テンリュウカナワラビ(オシダ科カナワラビ属) 天竜鉄蕨
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(特徴)常緑性。オオカナワラビ×コバノカナワラビの雑種と推定され、外見上はオオカナワラビに似る。根茎は短く這う。葉柄はわら色、基部に披針形、褐色の鱗片がつく。葉身は卵状楕円形の2回羽状複葉、光沢のある鮮緑色〜濃緑色の柔らかい紙質で、先端の羽片は急に短くなり頂羽片となる。最下位の後側の小羽片は著しく伸び、次の後側及び前側の小羽片も長くなる。胞子嚢群は小羽片の辺縁寄りにつく。低山地の陰湿な林床や沢沿いで稀に見られる。 (撮影・2006年5月29日、和泉宮の谷) |