、たぶん早川さんに頼むのが一番効きます。

 なんか文面からは「〆切りをのばす口実をくれぇ」とも読めたけど(^^;)。

 この「友の会」に参加する方法って、じつは把握してないんだけど、実際に
「メンバーの推薦」以外の方法ってあるんかな? 「気軽に参加」の受け皿が
ないような気がする。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: 身長
To: Satomi Yoneki
Date: Thu, 12 Apr 2001 15:00:45 +0900

http://shinjuku.cool.ne.jp/gonmama/profile.html

 歌のおねえさんは167cmなんで女の子としては身長が高い。体操のおにいさ
んとほとんど同じ。デ・ポンのお姉さんは158cmなんで9cmも差がある。
 歌のおにいさんの176cmってのは嘘なんでは?

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: 初めまして
To: Rikimaru
Date: Sat, 14 Apr 2001 04:15:58 +0900

 こんばんは本上さん、OSTRA(米木)です。

> 初めまして、本上力丸と申します。
> 米木さんの日記/音楽、何時も楽しませて頂いております。

 おそまつさま。

> 何故「里美の書庫」は公開していないのでしょうか?
> β版で終わったソフトなのですか?

 β版で打切りです。あんまり良さそうにならなかったのと、結局自分もカミ
さん(里美)も使わなかったのが理由ですね。
 そもそもだいぶ前にエキスポでしか配布しなかったはずなんだけど、フロッ
ピーを買いました? そういう意味ではレアだな。

> それともう一つ、自由電子Plus の「四次元の冒険」という題名は、ルーディ・ラッ
> カーの本から取ったのでしょうか?

 その通りです。アナロゴスとカタロゴスがモロにラッカーの造語ですね。
 坂本龍一の音楽図鑑風のサウンドです。10年経ってやっとアマチュアも似た
音が出せるようになったのが当時嬉しかった(そのわりにこういうアレンジは
これ1曲)。
 「旅のラゴス」もSF作品のタイトルから拝借したものです。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: ロボット時代
To: Yusuke Yamanaka
Date: Mon, 16 Apr 2001 12:45:54 +0900

> ヴォルフガング・フリューア 著の
> 「クラフトワーク ロボット時代」(笑)って本が出てます。
> もうお買いになってますよね。

 檻ドラム等ハンドメイドのガジェットが明和電機的というか元祖なんだね、
最高。
 でも本は面白くない(インドのあたりが笑えるくらい)。

 明和電機もメンバーが変わったというか、社長が辞めて、副社長が社長に就
任したそうな。先日の土曜日にNHKで見た。

 やっとYMO/BGMをデジタルキャプチャー。これでMP3プレーヤで聞ける。
 次はTECHNODELICだ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: おふおふ〜
To: KURUMI
Date: Wed, 18 Apr 2001 15:31:05 +0900

 4/22に友達の結婚の2次会があって「スピーチ」とやらを云々で4/21はご遠
慮だったんだが、4/28だとどうだろう。お姉ちゃんの体力次第って気もする。
 まだ未定。

 Oberinって初耳で、Googleで探して、見てみたが、ローカライズされていな
いRPGは御免ってカンジ。古くはMight & Magic、近年ではDiabloでやっぱ読ん
ですぐに意味がくみとれないってのはキビシイと判明。そもそもが遊びだかん
ね。

 UO3は市場から消える前にお姉ちゃんが確保。でもまだ封も開けてない。こ
れってローカライズされてんだよね。

 現在はTombRaider IIIの追加面を攻略中。これは英語版のままなんだけどア
クションゲームは言葉はほとんどいらないんで問題なし。そういやQuakeも英
語版だな。

 ゼルダは1本目(時空の章)のダンジョンレベル5が終ったあたり。
 ドラモン2は明らかに値付けが間違っているので現状全く買う気なし。ドラ
クエシリーズで初めて「やらなかった」ゲームになる予感。そもそもドラ7で
食傷気味なのであった。

 ゲームボーイのヘッドホンジャックの接触がおかしいのか、スピーカーから
音がでなくなった。ヘッドホンでなら聴けるんで実用上問題ないのだが、ヤワ
ねぇ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: MacOS Xの文字表示
To: Tomonokai
Date: Thu, 19 Apr 2001 20:31:33 +0900

 自作エディタのヒラギノ対応(いままでFixedでキャラ幅計算してなかった
のがついにバレた)してて気づいたんですが、MacOS X付属のTextEditの表示
する文字と自作エディタのそれとで、だいぶ品質が違うのです。こっちは普通
にDrawTextしてるだけなんですが。
 Osakaではわかりにくいですが、ヒラギノ明朝だとはっきりわかります。

 スティッキーズもTextEditと同じく綺麗です。ところがKeyCapsはきたない。

 もしやと、三沢さんのエディタと松本さんのエディタでも確認。両方ともき
たない。

 これってCarbonがCocoaに差別されてるってことですかね?

 プログラミング関連の話題のMLに参加してないんで、「既に常識」ってな話
題だったら御免。
 kControlEditTextInlineInputProc (276)を導入してもいまだダイアログで
インライン入力できないし。困ったな。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: MacOS X
To: Tomonokai
Date: Fri, 20 Apr 2001 12:46:50 +0900

> ただ現状でも、system fontで9pointにすると、日本語は判読不能になります。

 飯森さんのOSAXに触発されて、自作エディタにアンチ・アンチエイリアスを
実装して表示すると、ヒラギノは明朝もゴシックも腐ってるとわかりました。
ビットマップを持ってない、かつ、ヒント情報を無視してる、としか思えませ
ん。24ポでもきたないなんて。
 また、自作エディタの自力アンチエイリアス(4倍サイズで書いて小さくす
る)とCocoaの表示はほぼ同じになりました。私のは力技ですが、Cocoaはきっ
とヒント情報を使ってるんでしょう(力技だったりして)。

 そうそう、IEも表示はきたないんで、確かにCarbonアプリですね。変なこと
で証明された。

 NewYorkでもMonacoでもCarbonとCocoaではだいぶ違いますね。

> ATSUIで描画するときれいなのかもしれません

 ATSUIでの表示は、誰か確認よろしく(^^)。

> PowerPlantでLEditFieldというクラスをTSMTEをつかって直接修正

 やっぱりねぇ。ムリやりやってるんだろうと思った。
 Appleの問題だから私は放置だな、こりゃ。実害ないし。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 efuさんの作ったWaveCompareというWAVEファイル比較ツールがある。サウンドファイルの信頼性のチェックのために自分で作ろうかと思っていたが、やはりこういうことは考える人が他にもいてフリーで公開してくれていた。
 試しに「自作のAIFFファイル」と「CD-Rに焼いたものをリップしたもの」を比較してみた。AIFFはSoundAppでWAVEに変換。CD-Rからのリップにはもろぼし☆らむさんのCD2WAV32を利用。CD2WAVは正確なリッピングで評判が高い。
 結果は、最後の2ワードを除き一致した。たぶん最後の2ワードはSoundAppのバグだろう。AIFF側のサウンドファイルの最後の一瞬をKeNjiさんのSoundEngineで削除して再比較すると完全一致した。

 これの意味するところは「そんじょそこらのCD-ROMドライブからのリップで正確なデジタルデータを得ることができる」ということだ。いやまぁ使ったのはDVD-ROMドライブだが、12000円程度の安物であることは一緒だ。

2001.04.22

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20010411/zooma06.htm
『超ゴージャスな160万円のCDトランスポート「ESOTERIC P-0s」を聴きに行く!!』
 という記事を読んで気になってデジタルオーディオの世界をちょっと調査。
 上記記事はTEAC製の160万円のCDプレーヤー(正確にはDAコンバータが入ってないのでCDトランスポートというらしい)と12800円のポータブルCDプレーヤーの音を比べるという、音が違ってあたりまえじゃんな話。
 でも、なんで音が違うのかかなり疑問はある。

 S/PDIFデータストリームとしてのデータ列は同一であるというのは大前提で、音の差がでるとすれば、そのデータストリームの載っている信号のクロックだ。クロックの揺れをオーディオ業界ではジッターと呼んでいて、例えばRMSのHammerfall DIGI9652というオーディオカード(http://www.cgc.co.jp/N_P_I/soft/C_SW/CAMEO_DIGI9652.html)ではジッター1ns(ナノ秒)以下であると高らかに誇っている。なんかアナログ時代のワウフラッターみたいな話。

 TEACのページでこの160万円の製品を調べると、ワードクロック入力があるとわかる。DAコンバータ側のクロックで動作できるのだ。対して12800円のポータブルCDプレーヤーにはワードクロック入力なんてもんがあるはずもない。この点で、I/F的に明らかな差がある。12800円のポータブルCDプレーヤーがマスタークロックとして動作して、DAコンバータの性能がきちんと発揮できるとはあまり思えないが、多少ジッターが含まれててもちゃんと矯正してくれてもいいじゃんという気もする。安くない製品なんだから。

 ただ素人考えでも、160万円のうちの多くを占めている「CDからの読みとり段階でのエラーを極力抑える」メカニズムは疑問が尽きない。こんなことしなくてもメモリに一度オーディオデータを載せてしまえばメカとは無縁になれる。実際、FIFOという名前の付いている技術で、それを製品化しているメーカもある。ただし数十万〜数百万という、機構と部品代を考えるとかなりボッてる世界。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20010402/dal04.htm
『CDプレーヤーの読み込みの仕組み』
 という記事にCDプレーヤーの動作ダイアグラムが記載されている。
 PLL(フェイズ・ロック・ループ)という回路があるが、これがオーディオデータのクロックを制御しており、その出力精度は入力の水晶発振器の精度に依存する。
 160万円の製品と12800円では数十倍〜数百倍の精度差があると思うが、まあ、どのみち160万円側のマスタークロックはDAコンバータなんだから、もともと関係ない。
 一般的なCDプレーヤーでもこの水晶発振器を精度の高いものに交換することで、音質が改善されるという意見および製品がある。数十〜数百ps(ピコ秒)の精度の違いが回路を通ってどう増幅されるのかは知らないが。

 そもそもS/PDIFは16bit/44.1KHz/2CHで考えると、1.5Mbpsほどの転送スピードが要求されるので、3MHzの帯域幅を要求する。オプティカル(光)よりコアキシャル(同軸)の方が信号の劣化が少なく、すなわちジッターも少ないそうだ。しかし一般的な同軸ケーブルでどの程度ジッタが発生するかの定量的なデータを掲載しているページはいまだ発見していない(自分じゃ測定器がないから調べられない)。

 それにしても、高級ケーブルを調べると、低ジッターという言葉が一人歩きしている。

 最初の記事に戻ると、そもそも12800円のポータブルCDプレーヤーは正しいS/PDIFデータストリームを出力してるのか? という疑問もある。既にデジタルに加工された音を出力している可能性も否定できない。

 私の環境で、普通の安物CDプレーヤーとMacintosh + 1212I/O(オーディオカード)の音を比べてみた。今まで比べて聴いてみるということはあまりしていない。
 人数の少ない弦楽器の編成のCDとその取り込みデータの比較なのだが、DJやスタジオモニタ向け普及型ヘッドホン(audio-technica ATH-PRO6)で聴いてみて、安物CDプレーヤーの方が音の分離が微妙に良かった。とはいえ差はわずかだ。
 スピーカーでは全くわからない。
 これは差があるとしてもアナログ部分であろう。そもそもオーディオボードのアナログはモニタリング向けにあるだけだ。パソコンのノイズを消去するためにかなり強力なフィルタを積んでいるはずだ。
 1212I/OにはオプションでADAT規格で接続できる8CHのADおよびDAコンバータがあるのだが、録音に比べ再生品質にあまり興味がないのでADコンバータだけがつながっている。8CHもいらないから普通の2CHのDAコンバータを買おうかという気は多少はあるが、そもそもニーズがないので高級オーディオ向けの異常な値段の製品しかないのが残念。AVアンプでも買うか? そういえばいま使っているアンプも端子の多さでAVアンプを買ったんだっけ。シンセ群とPC群がつながってるけど。

 CDと取り込みデータの同一性は、自作データをCD-Rから取り込んだものとバイナリで比較して一致を確認した。
オーディオCDのエラー訂正は比較的強力で8bitのデータを14bitに冗長化して記録してあるそうだ。
 データ列は同一であるというのは大前提。

それにしても、44.1KHzってのは1波長分で20μs(マイクロ秒)。その1000分の1で20ns(ナノ秒)。こんな誤差が認識できるオーディオ装置とは当分縁はなかろう。

2001.04.25

 一回調べておかなくちゃと思い、実験を開始。
 チェックするのはCMI8738のS/PDIF出力の正確さだ。ジッター云々はしょうがないので、S/PDIF出力のデジタルデータストリームとしての同一性をチェックしておく必要がある。
 WAVEファイルをCMI8738のS/PDIFで出力し、1212I/OのS/PDIF入力で受け取る。CUBASE VSTで録音し、それをAIFFファイルにミックスダウン、SoundAppでWAVEファイルに変換して元のファイルとWaveCompareで比較する。
 結果は悲惨なものだった。完全に不一致だった。SoundEngineで調べると全体としてdBが微妙に上がっている。

 どうもこの結果は変なのでWEBで調べると、CMI8738の最新のドライバは、こともあろうかCMI8738の最大の利点である「何も足さない、何も引かない」では動作しないようなのだ。確かにボリュームコントロールのWAVE Outputのフェーダーを操作すると音量が変化するではないか。一般的なサウンドボードとしてはその方が便利かもしれないが、CMI8738に期待されているのはそんなことではない。WAVEファイルの正確なデジタル出力こそがCMI8738の唯一の存在理由だ。

 CMI8738ボードに最初から付属するドライバに戻すと、WAVE Outputのフェーダーを操作しても音量が変化しなくなった。これだよこれ。

 再度チェックしたら10パーセントほど一致しないというこれまた変な結果になった。
 なぜ? なんで10パーセント?

 何度もやってみたが結果は一緒。
 まさかなぁと、CUBASE VSTのミックスダウン結果ではなく、オーディオプールにある各チャンネル独立のモノAIFFファイルを比較してみた。LとRそれぞれSoundAppでWAVEファイルに変換し、元ファイルもSoundEngineで左右独立ファイルに分離してWaveCompareで比較した。

 ようやく完全一致した。

 CUBASE VSTのミックスダウン出力は、たとえイコライザやエフェクトなしでフェーダーも0指定しても、元とは違ったデータに化けてしまうのであった。
 化けた10パーセントはたぶん全部値が1ズレているだけなので、耳で聴いてわかる変化ではないのであるが、ソフト的にでもミキサーを通すってのはデータの保全には向かないということか。

 ともかく結果としては満足。DATを経由したデータを比べてみても完全に一致。

2001.04.28

 CMI8738ボードのチェックの続き。
 今度は入力のチェック。CD-Rに焼いた自作データをCMI8738のS/PDIF入力経由でLockOnを使って録音し、WaveCompareで比較する。
 SoundAppのバグであろう最後の2ワードを除き完全一致。予想外の結果だ。

 ということはCMI8738のS/PDIF入力は外部クロックで同期して動作している可能性が高い。
 案外優秀。少なくともデータの保全性は良好だ。
 それとも長時間録音するとズレが生じる?

2001.04.30

 『PCM信号が通る回路が安い作りをしている。世の中にはデジタルは劣化しない、と頑なに信じている方もいらっしゃいますが、断じてそんなことはありません。デジタル信号なんて所詮高周波の電気信号ですから、アナログ信号よりもたやすく劣化させることができます。基板上の安い回路を通すことによって、多少ノイズレスな感じがしないでもない(明らかにノイズレスではない)、音の厚みがまったくと言って良いほど感じられない録音をすることができます。』(http://www.users-factory.com/1999/08/Montego2/)

 読んで「あれぇ?」と思った。反論を考え実験もしてみてから再度読んで「録音」という言葉を発見。しまった、録音のことか。てっきりオーディオのハナシなので「再生」のこととして考えていた。確かにデジタルの録音はトラブルが多い。
 同じサイトのデジタル録音の解説は非常に丁寧で良い(http://www.users-factory.com/2001/03/digitalaudio/page1.html)。上記発言の裏付けなんだろうね。

 でも回路が安いからデジタル信号が劣化するかのごとくの記述はいただけない。

 『私は27種類のサウンドカードをレビューしているにも関わらず、£200 以下でこの機能を備えたものにはまだ巡り会っていません。』(http://www.users-factory.com/2001/03/digitalaudio/page2.html)

 4000円のCMI8738搭載カードでS/PDIF入出力ともにデータが保全されることは実験した。この記事を書いた人がどんなカードをテストしたかは知らないが、1998年ではまだCMI8738が出回る前である。さて、CMI8738搭載カードは合格するのであろうか。

 少なくとも「完全なコピー」は原文が書かれた1998年では高価なオーディオカード(とはいえ10万円程度で済む)を必要としたが、翻訳された2001年3月時点では4000円のカードで可能なことである。
 「Montego II Home Studio」の紹介記事はURLからして1999年8月と考えられ、CMI8738搭載カードが出回る直前といえるので問題ないが、「perfect copies, every time?」の翻訳は2001年3月であり、牽強付会とでもいうのであろうか、2年前は正しかったが既に正しいとはいいがたい結論を紹介していることになる。

 アルファプロセッシングやらなにやらは、こういったレベルとは違うオーディオの世界なんで、そこまではナニもいいません。それはまさしく高級オーディオのハナシなんで。

2001.04.30

Subject: GBA
Date: Tue, 01 May 2001 00:05:28 +0900

 WEBでTombRaiderのGAMEBOY Color版が海外オンリーで存在すると知り、
先日の金曜日、秋葉原メッセサンオーの洋ゲー店にてゲット。2D表示なが
らも結構レイラさん的動作をする。でも難しそう。攻略ページもほとんど
ないだろうなぁ。
 GB系はどこの国のソフトも共通に動くってのが液晶の強み。
 日本未発売の日本製ソフトも結構ある。任天堂のスーパーマリオブラザーズ
とかコナミのエアフォースデルタとかカプコンの1942とか。英語版のポケモン
もあった。
 たいていは4800円なので個人輸入するよりは安い。

 で、その帰りにLAOXゲーム館にて、ARMチップ採用の互換機を発見。
スーパーマリオアドバンスと一緒に即導入。F-ZEROにすれば良かったかと
ちょっと後悔。

 いままでのカセットを挿しこむとハミチン状態になり、ウエストポーチに
入れるのにちと問題あり。あんまりカセットの抜き差しはしたくないし。

 GBCではヘッドホンでサウンドを聴くと、ピーと高周波ノイズがかなり気に
なり、耳が痛かったが、ARM採用互換機では改善されている。

 STARTとSELECTの位置が完全に左寄りなので、ゼルダで頻繁に使う「右親指
でSTART」がちとフラストレーション。じきに慣れるとは思うが。

 液晶は相変わらず角度を選ぶ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

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OSTRA / Takeshi Yoneki