心光院
山号 紫雲山
寺号 心光院
開山
開基 唯称房知空大徳
本尊 阿弥陀如来
宗派 浄土宗鎮西派
所在 左京区岩倉下在地町42
最寄 岩倉実相院(京都バス)
拝観 特別拝観800円
≪御由緒≫
正保二年(1645)に唯称房知空大徳が開基。
 
一般公開はやっていない尼寺ですが、今回特別拝観で初公開ということで寄ってみました。
正直お寺の建物としては見どころはないんだけど、安置されている阿弥陀三尊像はなかなかのもので、ホント見入ってしまいました。中央の阿弥陀如来は平安時代後期の作と伝わり、寄木造で1.5mほどの大きさがあり、間近で見れるので圧倒感があります。お顔立ちは柔和ですけど。左右の観音菩薩像と勢至菩薩像は江戸時代の作で、跪座(きざ)されている格好をしていて、あの三千院の釈迦三尊像と同じ座り方をされています。跪座された格好とは正座から立ち上がろうとしている姿勢で、やっぱり珍しいですよね。三体とも作られた当初から手が入ってないというからまた凄い。
その他には涅槃図、白骨図、迎接曼荼羅が展示されていて、係りの学生さんが一生懸命説明されていました。それらの絵はあまり興味を覚えなかったんだけどね(笑)女性の死体が3体描かれている白骨図が少し気味悪かったかな^^;
ご朱印は拝観受付でお願いしましたが、すでに紙に書かれているものがあるだけでした。
(2009/5/9 参拝)
 

南無阿弥陀仏