オンガタイノデ(オシダ科イノデ属) 恩方猪の手
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上して塊状。サイゴクイノデ×ツヤナシイノデの雑種と推定されている。外見はツヤナシイノデに似るが、葉柄基部に長卵形、やや光沢のある濃栗色の鱗片が密生する。中軸では淡褐色で小型の卵形の鱗片が密生する。葉身は光沢の少ない鮮緑色、柔らかい草質で2回羽状複葉、先は鋭頭。胞子嚢群はサイゴクイノデに似て小羽片の辺縁よりにつき、下部では小羽片の耳片に優先的につく。両親種が生える山地の林床で稀に見られる。 (撮影・2005年9月2日、赤滝谷) |