ナガバミヤコヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属)
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(特徴) 常緑性。根茎は直立。ナガバヤブソテツ×ミヤコヤブソテツの雑種と推定される。葉柄基部に長楕円状披針形、褐色〜黒褐色の鱗片がつく。葉身は広披針形の単羽状複葉、やや厚みのある革質で頂羽片がある。側羽片は長楕円形のやや鎌状で15対前後つき、基部は円形で耳片はなく、辺縁は全縁で多少波打って短柄がつき、先端は尾状にのびて辺縁には鋸歯があるものと全縁のものとがある。胞子嚢群は円形で羽片全面に散在し、包膜は灰白色で中心部は黒色。山地の林床で極稀に見られる。 (撮影・2014年6月19日、神ガ丘) |