ミドリカナワラビ(オシダ科カナワラビ属) 緑鉄蕨
|
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
|
(特徴) 常緑性。根茎は太くて短く這う。葉柄は褐色、根元では淡紅褐色を帯びて鱗片を密につけ、基部に卵状長楕円形の赤褐色の鱗片がつく。葉身は長卵形の3回羽状深裂〜複葉、やや光沢のある鮮緑色〜濃緑色の柔らかい厚い紙質で、先端の羽片はしだいに短くなる。最下位の後側の第1小羽片が一番長く、次の後側及び前側の小羽片も長く、しだいに短くなる。葉裏の脈上に毛が圧着する。胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間につき、包膜の辺縁に微小な突起がある。山地の陰湿な林床や沢沿いで極稀に見られる。 (撮影・2005年11月2日、根古峰) |