オオバノハチジョウシダ(イノモトソウ科イノモトソウ属)
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(特徴)常緑性。根茎は太く、短く這うか斜上。葉柄は太く薄緑色から暗紫色で、基部鱗片は暗褐色。葉身は大型、楕円状卵形の2回羽状全裂、光沢の少ない黄緑色〜緑色の厚い紙質。側羽片の前・後側共に切れ込み、先端は尾状になる。葉はやや2形。胞子葉は栄養葉より大きく、羽片幅は細く、そのため羽片間の間隔があく。胞子嚢群は葉縁に沿ってつく。オオバノハチジョウシダの小さい葉では、オオバノアマクサシダに似た前側(上側)が殆ど切れ込まないものが時々見られる。山地の沢沿いや湿気た林床で稀に見られる。 (撮影・1996年7月9日、滝畑) |