三宅八幡宮
本殿 祭神 応神天皇





所在 左京区上高野三宅町
最寄 八幡前(市バス)/八幡前(叡山電鉄)
拝観
≪御由緒≫
推古天皇の時代(6〜7世紀)、聖徳太子の命により小野妹子が遣隋使として隋におもむこうとした折に、道中、築紫の辺りで病気になったところ、近くにあった宇佐八幡宮に祈願するとまたたくまに全快し、随に渡った後も、数々の危難を免れ、無事帰国することができました。
聖徳太子の没後、上高野の地に移り住んだ小野妹子はその時の恩に報いるため、宇佐八幡宮を勧請し、八幡神をお祭りしたと伝えられています。
後に、南朝の忠臣であった、「備後三郎三宅高徳」がこの地に移り住んで大神を崇敬したことから、いつしか「三宅八幡宮」と称するようになったといわれています。
応仁の乱で荒廃してしまいますが、数十年後に復旧され、さらに明治になって拝殿、本殿が再建されました。
 
ここでちょっと面白いのが狛犬ならぬ狛鳩がいるんですよ。八幡宮の鳩は神様の使いという言い伝えの関連からでしょうか。境内には実際に鳩が沢山いたり、灯篭のところに鳩の飾りが置いてあったり、さらに鳩餅なんてもんが売ってました。食べなかったんだけど。
あと子供の「かん虫封じ」でこちらは有名なんだそうで、明治に奉納された絵馬に「かん虫封じのお礼参り」の様子が描かれているものがあるそうです。
ご朱印は拝殿横にある社務所で頂きました。
(2009/5/9 参拝)
 

三宅八幡宮

狛鳩 拝殿