コバノカナワラビ(オシダ科カナワラビ属) 小葉の鉄蕨
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(特徴) 常緑性。根茎は短く這う。葉柄はわら色、基部に線状披針形、褐色の鱗片がつく。葉身は卵状広楕円形の4回羽状深裂、やや光沢のある濃緑色の硬い革質で、先端の羽片はしだいに短くなるので頂羽片はなく、羽片の柄は長い。最下位の後側の第1小羽片が一番長く、次の後側及び前側の小羽片も長く、しだいに短くなる。胞子をつける葉身は立ち上がり、羽片は細く、胞子嚢群は小羽片の中肋寄りにつく。山地の沢沿いでやや稀に見られる。 (撮影・1997年8月21日、喬原) |