キヨズミイノデ（オシダ科イノデ属) 清澄猪の手
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| (特徴） 常緑性。根茎は短く、斜上して塊状。イノデモドキ×サイゴクイノデの雑種と推定されている。イノデモドキに似るが、葉柄基部に卵状披針形〜披針形、黒褐色、辺縁に著しい突起のある鱗片が密生する。中軸の鱗片は褐色で辺縁に著しい突起がある。葉身は光沢のある深緑色の硬い草質で２回羽状複葉、先は尾状に伸びる。胞子嚢群はサイゴクイノデに似て小羽片の辺縁寄りに、下部では小羽片の耳片に優先的につく。両親種が生える山地の林床で稀に見られる。 （撮影・１９９９年６月５日、千石谷） |
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