シヴァ神と並ぶ、ヒンドゥー教の最高神。妻は守護神カードにある女神ラクシュミーです。ヴィシュヌとは行き渡るという動詞の語源からつくられた語で、リグ・ヴェーダでは太陽の光の神格化した存在でした。叙事詩やプラーナ(古い物語や古伝説の意)の時代になってから、各地域、種族の神々と同一の神格として説かれるようになり、複合神として祀られています。ラーマーヤナ・カードのラーマとインドの王子様のクリシュナはヴィシュヌ神と同一とされます。
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