狸谷山不動院
本殿 山号 狸谷山
寺号 狸谷山不動院
開山
開基
本尊 不動明王
宗派 真言宗
所在 左京区一乗寺松原町6
最寄 一乗寺下り松町(市バス)/一乗寺(叡山電鉄)
拝観
≪御由緒≫
平安京の城郭東北隅に鬼門守護として、桓武天皇勅願により御本尊の不動明王が祭祀され、以来、タヌキ(咤怒鬼)不動明王として、悪鬼退散の霊験著しく、鎌倉時代建長年間(1249)に洞窟に安置され、公家殿上人をはじめ、都人の尊崇の的でありました。
慶長九年(1604)には、剣豪宮本武蔵が滝に打たれて修業を続け、己に克つ不動心を感得し、享保三年(1718)には、木食上人正禅が、現内陣で17年間参籠し、菩提心の開発に努め、狸谷修験者の先駆となります。
その後荒廃してしまいますが、昭和十九年(1944)に亮栄和尚が入山し、「修験道大本山一乗寺狸谷山不動院」として寺法を制定、狸谷山開山第一世貫主として、自ら宗派を超えた寺院を再興しました。
 
汗ばむ日にはちょっとキツイ場所にあるお寺さん。八大神社の入口から急な坂道をどんどん登って行き、更に健康階段と呼ばれる250段の階段があり、健康の為に日々こちらに通う人もいるようで、何人かそれらしき人とすれ違うことがありました。山登り的な時ってすれ違う時に挨拶するのがなんとなく気持ちいいですよね。やっぱり挨拶って大事やわ。
奥の院もあるんですが、さすがにそこまで登る気がなかったのでこの日は本殿まで。
本殿はなんとなく清水の舞台を連想させる感じです。ここって何かこう迷ってるときに来たくなる雰囲気を漂わしてる気がする。
武蔵が修行したという滝は確かにあるんだけど、修行!という感じの勢いはなくって、静かな滝でした。
ご朱印は本殿右手の授与所で頂きました。その際厄除けの護符も頂きました。
(2009/4/30 参拝)
 

七難即滅

弁財天 三社明神堂 宮本武蔵修行の滝