シノブ(シノブ科シノブ属) 忍
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(特徴) 夏緑性。根茎が岩上や樹幹を長く這い、線状披針形、褐色〜灰褐色の鱗片を密につける。葉身は三角状卵形の3〜4回羽状深裂、光沢のない緑色の柔らかい紙質。胞子嚢群は裂片に1つつき、包膜はコップ状。昔から人気のあるシダで園芸種も多く、シノブ玉などが観賞され、民家の石垣などにも栽培されているのをよく見かけられる。タチシノブに似るが、タチシノブの根茎は地中を這って見えないのに対し、シノブの根茎は岩上や樹幹の上を這って見えることで見分けられる。山地の沢沿いの岩上、樹幹で稀に見られる。 (撮影・2005年10月19日、岩湧山) |