トキワトラノオ(チャセンシダ科チャセンシダ属)常磐虎の尾
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄は淡緑色、下部では黒褐色となり、基部に披針形、褐色、背に毛がある鱗片がつく。葉身は広披針形の2回羽状複葉、やや光沢のある深緑色の厚い草質で、中軸、羽軸の表面(向軸側)の溝の中心部が隆起する。胞子嚢群は長楕円形で、やや裂片先近くにつく。コバノヒノキシダに似るが、鱗片に毛があること、葉に光沢があることで見分ける。山麓の民家の石垣や道路沿いの擁壁などで稀に見られる。 (撮影・2016年7月7日、岩湧山) |