ヤブソテツ（オシダ科ヤブソテツ属) 藪蘇鉄
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| (特徴） 常緑性。根茎は直立。葉柄基部に長楕円状披針形、暗褐色〜黒色の鱗片がつく。葉身は広披針形の単羽状複葉、光沢のない黄緑色〜緑色の厚い紙質で、頂羽片がある。側羽片は長楕円形の鎌状で10〜20対つき、辺縁の細鋸歯が多く、基部は円形〜切形で耳片がつく。先端は芒状となり、辺縁に鋸歯がある。中軸表面に鱗片が多く、茶色に見える時がある。胞子嚢群は円形で羽片全面に散在し、包膜は灰白色で全縁。これまでのヤマヤブソテツ、ホソバヤマヤブソテツ、ヤブソテツをまとめた種として扱うため、多種多様な形態を持つ。
平地から山地まで広い範囲の林床、林縁で普通に見られる。 （撮影・２０１０年６月１２日、足谷林道） |
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