テリハヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属) 照葉藪蘇鉄
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(特徴) 常緑性。根茎は直立。葉柄基部に長楕円状披針形、暗褐色〜黒色の鱗片がつく。葉身は広披針形の単羽状複葉、やや光沢のある緑色の紙質で、頂羽片がある。側羽片は長楕円形の鎌状で10〜20対つき、辺縁の細鋸歯が少なく、基部は円形〜切形で耳片は殆どない。羽片先はのびるが尖がることはなく、先端部分の辺縁に鋸歯がある。中軸表面に鱗片が殆どつかず、緑色に見える。胞子嚢群は円形で羽片全面に散在し、包膜は灰白色で全縁。平地から山地まで広い範囲の林床、林縁で普通に見られる。 (撮影・2008年9月24日、青崩大谷林道) |