タカオイノデ(オシダ科イノデ属) 高尾猪の手
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上して塊状。アイアスカイノデ×ツヤナシイノデの雑種と推定される。葉柄基部に披針形、栗色〜暗褐色、全縁の鱗片が密生する。中軸の鱗片は、全縁に近い淡茶色の小さい卵形〜広卵形で密生する。葉身はやや光沢のある鮮緑色の厚めの草質で2回羽状複葉する。胞子嚢群はアイアスカイノデに似て小羽片のやや辺縁寄りに、葉の先端からつく。両親種が生える山地の林床で稀に見られる。 (撮影・2005年6月7日、千石谷) |