イヌチャセンシダ(チャセンシダ科チャセンシダ属)
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上。葉柄〜中軸までは光沢のある赤褐色〜紫褐色で、表面(向軸側)の両側と裏面(背軸面)に褐色の薄い翼がつき(計3枚)、軸はもろくて折れやすい。葉柄基部の鱗片は披針形で辺縁が淡褐で中心部が暗褐色。葉身は線形の単羽状複葉、やや光沢のある緑色の紙質で、狭楕円形の羽片が25対ほどつく。胞子嚢群は長楕円形〜線形、中肋と辺縁に中間に斜めにつく。山地の陰湿な水が滴るような石上に垂れたように稀に見られる。 (撮影・2006年6月7日、側川ワラビカス谷) |