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2002年2月
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2002.2.28(木)
書店へ寄って小関智弘、磯崎新、ジェームズ・ジョルの歴史もの.
solarisがATIRageとうまくいかないで消耗.
疲れた頭を休めるときは、奥平康弘に限る.10年ほど繰り返し読んでいる宝物.
2002.2.26(火)
展覧会が終わったとたんに年度の切換の雑務やら作業が押し寄せてくる.
書店へ寄って、tomcatの4.0を入手.windowsのほうも確認しておくべきか.
2002.2.25(月)
書店へ寄って、ジェフ・ラスキンのインタービューと、エスプレッソのうんちくもの.
インターフェースに対する、あたりまえの前提が20年前に語られている.
そういえば、appleのGUIのガイドラインも、その文章自体が涙がでるほど美しかった.

深夜、solarisのブートセレクタがあやしい.中毒のように手が伸びてしまい、またまた夜更かし.
海の向こうの北君からの宿題がそっちのけだった.
2002.2.24(日)
展覧会の最終日.美術館でギャラリーを集めて解説を聞くのは、美術館独特のやわらかい
緊張感があって気持ちのいいものだ.作品「レゾナンス」に寄せた角先生の解説がひかる.
搬出のトラックを返却した帰り道、これで1年がほんとうに終わった、と、いろいろ感想を語り合う.
2002.2.23(土)
山澤君が、「爆発」オブジェクトを模索中とか.展覧会に来てくれた松原君といろいろと
議論がはずんでおもしろそうな気配だった.
全部をスレッドで表現するのは、実際のマシンパワーではむずかしいかも.
歴代、動きのあるクラスは吉田君のpascalで書いたロボットに始まって、いろいろあったけども、
動きが「爆発」だからね、「実時間」はいろんな話題に踏みこむことになる.

書店へ寄って、ハッキングもの.javaのセキュリティについても書かれている.
AtiRageの古いのであればsolarisも大丈夫らしいので、無線パーツへ行くが、
若杉君が店じまいで動き回っていて、レジは3分前に閉めたとか.
新しいpcは結局、ビデオボードを元に戻して、RedHat+Solaris+win2000になる.
2002.2.22(金)
ルータのフィルタが、いまひとつ.
理屈どおり書いているつもりなのだが、追加したポートが開かない.
展覧会のwebに支障はないとしても、もう少し便利にしておきたい.

佐伯先生が来訪される.
solarisの再インストール.チップが新しすぎてビデオの設定でまごつき、
結局古い方のボードと入れ換え.
俳優の天本英世が書いた自伝的なものが痛快.
2002.2.21(木)
卒業制作展の搬入日.昨晩は遅くまでパネルにてこずったり、
きょうも楽しいデバグという学生、さぼり癖のままのもの、すねるもの、
手をすりすりして、教えてくれ〜、と寄ってくるものいろいろ.

amazon(jp)に書いた、CORBAのある実装系の訳本についてレビューが掲載されていた.
書店へ寄ってLinuxの雑誌と、ポスト浅田彰、といわれる東浩紀、いつもの中村正三郎.
2002.2.20(水)
今年の卒制は、例年になく、パクリやコピー、うりふたつみっつよっつが多すぎる.
ポスターがいつものごとく搬入前日の印刷になってしまうのは、
こちらサイドの甘さも相当にあるわけではあるが...反省.

パクリといえば、ms-dosが出た当初は、unixライクで、やっと使えるOS、という
感じで売っていて、win3.1で破綻して、NTでまたunix風に戻して、
XPでまた離れる揺れ方で、ユーザを揺らしている.船酔いしそう.
2002.2.19(火)
午前中、労働省関係の会議.
ようやく「windows」ではなく、ネットワークに分野を設けたのは健康なことだ.

夕方になってから、このルータが回線を2本をたばねて使えることがわかる.
原理と実務は違う、という反省の上塗りになるけども、
マニュアルをもっと早めに読んでおくべきだった.
課金設定とかもずいぶんと気が利いている.
いろいろ触って遊んでいるうちに、工場出荷状態に戻してしまって真っ青になる.
2002.2.18(月)
展覧会用のルータを設定.このまま、会場との直通電話にも使える、
と思ったら、これは携帯をもたない人間の発想.

夜間の最終日、簡単な修了式で1年間を終わる.
仕事を終わって授業にかけつける人々にたいする校長の式辞の一言づつ
は軽くない.ほんとうに頭が下がる.11:00ごろ「出勤」する学生たちとは大違い.
2002.2.17(日)
無線パーツへHDDを買いに行ったら、卒業生の若杉君に会う.
他の部品はDX4から流用して新しいPCを組みたて、solarisを入れる.
2002.2.16(土)
知人と松任の中川一政美術館.3年ぶりだった.
併設の喫茶店で中川一政の文庫本をみつける.
手元にあったかどうか記憶が薄れていることに気づいてちょっと焦る.
夕方、ある割烹で贅沢をさせていただいて、電車で帰宅.
富山駅のコーラの自販機にバグを見つける.オイオイ、学生の試験より出来が悪い.
こういうときこそデジカメでメモをとっておけば授業で見せてやれるのに、と思う.
2002.2.15(金)
砺波の体育館で1時間.脚の動きがやっと練習らしくなってくる.
古いDX4をばらしてRAIDのボードを入れてみるが、うんともすんともいわない.
2002.2.14(木)
山澤君の雑誌投稿第2作を見せてもらう.
JISハンドブックから言語規格が削除されていることが判明.
正規の規格本を購入しろ、ということらしい.
ムネオ会館など作る金があるなら、なんとかしてほしい.

solaris用に新しいベアボーンとセレロンを買う.
市の体育館で1時間.
いつも体育館やレースで見かける若い人が、更衣室での別れ際に
ていねいに挨拶をされて、思わずうれしい気分になる.
坪内祐三の書評本.
2002.2.13(水)
T村さんのperlのバグ取りで、cgi からjavaアプレットを呼ぼうと思ったら、
HTMLのappletタグにcodebase が必要だということがわかる.

少し複雑なアルゴリズムをスレッドで書きなおすのに一般論はないのかも知れない.
シフトダウンの書きなおしでちょっと苦労.このテーマは誰かの分担だったような気がするが...
変数アクセスだろうがなんだろうがトランザクションの単位をきちんと記述できない言語は、
計算機言語とは呼べない時代.
2002.2.11(月)
走り終わって体育館のロビーを歩いていたら、卒業生の小川君に遭遇.
バスケットの試合で砺波まで遠征とか.

チョムスキーが各紙に答えたインタヴューは1ページごとにひたすら重い.
岩城宏之の学生時代の、山本直純とのコンビは、沢野ひとし+椎名誠より強力かも.
筒井康隆の唯野教授もの.文学?ついでに、高橋源一郎.
2002.2.10(日)
ひさびさの2連休で、走る練習と読書だけにする.
砺波の体育館に風呂+サウナができていた.

ランダウが、旧ソ連の中学生向けに書いた相対性理論の解説.
数式を使わずにエネルギと質量の等価式まで(この式さえ出てこない)読ませてくれる.
いくつか持っているランダウの本でまともに読んだのはこれが最初か.
物理の本で、くだらない雑事から気持ちが解放される、貴重な時間.やっぱり物理はエライ.
2002.2.9(土)
公開講座の最終回.ORBのクライアントを書いてもらう.N嶋君がいきなり残高を大幅な負にするとか、
田村君がひさしぶりに参加.講義としては、かなり半端だった.ORBのほんとうの仕組みを
みるには、メタなデータにアクセスしてもらうのがいい.終わったあと、田村君に ordb の解説.

ordbとつないだ分散工場を作ろう、というのが次の構想.架空の工場が、
処理系の入れ換えに呼応してバージョンアップしていく、なんてのもおもしろいかも知れない.
1年間参加していただいた受講者の方々に感謝.
それにしてもjavaよりCのほうが書きやすい、と思ってしまうのはCオジンになった証拠かも.
Cオジンはともかく、Basicオジンにだけはなりたくない.

読書解禁モード.amazonで4冊、書店でSoralis、チョムスキーのアフガン関係など10冊ほど.
2002.2.8(金)
寝不足のまま、javaの補講.流したような講義になってしまった.
山澤君が、Listenerのことで食い下がるが、原理としてはimplementsは
拡張される側のスーパークラスにしか定義できないということ.
2002.2.7(木)
入善で、諏訪内晶子とベレゾフスキのリサイタル.
ふくよかなバッハ、スコアを完全に読み込んだバルトークの
完璧なテクニックと舞台度胸.ただただ感激する.
いつまでも拍手が鳴りやまず、アンコールで4曲も弾いてくれる.
ドビュッシ−も、こんなにキレイな曲だったのか、という演奏だった.

夜中に帰宅してORBのデバグ.結局の重要どころはトランザクション管理
に集約されてゆき、この本でもジム・グレイの名前が出てくることになっている.
やはりCに戻して書いてみなければ本当のところはわかったことにはならない.
2002.2.6(水)
学生のperl のバグ取りで、ちょっとしたことなのに、ひさしぶりに
perl を見たので頭がクラクラする.
ORBの教材のデバグ.うう、時間が足りない.
2002.2.5(火)
卒業制作のバグ取り要員.別のグループにjavaアプレットの解説.
pascalにもQueueクラスが追加されている.

矢線関数を独立のクラスとする.論理座標で計算するのがこの世界の
常識なので、各自のものに取りこむ人は、論理座標で書きなおしてください.
これはバグではありません.
2002.2.4(月)
朝、データ構造の筆記試験.答案は見るも無惨.
グラフ探索だけがバッチリというアンバランスな成果は喜んでいいのかどうか.
卒業制作のバグ取り.
pascalのスレッドの扱いは、どこかで一度まとめて話をしたほうがよさそうかも.
2002.2.3(日)
終日、orbのバグ取り.昼食前に休憩を兼ねて、庄川沿いの農道を1時間ほど走る.
読書禁止モードが続いているので、書評のコピーがたまる.
これを持って本屋へ行くと危ないことになる.

せっかくのORB本で、しかもフリーウエアとしても世界的にも重要な位置の
ソフトウエアなのに、このマニュアルの訳者は、何の実装もチェックもせずに
ただ英文を解釈したまま、ということだろう.
2002.2.2(土)
orbをデバグしていたら、松原君が来訪.ちょうどいいタイミングだったので
ordbのソースをみせたり、歯車オブジェクトの雑談ついでに宿題を出しておく.
あいかわらず鋭く、かつ、よく勉強している.
2002.2.1(金)
ようやく、orbの名前解決が動く.これで、分散dbも可となる.
ローカルのMS-Accessであっても分散dbの一員にできる.
あとは、AccessとjavaかC++の繋ぎだけれど、Accessにjavaというのも
バランスが気持ち悪いし....ordbで分散できれば、このまえの
工程dbを半自律的に動かせることになって実におもしろい.